[この竜は魔王軍の装甲をつけてはいるが、飛空艇に近づいても攻撃は全くしない。 それでも敵に見える可能性を考慮して、ビアンカは距離を見計って叫んだ] ネビ、跳んで![竜の背から跳躍したネビは、飛空艇の甲板目掛けて跳び降りる。 それできっと、竜の背に乗っているのがビアンカだと伝わっただろう。 大きく手を振りながら竜に甲板まで近づいてもらって、リベリオを船員に託した]