コスプレイヤー ジュリエッタ

[そうして店主と知り合いらしいやきいもお届け人の魔法使いとの会話を聞いたり聞いてなかったりしながら、土手煮にも手をつけていこう。
見た目は真っ黒だ。お世辞にもよさはなさそうだ。というかどこに何があるのかよくわからないので適当に掬うように箸を味噌につけて、でてきたりて牛もつ。
既に味噌の味を思い知らされている時点で食べるのに冒険心すらない。
今日はこの味噌に身体をハンモックのように委ねよう。

このプリっとした食感と噛めば噛むほど旨味が広がり、同時にモツが透き通るように消えていく。
帰ってこない思い出に寂しさを覚えるようにモツが蕩け消えていくが、これは食事だ。所謂やめられないとまらない味というやつだろう。更に箸が進み、純米ジュースをちびりと口にして]

　ぉぉおおぉ…（おっさん声）

[この瞬間のために生きてるんだよな。なんていう気持ちを込めた唸り声がとなりみやきいもの魔法使いがいようが気にせずに漏らすのであったが]

　もらえるなら嬉しいから、一ついただこうかな。

[と、店主のご厚意>>24に甘えた。食事も一段落ついたので次はデザートタイムなのだ*]