―学校前―
あ、れ……? 君は、確か……。
[バスの中で見かけた女性>>356が声をかけてきた。
そうそう、ムツキさんだ。こちらの名前を彼女が覚えていないようなら、改めて挨拶をしつつ。]
役場で変なものって……
そういえば、放送流れてなかった?
最初は誰かが発電機でも持ち込んで、
悪戯してるのかと思ったのだけど……。
[その後も奇妙なことが続くものだから、今では悪戯説よりオカルト的な考えが芽生え始めている。
役場にいた本人から話を聞けるのなら、有難い。]
僕少し学校に用事があって、
学校で休憩しようかって話してたところなんだ。
一緒にどうかな?
[ムツキと、それ以外にも一緒にいるならば、校内へと促す。彼女の足元にある霧には、気付かぬまま。]