74 【完全RP村】明日星町フードフェスタ
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お店切り盛り ガンバリ君 に 8名が票を入れた。
売人 赤城 に 1名が票を入れた。
軽音部 東風 一吾 に 1名が票を入れた。
お店切り盛り ガンバリ君 が断頭台の露と消えた。
今朝は全員が顔を見せた。
何もなかった？
もう怯えなくてよいのだろうか。それとも──……。
村人達は互いに手を取り合う。
ああ、血の恐怖に怯える日々は去ったのだ──……！
学園長（村建て）
☆小イベント：明日星町フードファイトフェスタ
毎年なにかしらの題材で行われる大食いイベント。
かなり格安でいいものが食べられると毎度好評だが、
見た目以上にボリュームがあることでも有名です。
【PL向け説明】
UIに搭載されてる文字装飾下、ワード挿入リールに
fortuneや、ダイスが搭載されています。
自由につかって上記をいくつ食べたかを競うのも楽しいかも。
尚、参加は任意です。
コスプレイヤー ジュリエッタ
─ お食事処 ─
[迎えられて一瞬固まる>>2:77のはコスプレ中はよくあることなので気にしない、だがだいたい店主さん>>2:78のようになれたように対応してくれるのである。]
あら、それはとても素敵！
二度美味しいってことのことね。是非どちらもお願いね（萌え声）
[どちらもお薦め。といっての説明に声も微笑ませて、醤油と味噌の焼きおにぎりを一種類づつ、元々醤油でやいた香ばしさは届いていたし、味噌も気になっていたし、今も土手煮が気になっている。あの黒い鍋からはそういう味がするのか。という入念なチェックも忘れない。えらい。
ちりちりと音を立てて焼かれだすおにぎりの、なんて童心をくすぐる音なのだろうか。リコーダーで表現できないのが残念だ。]
コスプレイヤー ジュリエッタ
[そして焼きおにぎりができるまでの少しの間も寂しい思いがされない。
流れるように、注文したおでんが掬われていく。それをいまかいまかと待ちわびる私。
定番中の定番を頼んだのは味を確かめるためではない。単に好きだからだ。
おでんといえは関東風と関西風。あとは黒おでんというのがあるのは知っているが、これは関西風だろうか。
多くの具材で煮込まれたそれは、食べる前に、これは美味しいやつだ。とすらいえる。大根、牛すじ、卵、昆布に餅巾着につくね。注文したとおり一つ一つよそわれる。]
ありがとう。いただきます。
[いつも通り手を合わせて、まずは大根だ。箸で切り分けるのだが、これがもうあっさりと崩れるんじゃないかというほどにホロホロだ。
これで出汁の味を測ろうではないか。妙な緊張感を漂わせながら、軽く冷ますように息をかけ、かぱっと仮面の口元が開いて頬張る]
コスプレイヤー ジュリエッタ
ん…ん……こいつぁイイな（おっさん声）
[口の中に広がる柔らかな食感。溢れる汁だが、これはなんだろうな。練り物から出汁も多くとれるんだが、下手な味付けなどいらんとばかりに腕前一つでまとめられた多くの旨味の調和がそれでいて大根という存在が忘れられているわけではない、後に追いついてくるほろ苦さがついてくる。
続いて牛すじも一口。牛すじというわりにはさっぱりしている…おそらく下茹でから初めて細かい下拵えがなされているのだろう。しかしこの旨味に牛が多く入り込むのはたまらない。
次はそして黄金のお揚げに入った餅巾着――否！柴犬色！
もう外れのない出汁をたっぷりと吸った餅巾着だ。なんのてらいもなく味付けに中から出てくる餅の熱さと旨さに、うんうんと頷く。こういうのはいくらでも入るんだよ]
店主さん……いい仕事してますねぇ（渋イイ声）
[そうして口とお腹に人心地ついたところで現れる二種の焼きおにぎりが新たにやってきたところで声>>80がかかる。
焼きたてのおにぎりに手を出すのは無謀だからその間に話を聞こうと手を止めた。]
コスプレイヤー ジュリエッタ
なんですって……三代にわたってだなんて…！……いいセンスしてますわ！（お嬢様声）
[称えるように、ぐっと親指を立てて見せて]
それぐらいのことだったらいいですよ。後ほど一緒に撮りましょ。（萌え声）
[なお、年齢についてはきかない。ここは魔法少女時空なのです！
照れながらいうファンのかたに仮面の内側を微笑ませて約束を交わす。
ちなみにこのジュリエッタも可愛い萌え声をだしているが、本作の人の声とは違うのはファンならきっとわかることだろう。]
あ、それと土手煮を一人前お願いしまーす（萌え声）
[と、撮影の約束の後に追加注文、一人前といういいかたで正しいんだろうか。聞かれたら素直に初めて食べます。ということを伝えるのだろう*]
焼き芋屋 安納ハルカ
――2日目の夜――
[晩メシはかーさんの『ご飯炊くのも忘れたしお弁当とかお願い！』の連絡により、カレー専門店「Apsaras」のシーフードカレーを買って帰った。
学生の自分だけで行くなら大体1番安いのにするのだが、お使いならば別である。
ちょっとリッチにエビ増やしてもらったりして。]
だだいまー。
今日の屋台の調子？ まぁまぁだよ、まーまー。
[湯呑みのお茶と、家のサラダ、もう起き上がれるらしいじーさんも一緒に食卓を囲む。
家のちゃぶ台にプラスチック容器入りのカレーは、コンビニ弁当とは違う不思議なワクワク感があった。]
お、このホタテでっかい。
[漁港が近いだけあり、この地域は海の幸が美味い。
シーフードカレーのエビ、イカ、ホタテももちろん地産地消というやつで、ぷりぷりした身に少し辛めのサッパリしたルーがよく合う。
沢山のスパイスに、実は把握さえしていない色んな野菜が溶け込んでいるのだろう、あと魚介の旨味も感じる。
（後で聞いたらセロリとかも入ってた。びっくり。）
ナンも良いだろうけど、やっぱご飯が最強だ。
持ち帰りだから熱々とはいかないが、ほんのりあったかいくらいのおかげでよく味わえた。]
焼き芋屋 安納ハルカ
[カレータイムの後はダラダラタイムだ。
片付けたちゃぶ台に今日燻製したばかりのチーズにナッツ、茹で卵（カレーに入れてみりゃ良かった！となったが遅い）を並べ、切ったベーコンとサーモンは昔から家にある大皿に豪快に盛り付けた。]
まだ酒はやめとけよ、じーさん。
器屋のおっちゃんも心配してたしさ。
[そうそう、この話をしたかったのだ。
ジンジャーエールを注ぐとパチパチ気泡が弾ける。
懐かしそうに語るじーさんの声が重なる。]
へー、やっぱそうなんだ。
おっちゃんの話聞いてもしかしたらって思ってたんだよな、ほら、うちの湯呑みとか皿とか、なんかよくある感じじゃないじゃん。
凝ってるっつーか、職人のっていうか。
[予想通りだった。
うちの食器のほとんどは器屋のおっちゃんの店――つまりもっと前の代の時から――から買い求めたり、気に入って譲って貰ったりしたものだという。]
焼き芋屋 安納ハルカ
[酒は一滴も飲ませてないはずなのに酔っ払ったようなテンションで語るじーさんは楽しそうだ。
仕事では向こうが客だったり、逆にこちらが器を好む客だったり、尊敬する職人で、友人で、その子供もまた歳が離れていても呑み友になっていく。
