59 【ホラーRP村】晩秋の怪
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大学生 籠宮 湖月
[イコマさん>>101には、声が届き、私の姿が見える様だ。
その事に驚いた。けれど。]
……ショウさん、って。
[彼の背後に視線を向ければ、そこに纏わりつく、宵闇さんの姿。
黒い靄がかかっていて、酷く禍々しい存在に見える。
宵闇さんもまた命を落としてしまったのだと。
頭を撫でてくれた、温かい手>>3:15や。
最後に交わした言葉>>4:136>>4:+40を思い出し。
その事を、悲しいと思ったけれど。]
宵闇さん……その姿、どうしたんですか。
[彼が纏っている、その禍々しい空気を問い。
それから、イコマさんに向き直り。
一緒に脱出する、という言葉に。]
神部 宵
うん。俺も一緒に行こうか？
イコマ君はきっと捜索待ちで、
トンネル辺りへ向かって、
救助を待っていると思うから。
[彼女のすぐそばまで。
大丈夫かな？と心配そうにあの時と同じ顔、同じ声をして。>>3:15
首元を眺めながら、彼女の頭を撫でるフリをし男は腕を伸ばした。>>183]
お兄さん…そうか…。
護ってくれると思っていた筈が…。
きっと、それはお兄さんじゃないよ。
悪い霊だったんだよ。
[怖い、と口にする彼女に甘い声で嘯く。
他の怨霊が彼女を唆した前例があった事は想定外だ。払われるなら深追いはせずに「君」の元へ戻るつもりだ。大凡時間は稼げただろうと。]
神部 宵
──回想:トンネル付近──
[辺りを日の光が包み
光を浴びた箇所から怨霊の思念体はボロボロと
海の泡に似て空へと散って行く中>>224>>225
霊体への接触はギリギリまで諦めようとはしていなかった
>>211彼女を守るように阻む声には意図もくれず。取り込もうとしていたのだ
>>3:15蛍さん自身も怖いだろうにあなたはいつも誰かを慮って。新恵ちゃんの手を引き、ふかせんの手当をして、俺のことも撫でてくれた。いつも優しい眼差しで皆んなを励ましてくれた
優しく気丈に振る舞う彼女の温かくも強い光を感じて、泥のように蠢く怨霊の内側がバシリと音を立て彼女から黒い塊を退け
僅かな間、残痕のように「宵闇」としての姿で二人の前に]
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