30 【RP村】スターハント・英雄譚
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ごめん。やっぱ無理だ
俺、お前に忘れられたくねぇわ
自分のことばっかでごめんな
［ 視界がぼやける
これは涙か、それとも……
もう目が掠れてきたか。
頬を伝って流れ落ちた雫の感覚は
もうなくなってしまっていた。 ］
もう、タイムリミットみたい、だ……
俺の魔法のペンダント
効果がなくなれば消えちまうから
このオルゴールもこの時までが俺のもの
だから返す、な
(17) 2022/06/13(Mon) 02:46:02
［ 魔道砲が発射された>>3
柔らかな虹色の光が包み込み
星を癒す力。
崩落ではなく浄化へと変わる。
エアハートの持っていた
魔王の装備品が光ったような気がしたが
それは俺の気のせいだっただろうか。 ］
あっちもやってくれたようだ
ブリジットにイルムヒルトか
後でアイツらのこと褒めてやってくれ
お別れだ、エアハート
じゃあな
(18) 2022/06/13(Mon) 02:46:14
［ 転送魔法でエアハートを飛空艇へ。
ポイントを作った場所に
飛ばせるからな。
オルゴールは奏で続けている。
きっとその音色が勇者の存在を
教えてくれるはずだ。 ］
［ ブリジット、約束守ったぜ>>1:97
アンタも頑張ったんだな
だからしっかり見届けろよ
俺を約束の果たせない男に
するんじゃねぇぞ
つまり、
止まってる場合じゃねぇってこと>>6 ]
(19) 2022/06/13(Mon) 02:46:33
［ ところで俺の掠れた目に
なにやら落ちてくる何かが見えるんだが？
気のせいか？？>>1:172 ]
あれ、なんだ
アルノ……か？
［ 軽かったからなのか、まだ俺の視界では
上に見えて
しかも絶賛今も落下中ときたもんだ>>0 ]
(20) 2022/06/13(Mon) 02:47:08
［ ここまで落ちてくるには
まだ時間がありそうで
その間に誰かに救出されるのなら
ソイツに任せようと思うが
もし俺の視界にハッキリと見えるまで
落ちて来ようものなら
後一人、転送魔法くらい
使ってみせるけどな。 ]
(21) 2022/06/13(Mon) 02:48:06
アルノ
手を貸して欲しい時は
大声で叫べっつっただろーが>>0:190
仕方ねぇやつ
［ 仕方ないと言いつつも
間に合いそうなことにホッとする。
手を翳して、っていっても
そんな手も上がらないから出来るだけな
落ちてくるアルノに向かって
転送魔法を掛ける。
これで俺の魔力も尽きたな
満身創痍ってやつ？
生きてるなって実感するわ今。 ]
(22) 2022/06/13(Mon) 02:51:00
アルノも飛空艇へ
元気でな
あの時の応援、ありがとよ>>1:166
お前も頑張ったな
［ この声は聞こえてないかも知れないな。
飛空艇へもう一人も送って。
翳した手は力無く落ちた。
もう、耐えなくていいか……。
口から血を吐き出し
掠れた目は白く何も映さない。 ]
(23) 2022/06/13(Mon) 02:51:21
星が見える
星の音が聞こえる
［ もう目も耳も使い物に
ならないというのに
伸ばそうとした手は動かず>>0:12
星をつかむことも叶わない
星が見た記憶に触れたかった>>0:15 ]
(24) 2022/06/13(Mon) 02:59:51
［ 俺が血統魔法を受け継がなかった意味を
弟を助けられなかった意味を
星なら教えてくれると思った。
でも、わかったから
わかった気がしたから
もう、いいさ
俺が星に取り込まれる前に─────。 ]
(25) 2022/06/13(Mon) 03:00:22
［ そこで俺の意識は閉じた。 ]
（だから、時間差で降り注いだ癒しにも>>5）
（俺を掴んだ何かにも>>1:175）
［ 気が付くことはなく眠りについた。 ]**
（回復はしっかりされたようで
一命は取り留めたようだな。
自分では諦めていたからこそ
虹彩の力をこの身で
感じることになった>>5）