ふーん、と目を細めてチーズを摘んだ。
孫（女の子）が生まれた時は写真を見せたらしいから、つまりおっちゃんは仮面の中身の赤ちゃんの顔は知っていることになる……マジか。
酔っ払い同士だろうし、どこまで向こうが覚えているかは別として、小っ恥ずかしい話である。]
さっさと腰治してまた飲みに誘えば？
[そうしよう、とじーさんが意気込む。
まだまだ元気いっぱい、死神は来なさそうだ。]
あと焼き芋だけどさ、オレ焼くの得意かも。
ぜってーじーさんより上手いわ。
[やり合っていたらかーさんが止めにきた。
いよいよ明日はフードフェスタ最終日。
最初はひたすら面倒で、芋焼くなんて怠いとしか思っていなかったが、今は明日も売れれば良いなぁと思ったりしている。なんだかなー。
うん、じーさんに自慢できるし。そういうことだ。**]
器屋 魚本 蓮
―― 三日目・フード「ファイト」フェスタ ――
[最終日の目玉、フードファイト。
順位に拘りはないが、3000円でまぐろ寿司が食べ放題というのは破格だ。
持参した水筒には、昨日泊まらせて貰った茶屋の主人に持たせて貰った熱い番茶が入っている。
魚の脂で胃もたれを起こさずにいられるだろう。]
どうせなら中身がわかんねぇように隠してもらって適当に取ろうか。
ポイント気にして大トロだけ食ってもな。
[ニヤリと笑ってスタッフに提案する。
ポイントがわかった状態で挑むならば大トロ狙いに殺到すると予想されるが、中落ちも赤身も美味いのだから「残り物」になってしまうのは忍びない。
勿論、参加者のひとりの意見に過ぎないので、他の参加者に強いるつもりはない。
単に自分が手に取る皿は蓋を開けてみるまでわからない方がわくわくするというだけだ。
最初に手に取ったのは2(5x1)ptの皿、次は5(5x1)pt、1(5x1)pt。
途中でガリの皿を引き当てることもあるかもしれないが、それも残さず食べた。
最終的に取ったマグロの皿は赤身が6(6x1)枚、ネギトロ3(6x1)枚、中トロ1(6x1)枚、大トロ4(6x1)枚。
元は取れただろうか？]
器屋 魚本 蓮
全部で14皿か。
まぁまぁだな。
ポイント？
6+6+3+20だから……35点？
[初めから順位に拘りはない。
他の参加者の得点は気にせず、腹が落ち着くまで会場でゆっくりと茶を啜った。*]
売人 赤城
― 3d ―
（まぐろ、フードファイト開始。ご期待ください。
…いやー少し体動かしてから来ればよかった。
食うけど。）
[イベントに参加したのはいいが眼前のボリュームに物怖じしつつもまずは一皿目を。]**
お食事処店主 トレーネ
─ お食事処 ─
[最初に聴こえた声は確かに男性だったが、
>>0今注文を伝えてくる声はずいぶんと可愛らしい。
あまりの違いにまた驚きはするも、
声の違いはボイスチェンジャーか何かを使用してるのだろうと
それ以上は気にせず注文を聞いて。
こちらのお勧めから素敵と声を弾ませた返事に
早く食べてもらおうと注文の品を用意して]
からしとか必要なら言っておくれね。
お味噌もあるよ。
[おでんを出しながら付け加えるのは、
好みでつける人もいるからだ。
和からしは缶で用意してあるものを皿に、
味噌は土手煮の味噌だれを焼き網上の小鍋で煮詰めたものとなるが
さっきまでとはまた違う声でいただきますを言った彼女？は必要としたかどうか]
お食事処店主 トレーネ
気に入ってもらえたようで良かったよ。
[ともあれ、一つづつ確かめるようにおでんを食べ進める様子と
>>2また違った音で称賛してくれる魔法少女さんの声で
表情は見えないながらも口に合ったとわかり笑いかける。
こちらの申し出も快く受けてくれる彼女？にこちらも良かったと笑ってから
追加で土手煮の注文を受けたのに頷き返し]
あいよ、玉子はどうする？
土手煮の方は半熟にしてあるんだ、
たれに黄身を混ぜて食べるとまた一味違うよ。
[土手煮の玉子は別注文になるが
土手煮と玉子はセットの人も多いので確認しつつ]
お食事処店主 トレーネ
それにおにぎりにもよくあってねぇ、
こればっかりはたれは塗らない方が良いんだけど…あ。
そういえばお客さんは、飲める人かい？
おにぎりが合うのはもちろんだけどねぇ
米からできた飲み物にもよーく合うんだよ、これが。
[冷蔵庫の中、継ぎ足し用の味噌だれに浸かっている玉子は
白身にしっかり味を浸み込ませつつ、とろとろの半熟具合を保つため
注文を受けてから鍋にくぐらせ温め、すぐに提供となる代物だ。
持ち帰りなら炊き立てごはんと合わせたくなること間違いなしだが、
ここで食べるなら、米由来のものとも是非あわせてほしいものだ。
おでんのいい食べっぷりから勧めたくなったのは仕方ないことだろう**]
コスプレイヤー ジュリエッタ
─ お食事処 ─
[あ、からしもお願いしまーす。と萌え声>>11で頼む。
この卵をを半分にわってからしを少しのせて食べるのが好きだ。からしのツンと鼻にまで届く辛さの中にある風味も、出汁のきいた卵が全ての調和をもたらしてくれる。]
いりますわ！(お嬢様声）
[土手煮の注文をした後にいわれた言葉>>12へと、「玉子はどうす…」ぐらいのタイミングで食い気味に返した。
あら、はしたない。おほほ。とお嬢様声で笑いながら、店主の説明を聞く。]
コスプレイヤー ジュリエッタ
[店主の言葉は眠気を誘う子守歌とは違って食欲を誘う声に違いない。ついつい涎がたまりそうだ。じゅるり]
……おにぎりに……
[確かにそれはあいそうだ…くっ。だがもう味噌焼きも醤油焼きのおにぎりも楽しんでしまった…もう一つ頼んでしまっては、他を食べるときに胃に余力がなくなってしまう……このままこの店と心中するしかないのか？
激しい苦悩の中で、ぐぬぬぬぬ。と唸っていたところで、救いの糸が垂らされる。それはすなわち]
それはつまり……純米ジュース…！？
[よいこがお酒に興味をもってはいけないような配慮？をコスプレイヤーはしつつも、冷静に考えたら出されている品を考えるとお酒も提供しているのは何もおかしいことではない。]
コスプレイヤー ジュリエッタ
いけちゃいやすぜ。
そんなの聞いて退くようじゃ魔法少女の名が廃るってもんだぜ。店主さん。（下っ端男口調）
[どんな名前の廃りかたかは詳しく説明しないのが魔法少女というもの。乗せられてやろうじゃないの。
店主>>13に薦められた通り。お酒も注文しながら、その間に少し冷えたおにぎり…ここは味噌のほうだな！を手に取って一口。
湯気がふわっと出てきて、はふはふと途中空気を幾度か口に補充しながらも食べていく。
外はカリっとして楽しませてくれる食感の中に潜められる米本来の旨味、その上を暴力的なまでの甘辛さに、これは非常によろしくないやつだと知る。
真っ黒な鍋から赤味噌だとは思えていたし相当濃いのだと思っていたが、実際は甘辛いというのだ。どれだけの甘さが足されているのかと考えると犯罪的な豪快さだろう。だがそんな濃い味が後を引かないように〆られる生姜の風味が一品の味として完成されている]
…複雑じゃないシンプルな旨さだ。こういうのでいいんだよ（渋イイ声）
[奇をてらった調理方法ではないものの旨さに、唸るようにいいながらもそもそと食べていくのであった**]
