>>138
はるひさん、はるひさん…また、会えた…!
[幽霊は果たして泣くのだろうか。
小さな頃にそんな疑問を抱いた事がある。
百千鳥は今、自身が何なのか分かっていなかった。
果たしてそれはどうでも良いことだったから。
会えた気持ちに飛び込みたい衝動を抑えて。
わたしは自分の胸に手を当てて。
息を吸い込み、覚悟を決めた。
それはわたしに必要なことだったから。
だからきっと、幽霊も泣くのだろう。]
わたし、わたし…、春陽さんと、一緒に居たい。
ずっと一緒に…春陽さんと一緒に居たい。
春陽さんが、好き…。