74 【完全RP村】明日星町フードフェスタ
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お食事処店主 トレーネは、村人 を希望しました（他の人には見えません）。
お食事処店主 トレーネ
[まっすぐ伸びる大通り、
この週末の三連休のみ立ち並ぶ屋台の中
大きい部類に入るだろう仮設テント。
そのテントの下から空を見上げる女は、眩し気に目を細め]
あぁ、良い天気だねぇ…
こりゃあ今日はビールが良く売れそうだ。
[おおまかな機材、テーブルやベンチは既に前日設営済のため
後ろに停めたライトバンからおろすのは食材くらいだ。
手際良く冷蔵庫に入れる品を収め、網焼きコンロを温め、
簡易キッチンの二口コンロにそれぞれの鍋を仕掛ければ
すぐにも漂う出汁と味噌の匂いが近くを歩く者の鼻を擽ることだろう]
お食事処店主 トレーネ
[この規模の催しではこういった仮設テントでの出店だが
小規模のイベントにはキッチンカーで参加したりとフットワークが軽い女は
店舗を持たずとも方々に出店するようになって長いこともあり
馴染みの客も多く、また女も覚えている客には相応に応じることが多く]
おや、もう来たのかい？
こんな時間から飲み始めるのは良くないんじゃない？
悪いけどうちには女房泣かせてまで飲ませるもんは無いよ。
嫁さんから出して良いって聞けば出してやるけど、
どうしても飲みたいならこっちにしときな。
[ちょうど顔を出した男性にそう言うと、
酒の代わりにと鍋から出汁と、おでんを一掬い差し出した。
足りないなら網で焼いた醤油おにぎりも付け加えよう*]
お食事処店主 トレーネ
おやまぁ。
初耳だけど、そりゃあ悪いこと聞いちまったね。
[>>11押し付けた皿は、目の前の男性客自身から卸してもらったものだ。
彼は、以前店先で夫婦喧嘩──
というよりも一方的に怒られていた記憶の主だった。
だから、というのもあって嫁さんとと言ったのだがどうやら余計な世話だったよう。
だが、かなわねぇなと苦笑しつつも皿に口をつける様子に
申し訳なさを表情に出すのは止めて]
お食事処店主 トレーネ
あぁ、そりゃあはんぺんだね。
市場直営の店から仕入れてるから、風味も良いだろう？
[昆布と鰹で丁寧に取った出汁に良く煮込まれた大根と練り物は箸で簡単に割れるほど柔らかい。
蒟蒻に牛スジも噛めばじゅわりと染み出す旨みに出汁だけじゃない深みを感じることだろう。
のんべぇなら無意識片手がくいと、食いしん坊なら白い飯を持つ手の形になるところ
目の前の客はそのどちらも当てはまったと思うが、今日のところは食いしん坊が勝ったらしい]
あいよ。
お前さんは醤油は塗らないほうが良かったっけね。
そうそう、腹がくちたら出汁割一杯くらいは飲んでおいきな。
[>>12男性客からの追加注文に笑って応えながら、ついでに勧めた後での一杯。
その一杯は、女から余計な世話の代金代わりの奢りのつもり**]
お食事処店主 トレーネ
─ お食事処 ─
[出汁と味噌の香り漂う仮設テントの下、
手伝いをしてくれている>>#３お店切り盛りガンバリ君から流れる音楽とは別に
年季の入った音楽プレイヤーから流す曲は時間帯によって変わっていく。
日が落ちテーブル席を飲兵衛が占拠する頃合いにはべたべたの演歌だが、
まだ日が高く若年層も多いこの時間に流れるのは曲層に合わせたつもりのＪポップ。
とはいえ店主の体感的にちょっと昔の、だが客観的には結構昔の選曲なので
女の目の前でしみじみ出汁を味わう男性客にとっては
ちょうど青春時代を過ごした頃くらいだろうか。
>>24先程通り過ぎていった少年には子供の頃聞いたか聞かないかくらい、
人によっては懐メロの域に入る選曲は、テントの軒先に下がる提灯も相まって
ノスタルジック、古き良き昭和感を醸し出す要因の一つ。