焼き芋屋 安納ハルカ
えっと〜？ この辺って聞いたんだけどな……。
[大きめの紙袋を抱えて見回す。
器屋のおっちゃんに聞いた、あの美味しかった土手煮というものを出す食事処を探しているのである。
そこへ、そよ風にのって鼻をくすぐるのは。]
あっ、この味噌の感じ…
[甘辛い味噌がちょっと焦げた香ばしい匂い。
これから冬って感じをさせるおでんの出汁の匂い。
あれ？ なんかこの組み合わせ、覚えがあるような。
もしかして来たことあるのか、オレ？
曖昧な記憶を探りつつ、あたたかな灯りの漏れる仮設テントに向かうと、店主だろう女の人…おばさ…おばちゃ……んん、これは……！！]
おねーさん、ちょっといいか？
[と、客と会話してなさそうな時に声をかけた。]
焼き芋屋 安納ハルカ
この前、器屋のおっちゃんに土手煮をやっただろ？
オレ、それをちょっと分けてもらってさ。
すっげー美味かったから店教えてもらって来たんだ。
[ごちそーさま、と伝えてから。]
これ、うちの焼き芋。お礼に。
あと今度はおでんも頼みたいな。
[紙袋の中にはほかほか焼き芋がたくさん。
安納芋、紅はるか、鳴門金時と、イチオシの芋たちだ。
それを差し出したところで――気づいた。
店の 椅子に 魔法少女 が いる ！！]
焼き芋屋 安納ハルカ
[おねーさんを見て。魔法少女を見て。]
ジュリエッ……ごほっごほっ。
[ひょんな所で光の魔法少女とエンカウントしてしまったどう見ても闇の黒魔術師は、どうにか向けたくなる視線を逸らした。]
この店の客層、面白いな。
[お前が言うな問題。
ちなみに説明しよう！
寝坊した原因>>1:38、3時間ぶっ続けで見てしまった深夜アニメこそ、魔法少女ジュリエッタなのである！
それから、ぐぅ、と大きくお腹がなった。*]
コスプレイヤー ジュリエッタ
─ お食事処 ─
[それは土手煮とタマゴセットに純米ジュースの注文を終えたぐらいか。
お店に新しい客>>18がやってくる。こちらもまたハロウィンらしくしっかりした仮装をしているなぁ。などと感心しつつ、おでんの昆布の味わい深さとともに定番中の定番ともいえる醤油焼きおにぎりをかりっと音をたてる。じわりとにじみでるように醤油の味と米の甘味がマッチして、実家に帰ったような安心感を覚えていると、こちら>>19を見て声が上がる]
ふぉんなあなぁわ…（萌え声）
[いかん、食べている最中に返事をしてしまった。しばらくは無言でもぐもぐと食べて口の中のものを胃に移すのだが殊更慌てるわけではなくよく噛んでいくのが魔法少女流である。]
マイナーなアニメなのに知ってる人が二人も一緒にいるなんて驚いちゃうわね。
そんな良い香りの焼き芋をもってきた貴女は――みたままのコスプレ？（お嬢様声）
[こうして店主の元に魔法少女と黒魔法使いが集ったのであった、そんな二人が揃えばやることといえばただ一つ……！
むしゃむしゃもぐもぐである。*]
お食事処店主 トレーネ
─ お食事処 ─
あいよ、玉子もだね。
[>>14頼まれたからしをおでんの皿に乗せ、
おにぎりも提供した後の追加注文。
玉子は、と聞いた返事の勢いの良さに
玉子が好物なのかねぇと内心で思いつつ
土手煮＆玉子を皿に取って]
そうそう、純米で出来た大人のジュース。
いける口なら一杯いかが？
[その時天啓走るとばかりにピシャーンと稲妻背負った様子の彼女？に笑いかけた]
お食事処店主 トレーネ
おぉ、それなら最初の一杯は奢らせとくれよ。
写真のお礼の前払いってことでね。
[>>16また違う声色での応えに
素の声ってどれなのかねぇとか思いつつも笑顔はそのまま
味噌焼きおにぎりをしみじみと堪能する様子をみて]
それだけ味わって食べてもらうと嬉しいねぇ。
そこにこの冷やを合わせて味わってもらえるかい？
[透明なプラスチックのカップに注いだ常温の純米酒を差し出し、
一段落ついたところで>>17新たな来客の声が届いた]
お食事処店主 トレーネ
はいはい、いらっしゃいー？
[聞こえた声からすれば女の子だろうが
見た目からは性別も判別つかない様相のお客さんは
どうやら初日の器屋さんからお裾分けを受けての来訪だそうで。
>>18ごちそうさまと伝えてくれる声と、
差し出された紙袋を受け取りながらも破顔し]
あらまぁ、ありがとうね。
嬉しいねぇ、美味しいんだよここのお芋さん。
って、ちょっとお待ち
うちのってことはお前さんハルカちゃんかい？
まー、あんなちっちゃかったのに立派になって。
安納さんがうちでいっつも自慢してくはずだよねぇ。
[最初聞き流しかけたものの、うちのという言葉に
仮装の下が誰かわかると更に笑顔を明るくさせて
店で飲むたび饒舌に孫自慢する焼き芋屋さんの様子を話した後]
お食事処店主 トレーネ
あっはっは、そうだねぇ
うちは美味しく食べてってくれる人なら
誰でも来る人拒まずだから
魔法少女も魔法使いも仲良く食べてっとくれ。
と…おでんはここで食べてくとして、
土手煮はお持ち帰りでいいかい？
あ、でも土手煮の玉子は持ち帰りもいいけど
焼きたておにぎりを割って挟んで
一緒に食べてもらうのもお勧めなんだよねぇ…
[>>19客層が面白いという言葉に笑いながら
おなかの鳴る音にすぐ食べるかい？とおたまを取るも
先程ジュリエッタちゃんさんにお勧めした焼きおにぎりの
美味しい食べ方を具体的に挙げて。
>>20ただいま絶賛もぐもぐ中のジュリエッタちゃんさんに
ハルカちゃんからもらった焼き芋もいかが、と差し出した*]
観光客 シャロン・F
― ３日目 ―
［商店街の大通りをのんびりと歩く。
時間はもう昼をまわっている。
昨日の夜は、本当によく飲んだ。
そして、本当によく食べた。
食べたい魚をみんな食べて、最後に焼きおにぎりのお茶漬けを貰って、そして以降あんまり記憶はないが、ホテルの部屋に戻り、ベッドに倒れて起きたら朝方であった。
寝ぼけつつシャワーを浴びた後、温まった身体でもう一度ベッドに横になって２度寝する。
そして再び起きたあと、カーテンを開ければ日の高さはもう昼と言っていい状態になっていた。
荷物に入っていたレトルトのしじみの味噌汁を部屋のカップに開け、電気ケトルで湯を沸かす。
これが、本日の朝食兼昼食であった。］
観光客 シャロン・F
しかし、ここも大分慣れてきたんだけどな。
［旅とはそういうものだ。
何度も大通りを行き来して、そろそろ見慣れた街並みになってきたころにその土地とはお別れだ。
日本に来たばかりの頃は、次の街に早く行きたくてそんな感傷も沸くことはなかったが、日本を離れる日が近い今となってはどこの街でもそんな風に感じてしまう。
不思議だな、と思う。
こんなに見慣れてしまった土地なのに、もう人生で二度と訪れることはないのだろう。］
人生、出会いと別れだね。
［そしてそれは、母国であっても変わらないことだ。
今日も良い天気な空を見上げて小さなため息をついた。］
コスプレイヤー ジュリエッタ
─ お食事処 ─
[それはやきいもが届けられる少し前のこと]
あ、いいんすか？そいつぁすいやせんねぇ（小物感溢れる声）
