はいはーい!じゃあ遠慮なく!
霊能者のすゝめ
食べる人を選べる狼、占う人を選べる占い師、
守る人を選べる狩人、なりきり先を選べる狂人。
それらと比べて、霊能者は無力だなぁって思っちゃうかもしれない。
能力に自分が介入できるところがないのね。
村の多数決で決まった処刑先の正体が、翌日降ってくるだけ。
なのに、「霊能者でも村人とあんまり変わらない」って人は、あんまり見たことがないの。
霊能者は、生きている狼の数を自分の目で把握している。
灰から一歩離れたところにいることになるから、みんなと違うふうに世界が見えたりする。
そして、いつ襲撃されるかわからない。
対抗が出たら、対抗ともどもさっくり吊られることまである。
(霊ロラっていうよ)
残り時間が自分にしか見えない時限爆弾を抱えながら、高台から村を見ている感じなんだ。
その中で、自分は何ができるだろう?って考えるのが、霊能者の楽しみだと思ってるよ。