―保健室―[保健室に向かうという宵闇の言葉>>352には、一も二も無く頷く。丁度、火傷の薬を探そうと思っていたところなのだ。保健室に向かえば薬品棚の前へ。棚に埃が積もってはいたが、未開封の軟膏とガーゼ、それに包帯が見つかった。] これなら、使えそうかな。[右手に火傷を負っているため、危なっかしい手つきで軟膏をあけ、ガーゼと包帯も用意する。あまりに不器用な手つきで包帯がからまりそうになるため、諦めて助けを求めるように、周囲を見渡した。]