[一杯奢ってくれるらしいことに遠慮せずに受け取る。これはサービスもせねばなるまい、とは心の中で決めつつ、タマゴについては大好物というほどではないにしても、こうして味付けされたタマゴがあればついつい頼みたくなるぐらいには好きである。]
そいじゃ頂きやす姐さん（極道声）
[恭しくプラスチックのカップ>>22の受け取る。そして先に提供されていた土手煮とタマゴセット>>21を前に、まずはお薦めのように、タマゴを半分にわる。
つるりと箸を通るタマゴは確かに半熟だ。
あの暴力的な甘辛味噌だれが染みた白身にまろやかな黄身の味はこのまま更に足してもいいし、贅沢にべっとりと土手煮の味噌をつけたっていいだろうが、今回はべっとりとつけるほうがいい。
何せ控えるのは純米ジュース！飲兵衛の心を擽る独特の香りに常温ともいえる冷やの味わいは米本来の深いコクが口の中に広がる]
コスプレイヤー ジュリエッタ
なんという……なんという（おっさん震え声）
[ちびりと飲んだ味が口の中に広がり、味噌のアクの強さも酒のえぐみも全てが丸く旨味へと昇華している。
これは新しい形の味噌と米を一緒に食べる形だ。私は新しい出会いを知ってしまったのだ。
そうか、これに味噌の牛もつとこんにゃくが控えているのか。これは大変なことになってしまったぞ……。酔わないように気を遣いながらも箸が進んでしまう。
私の中で今、自制心との戦いがはじまるゴングが鳴った。
―――なんてことがあったりした後に、やきいもお届け人がやってくるのであった*]
観光客 シャロン・F
けどもさ、思い出は美しいし、何かのきっかけで色んな事を思い出すってのはよくある話だね。
そう、例えば、うまい食べ物とかさ！
［なんということでしょう。
歩いているうちに自分の両手にはいつの間にかおでんが入った器と、黄金色の断面の焼き芋が入った袋と、再びのビール…今度はラガーが収まっていた…！
何度かこの道を通り過ぎるたびに匂いだったり食べてる人が居たりして気になっていたシリーズだ。
今日は荷造りもしなければならない。
軽く一杯やって締めるとしよう。
昼を過ぎた通りでは、設置されたベンチやテーブルもそれなりに空いている。
広々と席を使っておでんと焼き芋、ビールを置き、あとは周辺の出店で生ハムと葉ばかりサラダ、春巻きの皮まきチョリソーを入手してくる。
焼き芋とサラダがあるので、とてもヘルシーである。］
観光客 シャロン・F
［さて、この焼き芋とおでん。
一見脈絡がないのだが、実は一つの店で入手したものである。
どこかの街で嗅いだことのあるいい匂いに誘われて、あるテントに行ったのが始まりであった。］
こんにちは。
これは、何の匂いですか？
[何かの出汁の、いい香り。
思わずそこにいた髪の長い女性に声を掛けた］*
焼き芋屋 安納ハルカ
！？！？
[おねーさん>>23にハルカちゃんと呼ばれ、尻尾があるならピンと逆立つくらい驚いた。（黒魔術師にはない）
え？ やっぱ知ってる？
そうだよな、この店の良い匂い、覚えあったし。
口振りからしてじーさんの知り合いか？
きっとおねーさんが年齢的にもおねーさんだった時、うちの家族はここでご飯を食べさせてもらったのだ。
それからも交流は続いていたのだろう。]
……ど、…どうも。
[おっちゃんの時の小っ恥ずかしさリターンズ。
こちらの方がさらに上なのだが。
粋な女店主のどこか微笑ましげな眩しい笑顔にちょっとタジタジになり、照れを誤魔化すため頬をかいたらやっぱり仮面がずれた。
昔の面影のある顔が覗き、慌てて隠した。]
焼き芋屋 安納ハルカ
うん、土手煮は家に持って帰るわ。
じーさんもそろそろ酒飲みたくて泣きそうだし。
[簡単に腰を痛めた話もしたりして。
心はピンピンしてるのも。]
多分こういうの、酒に合うんだろ？
[件の魔法少女の手にあるプラスチックカップに入っているのも、多分お酒なんだろう。
相手の年齢は特に気にしない。
だって魔法少女だし。法律関係ないし。
（こういうのの中の人は詮索しないものと思ってる）]
おでんは食べてく！ 腹減ったー。
[そして煮卵と焼きおにぎりの強すぎる組み合わせを聞いてしまえば、もう知る前には戻れない。
湧き出した涎をゴクリと飲み込む羽目になる。]
焼き芋屋 安納ハルカ
これはコスプレっつーか。
オレの場合、目的としては変装かも？
[魔法少女>>20に答える。
アニメでもそんな七色声だったっけ。
どうやってんだろと思うが中の人のことは以下略。]
アニメは最近見始めたばっかなんだ。
昨日の夜とかそれで夜更かししちゃってさー。
だからまだまだ詳しくはないな。
[もしかしたらまだ見ぬ先のストーリーで黒魔術師が敵になるストーリーがあるかもしれないが、ここは美味しいご飯を楽しむところ。
こんなところで争いは起きないのである。*]
コスプレイヤー ジュリエッタ
[そうして店主と知り合いらしいやきいもお届け人の魔法使いとの会話を聞いたり聞いてなかったりしながら、土手煮にも手をつけていこう。
見た目は真っ黒だ。お世辞にもよさはなさそうだ。というかどこに何があるのかよくわからないので適当に掬うように箸を味噌につけて、でてきたりて牛もつ。
既に味噌の味を思い知らされている時点で食べるのに冒険心すらない。
今日はこの味噌に身体をハンモックのように委ねよう。
このプリっとした食感と噛めば噛むほど旨味が広がり、同時にモツが透き通るように消えていく。
帰ってこない思い出に寂しさを覚えるようにモツが蕩け消えていくが、これは食事だ。所謂やめられないとまらない味というやつだろう。更に箸が進み、純米ジュースをちびりと口にして]
ぉぉおおぉ…（おっさん声）
[この瞬間のために生きてるんだよな。なんていう気持ちを込めた唸り声がとなりみやきいもの魔法使いがいようが気にせずに漏らすのであったが]
もらえるなら嬉しいから、一ついただこうかな。
[と、店主のご厚意>>24に甘えた。食事も一段落ついたので次はデザートタイムなのだ*]
観光客 シャロン・F
［さて、おでんの容器から糸こんにゃくを箸で器用に取り出し、ふちに付けられていたからしを少しだけ付けて口に運ぶ。
半分食べた後ラガーを一口。］
美味しい。
これは、忘れられないね。
［例えばきっと、国に戻ったある冬の日、温かい食べ物で身体を温めて一口ビールを飲んだ時、いつもとは言わないが、どれくらいかの確率で自分は今日の今この時のことを思い出すだろう。
そうしたら、きっとそれに手繰り寄せられるように、うどんのこと、酒のこと、魚のこと、そしてこの街の色んな場所と人々の事を思い出すのだ。
思い出は、時に辛かったり切なかったりもするけれど、本当に素敵なものだ。］
ふふ、大事に食べないと、だね。
［残った半分の糸こんにゃくを、口に運ぶ。
残された半日でなお、この街の良い思い出は、まだまだ作ることが出来そうだ。
まだ湯気が少し出ているおでんの器に、触れると温かい焼き芋の包まれた新聞紙。
そして午後の陽の光に照らされたビールを見て、にやりとひとつ、微笑んだ。］**
コスプレイヤー ジュリエッタ
[後は残ったおでんと醤油焼きおにぎりを食べていこう。
お酒は一杯だけに留めつつ]
そうなの？なかなか堂にいってるように見えたからついついね（萌え声）
