30 【RP村】スターハント・英雄譚
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通称勇者 エアハート
……だから、今日此処に来ましたよ。
………
[聞かれてる間ものすっごい圧を感じていました。
でも、それでも敢えて僕は耐えました。
きちんと要件とメッセージを伝えて貴方の脳に録音しとけば、
あとからなに言われても僕は言いましたよねって言えるし！
天馬の足のない僕は、
イルムヒルトさんに頭を下げて…交通費を払って…
ちゃんと、此処まで来ているはずですから。
貴方が相槌じゃなくて、承諾で頷けば、すぐにだって乗れるはず]**
騎士 エアハート
[夕暮れ時、お気に入りの酒場に足を出向く。
今日は王さまに命を受けて、城の兵の全体訓練を指導した。
僕を育ててくれた兵隊長さんは、もう時期引退するという。
次の兵隊長になってみないけないかって、相談を受けたんだ。
答えは…まだ、きめあぐねている。
勇者でも調査隊長でも無くなった僕は、今後どうするべきか。
勿論お城に恩義があって、生涯をかけてもいいって思ってる。
でも、お城に籠もる…っていうのは、ナシにしたかった。
兵隊長になればきっとここで過ごす時間が増えるから…、
できれば、外交とか任せてもらう仕事のほうがいいなって。]
騎士 エアハート
[きっとその方が…
空を飛び続けるイルムヒルトさんに会う回数も増えるし、
アルノの村や、ヴィムさんの家に訪れやすくなる。
…。もし、
お城で一緒に働かないかって、声をかけているはず。
ここが住む場所じゃなくて、「帰ってくる場所」であれば、
皆にまた会える喜びも一入じゃない？
その証拠に…今この足は、いつもより軽い調子で。]
騎士 エアハート
[それから……
何がどうしてそうなったのか僕は何故かよくわからないんだけど。
そこで働く事になった彼に、用事があったから。
ロザリンドさんに軽く挨拶したら、カウンターの席に座って。]
ただいま、……父さん。
これ、今日の報酬で買ってきたんだ。
レアチーズケーキ。一緒に食べよう？
[ひじを突いて、目の前に立つ店員さんに顔を向ける。]
騎士 エアハート
[その人は目を覚まして以来、
殆ど…声を出すことは無くなっていた。
探したのも僕だし、
ヴィムさんが『立ち上がらせた』時に、僕も立ち会った。
実際、胸に手を当ててもそこから心臓の音はしない。
包み隠さず言うなら「ゾンビ」になるんだろうけど。
あの時から…それこそ、魔法の糸で吊り下げられた人形のように
人の言うままに動く、「人形」のようになってしまった。
耳が聞こえないとか、目が見えないとかじゃないみたいだから。
ここで働いて、グラスを拭き続ける父さんに対して、
今日はなにをして、どんな人と出会ったのかって、
話しかけたりするのが、今の僕の日課だった。
>>44ロザリンドさんは、これが元魔王って
今でも知らないまんまだったんだけど…。
僕の父さんであるって事を知ってもらえてたら、別にいいでしょ？]
騎士 エアハート
[様々な色は、様々な思いとなって。
彼女の仲間の意志を注ぐように。
輝きをおろして、彼女の
少しずつ、注がれていき…やがて光は消えていく。]
………ブリ、ジット…？
その思いは。父さんが与えてくれた力は――
「君」に、ちゃんと伝わっただろうか？]**
魔法剣士 リベリオ
［ 言葉ってのは不思議だよな
考えてることを声に出すだけなのに
温かくもなり
時に傷つけて
一生付き纏うこともある。
それは時に呪いにもなる。 ］
魔法剣士 リベリオ
………俺が？ 優しい？
そんなことを言うのはお前くらいだ
俺は憎むことしかできなかった
”魔王”を”悪”としなければ……
俺の心を守るための八つ当たりだ
結果的にお前の父親を恨むことになって
お前にも随分と悩ませてしまった
魔法剣士 リベリオ
俺にはきっと生きる理由に
なっていたのだと思う
国から逃げた何も知らない子供が
一人で生きていけるほど
優しい世界ではなかった
憎しみが、俺を生かした
だからこんなにガラも悪くなってな
……おい、ここはツッコミするところだからな
そんなことないって言うところだぞ
魔法剣士 リベリオ
おー……そうだな、そうだった
剣を教えてくれたりしたな
あの時はスターハント・ブレードが
俺の体よりも大きくて
持ち上げようとしたら体ごと浮いてさ
表情なんか変わらないのに
あの骸骨兵士が焦ってんのがわかってさ
浮きながら笑っちまったな
今まで口に出すことを躊躇ってた
もっとアイツのこと
話してやれてたら良かったのかもな
魔法剣士 リベリオ
［ 話せば蘇る光景
今は自分一人しか知らない記憶。
秘めておくはずだった。
その鎖を解いて鍵を外そうとしたお前は
とんでもない「お人好し」だな。
言っておくがこれは褒め言葉だぜ。 ］
魔法剣士 リベリオ
［ エアハートが何を大事にして
何を優先しているのかはわかっている。
それは自分のことを
後回しにしているようにも見えたんだ。
でも出した結論に俺はそれでも
お前らしいなと頷いて。 ］
魔法剣士 リベリオ
ったく
どこまでもお人好しだな
わかったよ。お前の答え
俺の仲間は皆強いやつばかりだ
案外ケロッとしてるヤツばかりかもな
お前は、自分の心のままに動いて良い
俺はそんなお前に協力してやる
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