だ、大丈夫?
[湖月がスマホを取り落としたのを見れば>>74
ああ、彼女もまた妙なものを見てしまったのだろうか……と、なんとなく察してしまう。
だが、続く言葉には、思わず目を瞬かせた。]
そう……なんだ。
ありがとう、死斑以外も読んでくれてるなんて……
嬉しいな。
[代表作が印象強かった分、その後の作品は
話題に出されることは少ない。
誰かに紹介されたり、取り上げられる時も、
だいたいが「死斑の」深瀬先生、だ。
だからこそ、それ以外の著作も読んでくれるという彼女の言葉が、とても胸に染みた。]
気持ち悪い……って、なんで?
[素直に喜んでいる分、彼女が遠慮がちになっている理由がわからず、つい言葉を返してしまう。]