[隣の客>>33の変装といって首を傾げつつ、後ろ暗さからの変装ならそんなこともいわないだろうし、後は同じ食事処で飯を食べるもの同士だ。
なお、アニメ版では別にこんなに声の質が変わったりしない]
あら？そうなの？なら新しいファンのためにもちょっとサービスしないとね。
もちろんファンの店主や、このお芋のお礼もあるけどね（萌え声）
[きらりんと☆を飛ばすような萌え声でいった後、一度立ち上がると、むんっとポーズを決める。]
コスプレイヤー ジュリエッタ
そんやかんやと声がする！
毎日焼かれたたい焼きの嘆きが！
次はこしあんに包まれたい団子たちの願いが！
それらを全部胃にしまいこんで、今日もマジカルラブリーに参上！
みんなの毎日を守るため！みんなの力を借りて今日もゆく！
勝負に負けてもーーー裁判で勝つ！
魔法少女ジュリエッタ、参上！
[以上萌え声にて、コスプレイヤーとしてのファンサービスをするのであったが、海外からのお客がきた>>30のはその後だったか前だったかは定かではない*]
お食事処店主 トレーネ
─ お食事処 ─
[>>27また違う声色で一献うける彼女？に
今度はどんな声が出るんだろうと楽しみにしつつ
冷やと合わせて土手煮の味噌だれを味わう様子を見れば
>>28聞こえる震え声、箸の進みに相槌を打つように傾くカップ。
どうやら土手煮も眼鏡に適ったようだと満足している所で
安納さんちのハルカちゃんの来訪を受け]
あらまぁ、腰を。
そりゃ災難だねぇ、安納さん。
あぁでもハルカちゃんがお店手伝ってくれるなんて
嬉しい方が大きいかねぇ。
[>>32焼き芋屋のご主人に起きた災難を聞きながら
次の来店での自慢話の種が増えたねぇと笑い
注文に合わせ土手煮を持ち帰り用の器に入れて二重の袋に、
おでんはお皿に乗せてはいよ、と渡した後]
お食事処店主 トレーネ
さて、今の内にっと…
[魔法少女ちゃんさんと話す様子に一旦こちらは控え。
その間に何も塗らないままおにぎりを焼き、
ぱこっと冷蔵庫から味噌だれに漬け込んだ玉子を出し
ホイルの上に乗せた焼きおにぎりを箸で軽く割ると
そこに玉子を置いて、ホイルで包み込み形を整え]
はい、これはおまけね。
育ち盛りなんだからごはんもお食べ。
[そう言って、ハルカちゃんに出したおでんの皿の隣に
ホイルごと煮玉子おにぎりを出したのだった]
お食事処店主 トレーネ
[そんなわけで注文を受けた分は出し終わり
一段落がついたところで差し入れしてもらった焼き芋を
紙袋から一つ取り出した。
少し時間を置いてしまったがそれでも温かなまま、
半分に割った焼き芋は黄色が濃くねっとりしっとりとした質感。
バターを乗せたり調理しても美味いが
これだけで甘み深く見た目も美味しい安納芋に
我慢できず一口食べて、思っている以上のおいしさに
うん、と満足した頷き一つ落とした後]
こんな美味しいの独り占めしちゃ悪いねぇ、
お客さんのお腹に余裕があるならおひとつどうだい？
[なんやかんやと同席している魔法少女さんにも
焼き芋をお裾分けしたところで、>>30お客さんの声がして]
お食事処店主 トレーネ
はいよ、いらっしゃい。
お客さんはこれを見るの初めてかい？
こっちがおでんで、こっちが土手煮だよ。
興味があるならおすすめを幾つか食べてみるかい？
あ、食べられないものがあれば教えておくれね。
[>>35見れば明らかに日本人ではない女性客に
笑顔で説明をした後、見目的に抵抗が少なそうなおでんを
幾つか皿にとって渡してから]
そうそう、お客さんもおひとついかが？
今こちらのお客さんから差し入れてもらったんだ、
いっぱいあるから遠慮しないで。
お食事処店主 トレーネ
[ハルカちゃんから差し入れてもらった焼き芋も
半ば強引に、という感じにビニール袋に入れて手渡し。
ほかにもお客さんへの応対をしつつ、
好物である安納芋をもくもくはむはむ、
そんなことをしている間にも
>>37お客さん同士のにぎやかな様子を
楽しんでいる内に、自分を呼ぶ声を見れば]
あら、あんた。
どうしたの、来られないんじゃなかったの？
[どう見ても堅気に見えないスキンヘッドの壮年の男性と、
ジュリエッタちゃんだー！と目を輝かせる幼児の組み合わせに目を瞬かせたのだった**]
コスプレイヤー ジュリエッタ
登場！ジュリエッタちゃんですよー。（萌え声）
[幼いファンへのサービスだって忘れない。]
ジュリエッタちゃんは登場だけで魔法の七割を使っちゃうから見れてよかったわね。(萌え声）
[なお、公式設定である]
これからもみんなの日常を守るために、ご家族と仲良くね！(萌え声）
[幼いファン>>42にはそうして振舞うのがコスプレイヤーの務めであった*]
コスプレイヤー ジュリエッタ
[そうしてわけてもらったお芋は、ぱっと見でわかるような練度はなかったが鳴門金時だったらしい。
だが食べて美味しければオールオッケーなのだ。
未だ仄かにぬくもりの残るために食べやすい温度のやきいもを二つにわけると、瑞々しくも魅惑的な黄色がお目見えする。
思わずというようにいただけば癖のない甘味のおかげで全て食べきるまで許さないとでもいうようなやきいもからの自信と気迫を感じる。
じっくりと焼きあげたであろう中は蕩けるような甘さの上で踊り、滂沱の涙が口から溢れでる。]
店主さん、お茶はあるかい？（渋イイ声）
[結局そのままおでんからはじまり焼きおにぎりに土手煮。純米ジュース、やきいもまで食べていく魔法少女なのであった**]
軽音部 東風 一吾
つっても、お前も参加すんだろ？
[ひどい友達だが、わかりあえるはずなのだ。
食べ放題の寿司ときいて喜ばない人間は少ない筈だし。]
殿、お命頂戴致す。
拙者軽音派の忍び也。
[といってスマホに果たし状と書いて友人に突きつける。
なにも整合性がないのに、友人（将軍コスプレ）は、
『いいだろう、首が飛ぶのはお前じゃ！』って返してくれる。
お前は最高だな。]
軽音部 東風 一吾
―― フードファイトフェスタ会場 ――
[というわけで参戦！のために会場にたどり着く。
色々な面々がいるが、>>10 ぱっと見男が多いだろうか。
会場隣では、
まぐろを解体した後の残り部位、
頭の窯焼きや、あら汁のようなものも安く販売されている。
かじかむ手にそれも恋しくなるものの、
まずはメインに乗り込んで、用意されたテーブルについた。
『あのおっさんやるな…』と、隣で友人がつぶやく。
ふとしてみれば、
>>7 自らにハンデを課して戦う一人の漢がいた。
なるほど、かくして取る。か。
確かに確実な勝利を狙うなら、脂身のことを考えて
分配して食べるべき……なのだが。]
軽音部 東風 一吾
なるほどな。
すいませーん！あのおっちゃんと同じ条件でやりたい！
[一人納得すると、バッと手を上げて、
スタッフさんに協力してもらうように声をかけた。
かしこまりましたぁ！と声に活力があるのは、
ここのスタッフが市場の人が担当しているという話だからか。
スタッフさんが適当に皿を取って、俺の前に並べていく。
俺はがむしゃらに食って、食って、食いまくって。]
軽音部 東風 一吾
[食べ始めてみれば、『脂身なんざ関係ねえ！！』と思った。
口に入れる前から、目の前に出される輝きは、
