>>241 雉増
そうですよね、ここ廃村ですし。こんな風に電気すら来てない所に人は生活出来ませんし。
[改めて周囲を見渡す。光のない街灯、静まりかえる家屋。灯りがない分、夜空の星の瞬きは強調されているが美しさよりはやはり不気味]
ああ、そうなんですね。いえ、僕らもオカルトサイトの板のメンバーが話してて盛り上がって来ることになったから似たようなものです。
当然、10年前の事件はご存知なんですよね?
[単身での来訪は確かに勇気がいる行動に思えた。しかし、男やサイトメンバーとて結局こうしてバラバラに行動しているから変わらない。彼女を不審がるよりは親近感を覚える男だ]
そうだ、良かったら情報交換しませんか?あなたがここに来たのには、何か噂話しとかきっかけがあるのでは?
ツアーの人たちの話は結構聴いたのだけど。興味があります。
もしあなたが知りたいなら、僕が知っている話しも出来ますよ。
[折角のチャンス、との提案。悪い取引ではないはずだが。男は無理強いが嫌いだから、あくまで彼女が語るなら、に任せたい。
微笑んで見せた。両手を広げたのは、危険物はないと示すため]