店主の狙いとはズレているけれど、これもまた店の味の内、なのだろう]
お食事処店主 トレーネ
[そんなこんなでガンバリ君の音楽と昔なつかしＪポップをBGMに
女は接客をしていたわけだが]
おや、お前さん…
たしか県外の大学に入ったんじゃなかったかい？
[おばちゃん久しぶりー！という声に顔を向けて、
そこに居た顔に笑いかければ修了してこっちに戻ってきたとの返事を受け]
そうかい、就職でこっちに戻ってきたのかい。
ついこないだまでランドセル背負ってたってのに、
化粧も様になる美人になっちまって、時が過ぎるのは早いねぇ…
あぁ、良ければあんたも食べておいきよ。
今日は土手煮があるからあんたの好きなの作れるよ？
お食事処店主 トレーネ
[時の流れにしみじみとしつつ、問いかければ子供の頃と同じ笑顔で是が返り。
こういうときの顔は変わらないんだねぇとほっこりしつつ、
手にとったおにぎりを網に乗せ、ぱちぱちと音を立てながら片面を焼いている間
常はここで刷毛を手に取り醤油を塗るところ、代わりに取ったのはお玉。
土手煮の鍋から味噌の汁だけを掬った器に、新しい刷毛をそっと浸して
網の上、ひっくり返して軽く焼けたお握りの表面にそっと塗り、
またひっくり返して塗りを３，４回繰り返せばふわり漂うは甘辛い味噌の匂い。
かるーいおこげも出来たところで、白ごまをぱらぱら散らしたものを皿に取り]
はい、お待たせ。
熱いから火傷しないように気をつけて食べるんだよ？
[差し出した皿と割り箸、手ごとつかむ勢いで喜び受け取る彼女に笑い
友達と食べてくるーと立ち去るその背に楽しんどいで、と手を振り見送ったのだった**]
【独】 お食事処店主 トレーネ
/*
飯テロ難しい…！！
とりあえずネタに困らないようにごはんもつまみもお酒もいける欲張りセットなお店にしたけどおいしそうにできてるか不安…！
誰かひとりでもおでん食べたいとか焼きおにぎり食べたいとかなってくれたらいいけども。
ほかの皆さんの飯テロが美味すぎて霞むよね…
>>31ほんそれって思うロールが多すぎる。
とりあえず焼き芋とホットドッグとたい焼き食べたい。あとフライドポテト。
というか忍者くんとか不良娘ちゃんとかも素敵キャラだけどジュリエッタちゃんさんがすごい素敵すぎる。
ジュリエッタちゃんさんうちのお店来てくれないかなぁ。
激渋声でこういうのでいいんだよとか言ってほしい。
お食事処店主 トレーネ
─ お食事処 ─
いんや、気にしなさんな。
店の中で粗相したり殴り合いになったりする連中に比べりゃ可愛いもんだったよ。
[>>49知らずとはいえこっちが振った話だ、謝る必要はないと男性に頭を振ってみせる。
その間にも店に来た客に応じる手は止めず、
しょうゆの焦げた香ばしい匂いが香り立つ焼きおにぎりが幾つも捌けていく。
まだ飲むには早い時間だからか土手煮の売れ行きはそれ程だが
それも日が落ちればおでんと同じくらいの売り上げを出してくれることだろう。
客を捌き終わってＢＧＭが良く聞こえるようになって、
無意識か思わずか重なる男性の鼻歌を微かな笑みと共に聞いて]
そう言ってもらえると嬉しいねぇ。
勿論仕入れの店自体が良いってのもあるけどさ。
お食事処店主 トレーネ
[>>50男性の皿によそった具材ははんぺん牛スジ餅巾着に卵と蒟蒻牛蒡巻きにがんもどき。
練り物はつゆを濁らせやすいが出汁の出やすさも浸み込み方もまた格別。
多少の濁りには目を瞑り、旨みを取った結果は男性の胃の腑を満たす早さが何よりの証。
皿の中身が消える前に用意しようと、新しい握り飯を網の上に一個、二個]
ちょうど良いからあたしも相伴にあがることにするよ。
忙しくなる前に食べとかないと身体がもたないからね。
[>>51男性の好みの味噌握りと一緒に自分の分もちゃっかり焼いて、
ついでにと酒燗機で出汁割の準備も始め。
ぱちぱちと網の上から小さく爆ぜる音と共に香ばしい味噌の匂いが色濃くなった所で
