[うつらうつらとする中、問われた言葉 >>239 に緩慢に瞬く]
…………おうち……どこ、だっけ……
[さらさらと砂が落ちていくように、記憶が零れ落ちていく。
始めて湖月さんに会った時は言えた事 >>0:169 が、今はもう分からなくなっていた。けれど、もし、おうちに帰れたとしてもママは……ママは………なんだっけ……?
理由は、分からなくなってしまったけど、でも、思った事を口にする]
……おばあちゃんのおうち、行けたら、いいなぁ
[ほとんど、夢うつつに、そう呟いて、
その後、何事もなければ、そのまま眠ってしまうだろう。
そうして、次に起きたなら
全てを忘れ、ただ1人を除いて全てに忘れられた子供が1人]*