― 決戦の直後 ―[>>2 ノエルは、ぶつかる直前に。最後の力を抵抗とばかりに、巨大な火炎の球を打ち込んできた。キヒヒィン、と。ミケが叫んで、流星のように身体を光らせ、真正面からぶつかりあって、火の玉を散らしていく。──それが、「星狩りとしての役目の終わり」だと告げるかのように。友達は…身を挺して、僕をノエルの元へと連れてってくれたんだ。……父さんの鎧に、灰が優しく降り注いでいる。]