(26) 2022/06/13(Mon) 03:00:38
/*
>>26
よかった……
よかった……よかった……
（眠れなくてときどきリロードしてた顔）
*/
(-14) 2022/06/13(Mon) 03:24:56
(-15) 2022/06/13(Mon) 04:45:32
/*
とうの勇者は21時更新したあとガッツリいままで寝まして………………………………………………(勇者と同じ行動をしたということ)
(-16) 2022/06/13(Mon) 04:47:38
(27) 2022/06/13(Mon) 04:50:13
［リベリオに必死に手を伸ばそうとする一瞬前、辺りには柔らかい虹色の光が広がった。>>3
心身の疲れが一気に癒されていくのを感じて、ビアンカはそれが虹彩だと気付いた。
その一瞬後。
ビアンカはリベリオの腕を掴んで竜の背に引き上げ>>26、竜は巧みに瓦礫を避けて魔王城跡から離れた］
(28) 2022/06/13(Mon) 04:50:45
［引き上げたリベリオの体に力は無く、口元には吐かれた血がついていた。>>23
その姿を見てビアンカは血の気が引いて、必死に彼の首筋に手を当て、口元に頬を近づけて。
脈もあるし、呼吸もしている。>>26
そのことに気付いて心の底から安堵した拍子に、ビアンカの目から涙がぼろぼろと溢れた］
よかっ、たぁ……
よかった、よかったよぉ……！
［家族を喪った日に、
仲間までは喪わずに済んだのだ］
(29) 2022/06/13(Mon) 04:51:53
［でもやっぱりこいつは大馬鹿野郎だ>>1:6、鞭で絞め上げたまま引き摺ればよかった──なんて思いも少しは湧いたが。
きっと、彼もやれることをやったのだ。>>1:140
だから送り届けよう、飛空艇へ］
あの飛空艇まで連れて行って！
［竜騎士に頼み、竜を駆ってもらう］
(30) 2022/06/13(Mon) 04:52:31
［この竜は魔王軍の装甲をつけてはいるが、飛空艇に近づいても攻撃は全くしない。
それでも敵に見える可能性を考慮して、ビアンカは距離を見計って叫んだ］
ネビ、跳んで！
［竜の背から跳躍したネビは、飛空艇の甲板目掛けて跳び降りる。
それできっと、竜の背に乗っているのがビアンカだと伝わっただろう。
大きく手を振りながら竜に甲板まで近づいてもらって、リベリオを船員に託した］
(31) 2022/06/13(Mon) 04:52:52
リジー、大丈夫かな……？
［あれだけ強大な虹彩を見るのは初めてで、それが魔導砲の力を借りたものなのはビアンカにも理解できた。
何の意図で撃たれたものかまでは、その場にいなかったビアンカにはわからないが、決死の覚悟があっただろうことも想像できて。
彼女の安否が心配になった。
けれど、今は飛空艇の中に戻りたくなかった。
ビアンカは勇者の仲間として勝利を喜べなかった。
魔王軍の一員として、敗北を、死を悼みたかったのだ］
じゃあね。
行くよ、ネビ。
［甲板にいた船員に伝えて、相棒と共に再び竜の背に戻る。
誰かに止められたかもしれないけれど、応じることはなく飛び立った］
(32) 2022/06/13(Mon) 04:53:42
［ビアンカは空を舞う竜の背から魔王城跡を見つめた。
ほんのりと残っていた虹色の光が徐々に消えていく中、魔王城だった瓦礫が浄化され消えていくのを>>18、最後まで見届けるつもりだった。
その光景を眺めていれば、嫌でも実感が湧く。
もう、魔王軍が王と崇めたノエルはいないのだと。
仮に同じ姿の人がいたとしても、その人はビアンカの知らない人だろう。
慣れ親しんだ我が家を失って、家族の統率者もいなくなって、みんな散り散りになった。
そのことを思うと涙が溢れて止まらず、ビアンカはネビに抱きついた。
竜は魔王城跡の周囲を旋回し続ける。
哀悼を捧げるかのように］**
(33) 2022/06/13(Mon) 04:55:04
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