死斑を好きだと言ってくれる人も、 もちろん嬉しいけど――… 新しい作品も応援してくれる、 今書いている作品を待ってくれてるって声が、 今の僕にとっては、何よりも得がたいものなんだ。[だから、ありがとう――…と伝えたならば、少しは彼女に感謝の気持ちが伝わるだろうか。] それに、ほら。 僕の作品を読んでくれてはいても、 オカルトサイトで偶然出会った、 同じ趣味を持つ者同士じゃないか。 君がストーカーだなんて、思わないよ。[彼女の言葉を払拭するように、笑ってみせた。]