[水に小舟だけが、浮いている。渡し守の姿はない。 人に訊けば、夢でも見たのではと口を揃えるだろう。 けれどこの場所に村は、渡し場は、 人の集いは確かにあった。 ……うたかたの世に、刹那の時とて。 熱き舌戦の、花の宴のあらんことを。]非実在勤労少年、ワンシュアでした。また遊んでね!**