[帰り道の心配をする。地震は地震であり、自然現象だ。恐怖は感じないがこんな廃村に復旧まで閉じ込められたらかなわない。村から続く一本道を指差して]僕、ちょっとトンネル見てこようかな。[彼女はどうするだろう。ここで別れるなら、余震に気をつけてと告げるだろうし、共に来るなら同行を続けるだろう]