[これだと戦えないという湖月の言葉>>170に小さく笑って、霧の中へと一歩踏み出す。] なら、僕が頑張らないとだね。[大丈夫、安心して。なんて強がってはみたものの、校舎から出た瞬間濃い霧に阻まれて視界は上手く働かない。] 手、離さないようにしないと……。[そう声をかけはしたが。]