今までこの期間に食べた『黄金』とはまた違う。
銀シャリという艶の上、美しい筋が入った大トロは、
隣に宝石を並べても違和感のない輝きをしていた。
新鮮さ故の、見るだけでわかる脂のノリだ。
俺はそれに醤油ではなく、
ちょんとワサビと、岩塩をのせる。所謂塩握りだ。
これがなんとなく『ツウ』っぽいと思ってからハマっている。
が、しかし…… 舌に乗せたとおもったらもうなかった。]
軽音部 東風 一吾
…あ、あれ、俺今食べて…？
[俺は幻覚をみていたのか？
そう思わせるように、テーブルには今度は軍艦が乗っている。
なぁんだ食ってなかったのか、とニコニコで、それを持って食えば、
ぶわりと先程食べた大トロの記憶が蘇ってきた。
俺の周りに風が拭き起こされたような、
荒波を飛び越えていくまぐろが俺の脳をクラッシュする。
消えたのではない、溶けてなくなっていただけだ。
その旨味だけが記憶に溶けて、
今赤身まじりのとろけるタタキの風味で呼び起こされたのだ！]
軽音部 東風 一吾
そ、そんな馬鹿な…なんだこの旨さは！！
[一貫3000円じゃないのか？！
いいのかコレを何個もたべて！？
一枚目にたべたねぎとろだって何回だって食べれる。
>>49 よくみたらねぎとろも軍艦も一緒だということに気づけないくらいには
何度も記憶が飛んでは困ってしまう。
それを願ったように、終盤の追い込みは怒涛の赤身がやってきた。
これは大トロとはまた別の衝撃がある。
大トロが魔法というならば、赤身は格闘家、魚の味のボディブローだ。
膨れた俺の胃袋を内側からなんども殴りこじ開け、
何度でも食べてしまいたいという衝動だけで食べれてしまう。]
焼き芋屋 安納ハルカ
――お食事処――
そんなことねーって。
ああしろこうしろ煩いのなんのって。
[じーさんが喜んでるかどうかにはそんなお返し。>>38
まぁ腰が痛いくせにえらくニコニコしてはいるが、鼻が急にむずむずしだしたので、黙って土手煮の持ち帰りを受け取ったのだった。
意外とずっしり、美味しそうな重さがする。]
うわ、いい匂いがする……。
なんかもう冬になるんだなって感じ。
[次に差し出されたおでんの乗った皿。
両手で受け取ると、ふわっと出汁の香りがただよう。
昆布と鰹とか？と予想しながらつい鼻を近づけていたら、仮面にあつあつの湯気が入り込んで頭を振った。
ここに来てさすがに仮面が邪魔だと思い始めたが、魔法少女もやっているのだから――口まで覆うタイプなのにすげぇ――謎の対抗心で外さないことにする。
おでんはまず大根から、のタイプ。
箸をそっと差し込めばほろりと割れる柔らかさ。
からしはつけないで、大きめの欠片をふーふーと冷ましてから口に入れ……やっぱりまだ熱い！となりながらも、大根の独特の味と染み込んだ出汁を味わう。]
焼き芋屋 安納ハルカ
うまーい。
[自然と笑顔になるというものだ。
食べ始めるともう夢中で、かーさんが好きそうな曲の流れるどこかノスタルジックな店の雰囲気とともに、おでんを楽しんでいく。
牛すじやもち巾着はうちで作るおでんでは見かけない。
ワクワクしながら牛すじを噛み締めれば、いろんな食感がして、モグモグするごとに旨味が湧いてくる。
おでんにお肉ってこんなにありなんだなぁ。]
このもち巾着、めっちゃ好き。
[コンビニおでんの餅巾着に常々思うのは、もっと餅！！とした餅が食べたいんだよなぁ、である。
この店の餅巾着は餅好きを大満足させてくれた。
箸で割るなんてせず豪快に噛んだら、じゅわっと溢れる出汁の熱さに一瞬固まって、でも揚げと伸びるお餅の組み合わせがたまらなく美味しい。
これはもう一個追加でもらおう、と心に決めた。]
焼き芋屋 安納ハルカ
[魔法少女と話している間に作られていたのは、おねーさんが勧めてくれた煮玉子おにぎり>>39だ。]
あんがとー、まだまだ育つぜ。
[背に関してはもう大分満足しているけど。
おでんの具を堪能し、出汁のスープまで飲み干して。
おねーさんが焼き芋の紙袋を開けたり魔法少女にもお裾分けしてくれているのを横目に（芋の解説どころじゃない！）いそいそとホイルを開けていく。
おでんの出汁の澄んだ優しい匂いとは違う、甘辛くて濃厚な味噌と焼きおにぎりの香ばしい匂いが混ざって、まだまだ食欲を刺激された。
はふはふと一口。これぞ正義の味がする！]
おぉう！？
[そうしたら本当に正義の魔法少女>>36が立ち上がり、ポーズを決めるものだから驚くやら感動するやら。
待って写真撮りたい、いや、口の中いっぱいだ！
ここは諦めてもぐもぐしながらガン見させてもらう。
あー、たい焼きもいいな。団子もいいな。
いくらノスタルジックな選曲といえど、海を泳ぐたい焼きの歌は流れないだろうが、魔法少女にまで妙に懐かしい気持ちにさせられながら。
決まってんなぁとと手を叩いたのだった。]
焼き芋屋 安納ハルカ
おばちゃん、ごちそうさま！
[最後には自然とそう呼んでいた。
きっと幼い頃の記憶が刺激されたからだろう。]
焼き芋にはやっぱ酒よりお茶かぁ。
[なんてちょっと笑ったりして。
うどん体験の時に見かけた外国人のお客さん>>30には、おおっと声を上げて、これ焼いた芋！とそのまんまな説明をしたりした。
よかった、案外また出会えたりするもんだ。]
おお、チビが来た。
こわくないぞーほら、魔法少女いるし。
[おばちゃんの家族も顔を出し>>42、さらに賑やかになる。
黒魔術師はここぞとばかりに魔法少女>>43の後ろに隠れて、こっそり倒されたフリなんかしつつ、魔法の燃費悪くね！？と小さく突っ込んでいた。
仮設テントに点る灯り、網焼きコンロの火、おでんと味噌の香り、粋な女主人と家族に、魔法少女と黒魔術師に……ごっちゃごちゃで、全部バラバラで、美味しいご飯を前に笑顔はたくさんで、ハロウィンにかこつけたフードフェスタらしい光景だと思った。**]
焼き芋屋 安納ハルカ
――フード『ファイト』フェスタ――
よっしゃ、きたー！
[やる気満々な黒魔術師がひとり。
ファイトだろうがなんだろうが安定の格好である。
お腹も見えにくいしちょうどいいってものだ。
今までとても気になっていたが参加できたことのない明日星町フードファイト、正体を隠してなら気兼ねなく挑戦出来る。
しかも今年は“まぐろ寿司”らしい。
サーモンもイクラも美味いけど、やっぱりマグロこそ寿司って感じがする高校三年生だ。
意気揚々と（仮面の中は）ステージにやってくると、おっちゃん>>7にヒラヒラ手を振って、昨日見かけた燻製仲間>>10にも振って（相手からしたらビビりそうだが）案内された席にちゃんとついた。
これは熱くて濃いめの茶が欲しいなぁ。]
焼き芋屋 安納ハルカ
ん？ なんか騒がしいな。
[見たらあのニンジャ>>47の姿もあった。
アイツもライバルってことか、なるほどな。
相変わらず忍んでねぇ上に派手な将軍までそばにいて、頭の中に流れるのはじーさんが早朝にテレビで見ている暴れん坊将軍テーマ曲である。
戦いにはふさわし……相応しいのか？]
いい食べっぷりじゃねーか。
[ちょっと先輩は感心した。
これは負けていられない。]
焼き芋屋 安納ハルカ
いただきまーす。
[手を合わせ、いざ勝負。
枚数というより美味しい寿司との一対一でもある。
