187 不死鳥と硝子座プロデュース『バーレスクの予知夢』
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映像芸術家 ライカ
数年で終末を迎えることになり、それをライカが知ったとしてもライカにできることは無いので、いつも通り過ごすでしょう。
もしかしたら、家族の為に、より良い条件で亡命できないか思案するかもしれませんが、その場合も良い作品を作ることがステップになるのでどの道違いはありません。
ハッピーエンドが好きな彼女はきっと見た人が“幸せ”になれる作品をこれからも作ることでしょう。
それが誰かの慰めとなりますように。
修理屋 ケンチク
［劇場の扉を抜け、夜空を見上げながら帰路に着く。
「解」は得た。同時に、結末は定まった。
であるならば、残る人生は今まで通り己をあらしめるのみだろう。
見慣れた街並みを横目に見ながら進む。
芸術家のブルーシートアート。料理人の新作の弁当。
映像芸術家や、作家の新作を楽しみに。
保安官や青髪の青年の喪われた欠片に哀悼を。
医者と世話人の数奇で暗澹たる運命に救いがあらん事を。
皮肉屋の記者達結社が積み上げたすべてが、きちんと報われますように。
そして、天上の片割れへ祈りを。
大丈夫。
俺は答えも、この感情も、最後の一瞬まで、ちゃんと憶えているから。］
帰燕 エス
＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ
< エスですよろしくおねがいします >
< ただいま充電中です >
＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ
ぜんぶ、覚えている。
人の、代わりに。
あなたの、Iの代わりに。**
編集者 アインス
全く。これでやっと茶番は終了。
事前の根回しさえあれば起きなかった事態だというのに、新薬まで持ち出して。
世紀末の風潮が収まるのなら私の仕事も楽になるかもしれませんが……いまいち薬の効果も信用ならないのですよね。別の面倒事が起きそうな気がしてなりません。
[そう呟きながら、さらさらと手帳に何事かを書きつけている。]
何もかも締切が悪い。とも、言い切れませんね。
まだ先のことだと、今生きている自分が直面するわけではないと。
我々でさえ、どこかそんな甘い考えでいたのかもしれません。
編集者 アインス
ああ、これじゃ使えませんね？
[手帳に書き込まれた監視記録、つまりこの場の面々についての考察が。
いつの間にか崩れた線になっていた。]
まあ後で適当に直しておきますか。
編集者 アインス
私は知っています。
筆は剣よりも弱いのです。真実に力はありません。
それでも──信じています。
我々のやっていることが、次に繋がるのだと。
[屍の上に立つ者として。
終わりの時まで、世界のために。]
爆破邂滞 ベアー
>>*6 ライカ
（全身バッキバキだなあ、なんでだろ）
［……長い長い公演だった。
不思議と、これまでにない充実感に包まれている。
ビル一棟を丸ごと解体した時以上だ。］
（そういや、受けてた依頼ってどうしたっけか）
［ポケットを探ると、そこには一枚の写真があった。
シャボン玉をバックに写る自分と、屈託ない笑顔の女性。］
（そうか、友人と舞台を見に来たんだっけ。
お気にの怪獣映画より、全然良かったなー）
［細かいことは考えない。そう言うことは元来、向いていない。
ただ……ぶち当たるだけ。これからもそうだろう］
［写真に写る女性の目が、微かに笑った――気がした］
二ノ宮 群鷺
ああ、劇は楽しかったよ。
慣れないことだったが、新鮮でな。
ただ…やはりなにか…
[なにかスッキリしない。いや、本当はとてもスッキリしているのかもしれない。
ただ、なにか…事件を追っていた…警察のソウルが心の奥底で叫び続けていた。]
通商交渉 マルハレータ
［結局行方不明事件とは何だったのか、此処にくれば分かるのではないか、と期待したりしてみたがそんな事はなく。ただただ息抜きに遊んだだけ、と言う結果だけが残った。
しかし不思議と、妙な気分の良さが残る。思いの外自分がこの演目を楽しんでいた、とでも言うかのように］
「全くどうして、不思議なものです。」
［行方不明と思われていた同業は、ただただ多忙なために連絡が付かなかっただけ、その報告が入ったのは終演直後。結局噂は噂に過ぎない、と言うことを久方ぶりに思い知らされた。］
「杞憂に終わる。徒労と言えばそれまでですが、奇妙な縁も繋がりました。とりあえずは、ね。」
［また同じ日常が始まる。けれど前とは少し違う。そんな世界へ向かって、劇場の扉を開く。いずれ来る終わりの事など考えもせずにー]
爆破邂滞 ベアー
これは、未来にあったかもしれない物語――
..܀₊｡܀✺.₊｡.:｡....
「■■月■■日 某宗教施設にて爆弾テロ発生。
幸いにして死傷者はゼロ。大伽藍のみが跡形もなく消失した。
事件に対し、被害に遭った教団は『世界滅亡の神託である』との声明を発表。非協力的な姿勢を続けており、捜査は進んでいない模様――」
［何故？と問われれば。依頼だからさ、と答えるだろう。］
［君は誰？と訊かれれば。
あんたの目、空と一緒の色だね、とずれた答えを返すだろう。］
［世界はどうしようもなく灰色で。
だからこそ役目を理解していたし、求められてもいた。
けれどもう伽藍に天井は無く、壁すら無い。］
［小柄なフードの人影に目を向ければ、そいつは薄く笑うだろう］
「
二ノ宮 群鷺
>>443
[今まで俺が見上げていた支配人がふわりと降りてきて、俺を見上げる。
脱帽した支配人からは、謝罪の言葉>>-3931。
その後ニコッと微笑んだ時、頭の中で支配人の声が響いた。
… Curiosity killed the cat." >>0:-896
いつ言われたのか、本当に言われたのかのかも分からない。
でも心の奥底から響いたような気がして。]
知らないなら……いい。しつこく聞いてすまなかった。
[追わなきゃならない。でも引き下がらなきゃならないような気もして。
一旦頭を下げて、微笑み返しただろう。**]
特務監査 ガヴァネス
予言のように世界が破壊され……
遥かなる宇宙が飛び立った人類たちの居られる場所になるまで
あと…… …… ……
爆破邂滞 ベアー
/*
プロデューサーのいとーさん、りちゃそさん。
この度は素敵な会にお招きいただき、ありがとうございました。
忙しさや諸々の不安も多々ありましたが、憧れの舞台で、等身大で戦い抜けたことが何より嬉しいです。
ベアーというキャラクターを全力で表現できたので、自分としては満足です。
ゆっくりでも強くなるからね。また遊んでください。
同村感謝！！！
彼誰（yurakko） 蒼鳥@akatsuki_ako
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