[小説版「死斑」>>59では、死斑病の発生源であり感染元となったのは主人公の同僚医師であった。
カニバリズムを好む同僚自身が発症した死斑病を蔓延させ、世間を巻き込んで滅びへの道を進もうとする。
が、映画版「死斑」は映画監督の意向により、アレンジが加えられている。
病院そのものが黒幕となり、ホラーでありながら主人公が病院という大きな組織に立ち向かうストーリーとなっている。
このアレンジには雑誌でもネットでも賛否両論あった。
映画監督曰く「リアリティを重視した」とのこと。
そのコメントには首を傾げていたものだが、捨丸の話>>50を聞いてふと思い出してしまう。]
リアリティ……まさかねぇ。
[つい独りごちる。]