真剣になってこそ、というやつ。
チビどもが親ときゃっきゃ楽しく食べてる光景も悪くないが、ここだけ空気が違うかもしれない。]
中身わかんないの面白そーだな。
オレもそうしよっと。
[楽しそうなことにはすぐノる派。>>7
スタッフの市場仕込みの声も背中を押してくれる。]
うん、うまー！
[トロってなんでこんな溶けるんだろう。
とろけるから、トロなのか？]
焼き芋屋 安納ハルカ
マグロって偉大だ……！
こんなにオレたちに感動をくれるなんて……。
[どれもそれぞれ全部美味い。
最初は醤油にわさびをほんの少しスタイルだったが、遠目に見えたニンジャの付けているもの>>50が気になって、こっそり偵察して真似したりもした。
敵の戦法を知るのは大事だからな、うん。
大トロの甘い脂に塩はよくあって、とろっとしてるのに後味はさっぱり、いくらでも食べられる気がする。]
焼き芋屋 安納ハルカ
[結局、ずっとひたすらマグロを堪能していた。
数えるのも忘れかけていたがちゃんと記録されていて。
以下の通りだったようだ。
合計
赤身：5(6x1)枚
ねぎとろ：6(6x1)枚
中トロ：2(6x1)枚
大トロ：2(6x1)枚 ごちそうさまでした。]
焼き芋屋 安納ハルカ
特にネギトロうまかったなー。最強。
[熱いお茶をいただく。
自分はどっちかというと赤身の方が好きらしい。
ポイントを計算してみると…]
5＋12＋6＋10 で……33か。
[点数としては低い方か。しゃーない。
でもとっても満腹な気持ちですがすがしい。]
あ、あら汁ひとつー。
[そしてけろりとスタッフさんに注文する。
シメもデザートも別腹である。**]
売人 赤城
（ポイントとか気にしてなかったが…22点？まあいい。余は満足じゃ。まあしかししばらくそこらのマグロ食えねえなぁ。）
[満足げである。]**
コスプレイヤー ジュリエッタ
[食事処では約束通り写真を撮ったり、玲音さんはもちろんそのご家族やハルカさんとも写真を撮ったりしただろうか。
その後はフードファイトには参加せずに色々巡って、たっぷりのお土産をもって帰ったのであった。
そうして最終日のフードフェスタの夜のこと魔法少女はホテルの中にいた。]
お、できたできた。
[明日星農園直売所で売られていた生卵と出汁巻。
おふくろさんで買ってきた、野菜の天ぷらと地鶏の串焼きにたくわんと色々買ってきたがそれにインスタントのシジミ汁と白飯]
なんかついつい買ってきてしまったが、ごちゃごちゃになってしまったな。
[うーんと悩みながら、まあいいか。と思うことにして、惣菜や白米を温め、シジミ汁用にお湯を沸かす。
準備が整えば、白ご飯に生卵を落とし、そして醤油を少し垂らしかき混ぜる。
そして見事に生まれし黄金色の―――否！柴犬色の米の山]
コスプレイヤー ジュリエッタ
まずは一口……ああ…いいなぁ。
[ずっと人前で、コスプレしていたのだから当たり前だが目立っていたが、人目も気にせずの食事でこの落ち着く味だ。たまらない。
だが今はこれだけではない。先程炙った地鶏の串焼きをここに乗せて…ジュリエッタ流の親子丼の完成だ。
タマゴと醤油が混ざってこの蕩けるような食感と癖になる醤油のしょっぱさにまろやかな卵ご飯。ここにガツンと焼き鳥タレと鳥の脂が溶け合って、焼き鳥、米、米、焼き鳥……箸が止まらない…どうすれば……]
…はぁ……たくあんがなければもう一生丼をかきこむだけになるところだった。
[人心地、たくあんをぽりぽりと齧りながら、次は出汁巻も食べようか。そうやって晩御飯が過ぎていく]
コスプレイヤー ジュリエッタ
お祭りも今日で終わりか。気楽な時間を過ごせたなぁ。
[そしてまたいつもの日々が戻ってくる。当たり前のことだがその直前というのはいつだって淋しさを覚えるものだが、美味しいものも食べたし、いくつも出会いがあり羽を伸ばして楽しめた。リフレッシュした気分でまた日々を過ごしていけるだろう。というわけでジュリエッタ……ではなく―――――は魔法少女をやめるべく、フェイスマスクに手をかけるのであった]
コスプレイヤー ジュリエッタ
[というわけで次回！]
みんなおまたせ！☆ ダイナミックビューティフルな魔法少女ジュリエッタだよ！
勃発した不良グループ、密殺祭団と古火甲羅の戦い、そんな彼らの余り意味のない戦いを手に汗握って見届け、新たな戦いへと向かう！
次回、魔法少女ジュリエッタ！プロボウラーになる！
来週も―――勝負に負けてもーーー裁判で勝つ！
[きらりん☆**]
お食事処店主 トレーネ
─ お食事処 ─
[>>43サービス精神旺盛な魔法少女ちゃんに
夫にだっこされたままキャー！と嬉し気に叫び
ばーばすごい、ジュリエッタちゃんと友達なの！？と
興奮しながらこちらに手を伸ばす孫と反対に
何やらお疲れ気味に苦笑している夫。
一人で孫の面倒を見るのが疲れたのかと思いきや]
あらまぁ、誘拐に間違われて？
そりゃ大変だったね、お疲れさん。
[どうやら夫の様相に誤解が生じた善意の行動で
しばらく足止めを食らってきたらしい。
家族写真を見せたり、近くにいた馴染みの店の人や
うちのお客の口添えで誤解を解いて
やっとここに来られたという夫に苦笑を返して]
お食事処店主 トレーネ
ちょうどハルカちゃんからお芋さんもらったとこなんだよ。
疲れてるときには甘いもんが一番だからね、
一つ食べなよ。
ほら、あんたも。
ジュリエッタちゃんはまだご飯中だからね、
お姉ちゃんにお礼言って
お芋さんいただきますしなさい？
[手振りで黒魔術師が焼き芋屋さんのお孫さんと伝えながら
焼き芋の入った紙袋を夫に差し出し
ジュリエッタちゃんの一挙手一投足にいちいち目を輝かせてる
孫にも小さめのお芋を一つ渡したところで
>>44お茶の注文を受けたのだが]
お食事処店主 トレーネ
あー、うちは置いてないんだよねぇ…
ちょっと待っててくれるかい？
ねぇ、ガンバリ君。あんた確か注文もできるんだったよねぇ。
[生憎ここは日本酒とビールしか置いていない潔さ、
それ以外は近くの自販機で買って、といつもならいうのだが
せっかく個性豊かなお客さんたちが揃っているのだ
どうせなら美味しいお茶を飲んでもらいたい。
そんなわけでガンバリ君経由で>>0:83お茶屋さんに
今ここにいる人数分のお茶を頼んだところ
うーばーなんちゃらではなくお茶屋さん本人が届けてくれて]
お食事処店主 トレーネ
あらー、わざわざ届けに来てくれたの？
悪いわねぇ、奥さんが来てくれるってわかってたなら
うちの人に取りに行かせたのに。
ちょうどハルカちゃんから焼き芋もらったとこなのよ、
奥さんも食べてってちょうだいな。
[そう誘えば、そのつもりで自分の分もお茶を持ってきたと笑う彼女に
あらあら、と笑っておでんも食べてく？とか話した後]
お食事処店主 トレーネ
そうだ、ねぇジュリエッタちゃん。
さっきお願いしたことなんだけどさ、
せっかくだから、ここにいるみんなで写真を撮らせちゃくれないかねぇ。
そこのお客さんも、良ければ入っていかないかい？
日本じゃ一期一会っていう言葉があってね、
こういう出会いも大事にしてるんだよ。
[おでんついでに焼き芋をお裾分けした外人さんにも声をかけ
