[校内を歩いている最中に、宵闇から返信が届いた。>>113
高らかに鳴り響く着信音に一瞬だけ怯んだ表情を見せはしたものの、通常通りに返信が来たのだと気付けばすぐに安堵の息を零す。]
宵闇くんからだ。
[二人にそう告げた後で、いざ本文に目を通す。
読んでいくうちに、和らいでいた表情がすぐに強張っていった。
もしどうしたかと問われたなら、メールの内容>>113をそのまま見せることだろう。
見せることで余計不安にさせるのではないかと思いもしたが、校舎内でのことも書かれているのであれば、改めて注意を促した方がいいだろうと考えてのこと。]