【秘密結社の成り立ち】
結社の前身となる団体が、とある博士に依頼をした。
「今よりもはるかに強固な新人類の作成」という題で。
博士には双子の妹がいた。
博士は閃いた。
自分を超人類に改造することで、双子の妹と比較を行うことで、その証明を行おうと。
時は過ぎ、妹は老衰により亡くなった。
博士はいまだ実験当初の若々しい姿を保っていた。
再現できる限りの過酷な環境でも、博士は死ななかった。
その証明を遂げた後、博士は自分が「人間」であることを最後に証明するため
団体の銃によって撃たれて死んだ。
【妹の子孫】
結社の計画は当初うまくいかなかった。
たった一人で博士はあれだけうまくいったのに。
数百年後、ある程度作品の制作ができるようになった時点で、結社は計画する。
何としても博士の遺伝子を後の世界にも持ち込みたい。
妹の子孫たちは、すべて結社によって新人類への挑戦をされている。
今人類の姿をしているのは1人だけだ。
#指令書