187 不死鳥と硝子座プロデュース『バーレスクの予知夢』
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おっちょこちょいメイド レラージェ
はぁい。
[ばつの悪そうな顔をして、きゅっと"悪い"両手を後ろに隠す。]
た、たぶんそれって、Bの控室に塗料があったと思う
さっき、ひっくり返して、じゃなくて、探して見つけたから……
[ちょっとだけ眼をそらして。]
グラスね、
大事なのってわかってるから……もう大丈夫だから。
おっちょこちょいメイド レラージェが村を出て行きました。
小道具 ヴィクトル
[小道具を受け取り、ヒビや欠けの部分にじっと目を凝らす。]
そうだな、助かる。
なにか聞き捨てならないことが聞こえた気がするがまあいい。
[視線の合わなさに目を細めた。]
小道具 ヴィクトル
宜しく。
くれぐれを気をつけ………
[大丈夫には小さく頷き、言い終わらないうちに駆けていくのを見届けたあと、部屋を移動しようと踵を返す。
片付けはあとで手の空いてそうなのに頼むとして。]
小道具 ヴィクトルが村を出て行きました。
村の設定が変更されました。
キャラセット: Troopers
演出家 ハテ が見物にきました。
【見】 演出家 ハテ
―――
車いすの少年が彼女を見上げた。
不安そうな瞳が、彼女の表情をそのまま返していた。
「大丈夫、大丈夫だからね」
「今日殺したあの羊飼いが
狼で間違いないんだから…」
そう言葉を零す。誰かに言い聞かせるように。
修道女が少年を見下ろせば。
ケープが少年に振り下りて
世界が２人だけのものになる。
瞳に映るその顔が、涙で揺れていた。
【見】 演出家 ハテ
か細いブロンドの短髪が風に吹かれる、暗い夜。
この世界に彼が溶けてしまいそうなほど震えている。
彼女は、思わず少年を抱きしめた。
かわいそうなほどに震えている。
ひどく鼓動が速い。
届く息遣いが激しくなる。
もう大丈夫、大丈夫なのだと言い、目を瞑る。
網膜の裏の熱い闇。
彼女は―――
【見】 演出家 ハテ
空の舞台を味わいたくて。
「直前に道具を入れろ」と無茶を言ったが……。
………………果たされなかったか。
しかし、それも、また。
支配人 アレッキーノ が見物にきました。
【見】 支配人 アレッキーノ
此処は天国の入り口か、はたまた地獄の入り口か。
まだ幕の上がらない其処は底無しの闇にも思えた。
非日常への路はたしかに拓かれているのに、だ。
【見】 支配人 アレッキーノ
[くっきりと上がった口角。
その場に腰掛けたまま、心底愉快そうに、笑う。]
なーんか面白そうなコトが起きてるネ？
これから、もっと面白いコトするんだけどサ。
進捗はどうかな、ハテちゃん。
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