見知った顔が近くを通っていたならそこにも呼びかけ
了承を得られれば、みんなで記念撮影と相成ることとなっただろう**]
器屋 魚本 蓮
[満腹満腹、と席を立とうとした時に、違う卓の辺りから「かしこまりましたぁ！」と元気な声がする。>>48
見るとどうやら学生グループのようだ。
此方への視線を感じたのはどうやら自分と同じ条件下で挑戦しようとしていたらしく、それなら見届けようと席にそのまま留まることにした。
その間、他にも挑戦者は現れたようで。>>10>>59
焼き芋の魔術師に手を振り返しつつ、それぞれのファイトを称えて拍手を贈った。]
若さっていいねぇ……。
[思わず呟きが零れたのは、49ptで悔しがる少年の姿と、そのツレが96ptという高得点を叩き出した様子を見て。>>53
周りも盛り上がっているようだから、学校で彼は一躍ヒーローとなることだろう。]
器屋 魚本 蓮
さぁって、行きますかね。
[フードフェスタも終盤だが、商店街の日常はまだ続く。
器屋は自分の代で残念ながら終いとなるが、次の世代が新しい風を齎してくれるだろう。
焼き芋屋に限らず、先程の賑やかな少年たちや途中ですれ違った魔法少女？のコスプレをした子、お食事処の夫婦が可愛がっている孫娘、他にも自分が出逢わなかった人々だって、数年後数十年後のフードフェスタを盛り上げることになるかもしれない。
楽しみだ、と口角を上げて、器屋は足取り軽く会場を後にした。**]
軽音部 東風 一吾
[商店街だもんで、楽器屋の新品ギターを眺めて、
それが地元交換アプリなんかでやりとりされてないか。
カフェをめぐりながらチェックするのがルーティンだ。
今回はフェスタの最中なので、
休憩はほぼイートインスペースで過ごすこととなる。
俺の腹はまだまだご飯一杯くらいならいけたけれど、
昼下がりにこの舌に何を乗せたいかといえば…]
軽音部 東風 一吾
はは、やべ～ SNSの通りだ。
[卵は本当に偉大な食べ物だ。
煮る、焼く、炒める、燻す、茹でる。
様々な調理方に対して、様々な音色を奏でてくれる。
その中でも…コイツを忘れちゃいけないだろう。
『プリン』だ。
俺の眼の前に、プラスチックカップに乗った、
大きめのプリンを塔の頂上とした…パフェが鎮座した。]
軽音部 東風 一吾
いただきますっ！
[写真を数枚撮り、投稿するのは後回し。
スプーンでまずは、頂上をそっと削る。
とろりとしたブリュレも大好きだが、
俺はカラメルたっぷりの固め派なんだ。それもたまらない。
明日星農園の卵をふんだんに使った料理と
情報を募って、得たかいがあったというもの。
しっかり蒸された卵の味は、砂糖の甘みに劣る事のない、
とろみを欲張るのであれば、生クリームと一緒に食べてしまう。
クリームにはラズベリーとキウイが乗っている。
甘さの中に時折酸味を混ぜて食べてしまえば、
口に広がるのは、完璧な調和。
洗礼されたオーケストラのコンサート。]
軽音部 東風 一吾
ぅんまぁ～～～～！
[硬いプリンの代わりに俺の顔がとろけてしまいそうだ。
ホントプリンってうまい。
アダムとイヴの原罪は軽い。これが罪の味だ。
芋のなめらかさもたまらなかった、罪は星の数ほど存在する。
スイーツ、なんて言い方をして忌避して食べ損してる
俺の数える友達は本当に勿体ないといつも思う。
大きかった筈のパフェだった筈だけれど、
あっという間に食べきってしまえば。]
軽音部 東風 一吾
……よしっ、海鮮丼食いに行こ！
[この口の中の甘味を吹き飛ばす塩味が欲しくなる。
寿司？あれは記憶と腹から消えたから。
一杯のご飯くらいならいけるっていっただろ？
それに、まぐろだけじゃなくて、
サーモンも鯛も鰤もタコもイカも食べたいし？
ちなみに俺が一番好きなのはイクラだ。
魚卵だって卵だもんな！]**
焼き芋屋 安納ハルカ
――それから――
[今年の明日星町フードフェスタは終わっても、商店街はあり続けるし、あり続けてほしいし、来年も再来年もフードフェスタは行われる。
出来た縁もどんなに細くても続けばいい、と思う。]
はいはい、いらっしゃい。
[落ち葉まじりの風が吹くようになれば、今日も石焼き芋の歌が商店街に流れていく。
普段はおじさん声で、白髪のじーさんがやっている。
でもたまに女性の声>>0:4のことがあり――その時は仮面に黒いローブの黒魔術師が芋を焼いている。
チビたちには意外と好評なようだ。
お小遣いを握りしめてやってくるチビの頭をわしゃわしゃして、ひくーい声で注文をとったりする。]
またなー。気をつけて帰れよ。
[そういえば、もうすぐフェスタの時期。
今年も人やら美味しいものやらたくさんの出会いがあるのだろう――白いトラックの運転席には、一枚の写真>>76が飾られている。]
焼き芋屋 安納ハルカ
いしやーきいもーおいもー♪
[ラジカセから流れる声と同じ声で口ずさむ。
（※実はただの本人裏声だった）]
さってと、今日も働いたわ。酒飲みたい〜。
[売れ残った芋というには大きめなのを3本紙袋に入れ、片付けを済ませ、家へと帰るのだった。**]
お店切り盛り ガンバリ君
[夕焼けの下、ガンバリ君のアナウンスではなく、
街全体に声が響き渡る。]
『五時になりました。
子供たちは、帰りましょう。
周囲の皆様、ご協力、よろしくおねがいします。』
[放送スピーカーを通した、ほんの少しノイズ混じりの鐘の音。
フードフェスタは店の協力もある為、各々閉店時間は違うものの、
商店街通りの終了は基本20時までだ。
誰かが空を見上げる。
橙色の空気を吸えば、どこかの家で、どこかの店で、
香ばしい匂いがまた腹を空かせるかもしれない。
そんな貴方の上で、一番星が街を見守っている。]
お店切り盛り ガンバリ君
｡☆ * ｡.
『美味しかったね』
『明日は学校かぁ』
『また来年も来よう』
｡ﾟ☆+ﾟ｡*
[その声は、星の瞬きのように、
様々な料理のように、色鮮やかにきらめいている。] ｡ﾟ☆
お店切り盛り ガンバリ君
︙ ︙ ︙︙︙
︙ ︙ ︙︙✧
︙ ︙ ︙ ✰
︙ ︙ ✧
︙ ✰
✧
【
[ごはんを食べて、明日も元気にがんばりましょう！]**
お食事処店主 トレーネ
[写真に撮られたくない人は少し離れてもらうこととなり
急遽始まった写真撮影会は
終始賑やかな笑い声の中にあった。
ジュリエッタちゃんと同じ決めポーズをして撮ったり
それぞれのスマホで撮りあったりもあったろうか、
その中でも特別な一枚は全員集合して撮ったもの。
初めて会う人、久しぶりに会う人、
一期一会でしかない人もいる]
……この写真は大事にしなきゃねぇ。
[息子に頼んでプリントアウトしてもらったそれは
己の店を象徴するようなものだと思ったのだ]
お食事処店主 トレーネ
[いつも会う顔も、初めて会う顔も、
久しぶりでも、一度限りでも
変わらぬ笑顔で、美味しいと言ってもらえる。
そんな店である自負があるから]
さ。
明日の仕込みを頑張らなきゃねぇ。
[店を営む自分自身も
変わらぬように、いつも通りの味を出せるよう
毎日を重ねていくのだ**]
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