織田真宙は基本的に親とのすれ違いに悩む「普通の女の子」がまずあり。
そこから「死神」の言う通りに行動して地位や名誉を得ていく男=基本的に親の言う通りに育って生きてきた真宙、の構図ができました。
二つの主人公は贅沢や地位の欲目に眩み死神を欺いてそれを会得する。
ここを普通の女の子である真宙に設定加味で当てはめると「夢である演劇に縋り親を説得する」。
真宙の欲とは親=死神の言うことを聞かず出過ぎた夢を追うこと。
ここが設定の中で親の説得を行う真宙の図。
退散の呪文は自分の夢に向かう為の行動であり同時に物語のようにはいかず親は引かない、理解されない=死神が死を確定した者の足元or枕元にいたらその運命は基本覆せない。
ろうそくの灯=自分の夢であり命である。夢が潰えるということは即ち、自分の命=見出した人生の終わり。
そして米津玄師の「死神」は、現代を生きる中でもがき苦しむ人を表現していると解釈(歌詞を事細かく分析してません)
続く何かに終わりを望む、死にたい気持ち。
誰かに対して責め苦を望む、どうせ俺らの仲間=自分の行動を正当化するずるさ。