「おまちどうさん。」と男に声をかけ、せっかくならこれも一緒にと出汁割と共に差し出して。
ちょっと頼むね、とガンバリ君に店番をお願いしてから自分も出来上がった味噌握りに口をつけた]
お食事処店主 トレーネ
[さっきまで焼き網の上にあったお握りは、ホイル越しでも充分熱い。
職業柄熱さに慣れている女は気にならないが、男性には気をつけなねと声をかけてから
はぐ、とお握りを口に頬張れば焼けて固くなったごはんの芳しさと味噌の風味がふわりと香る。
ほのか感じる生姜の気配が味噌の臭みも消していて、
おこげの部分の香ばしさと中心部分のごはんの柔らかさの対比がそのまま食感の美味さに代わり。
我ながら良い握り具合に味付けだ、と自画自賛しながらうん、と小さく頷き一つ落とした後
手早く平らげ、きれいに手洗いしてから
ガンバリ君にありがとうとお礼を言いながらまた定位置に戻り]
お食事処店主 トレーネ
こっちこそありがとうね、またおいでよ。
と…良いのかい？
それならおふくろちゃんのとこの串焼きをお願いできるかね。
一回食べてみてよって言われてるんだけど、
こっちが落ち着いて顔出せる頃にはいつも売り切れててねぇ。
あぁ、並んだりとかしてたら無しでいいからね。
[>>52食べ終わりこの場を離れる男性からの申し出にぱちりと瞬いた後
馴染みの店主の顔を思い出し、そこの店の人気商品をお願いしつつ男性を見送った**]
お食事処店主 トレーネ
─ お食事処 ─
ふふ、まぁ伊達に長年作っちゃいないしねぇ。
[>>78重ねられた賞賛に、今度は衒いもなく笑って応える。
そうしている間にも注文が入る度手を止める事は無く
やはり日の高い内は手軽く食べやすい方が良いのか
いくつもおにぎりを焼いては渡し、その度に醤油の匂いがたち込める。
とはいえやはり売れやすいのは祭りの定番ものの方だろう
他の店に比べれば客の切れ間も出来やすく、
>>79男性客と一緒に食事を取る暇はすぐに作れて]
お食事処店主 トレーネ
さっき？
…あぁ、あの子のことかい。
あたしもぱっと見わからなかったよ。
うちの子もそうだけど、
子供の成長ってのは早いもんだよねぇ。
[>>80食べながらの話題に上がったのは先程の女性客だ。
自分もそうだが子供の頃から馴染みのある客は
やはり子供姿の方が印象強く残っている。
年以外にも思い出せなかった要因はあるだろうと笑いつつ
ロボットとはいえ店番を人に任せきりなのは気がひけるもので
手早く握りを平らげ、定位置に戻り]
お食事処店主 トレーネ
ありがとうよ。
買えなかったらそのまま顔出しは無くて良いからね。
[>>81快く頼みを聞いてくれた男性に、
無理はしないで良いからと言って見送った後。
テントの外から見える人いきれに、
うちのピークは夕方になってからだなと思っていたも束の間。
玲音ちゃーん！という野太い声に、ん？と顔を向けたら
そこに居たのは手にいくつも袋を提げた常連さんで]
どうしたんだい、お使いかい？
……て、あー、それ明日星農園の卵じゃないか。
美味しいよねぇ、そこの卵。
お食事処店主 トレーネ
[手に持った袋の多さから家族から頼まれたかと思いきや
袋の一つの中から出てきたパックにぱちりと瞬き破顔するこちらに
常連さんは待ってましたとばかり、そうなんだよ！と被せてきた。
何でも色んな屋台から豚汁やら串カツやら食べたいものを集め
イートインで豪勢な食事としよう！と思ったそうなのだが
直売所で卵を売っているのを見つけどうしても白飯と食べたくなったらしい。
しかし豚汁を買ったおふくろちゃんにあるのはきのこの炊き込みご飯、
白いご飯だけを売っている所はあるかもしれないが
探して歩いている間に揚げ物その他が冷めてしまうのは避けたい。
そこで思い出したのがうちの店だというのだが]
…たしかにうちのおにぎりは塩も振ってないし白飯だけどね
焼きおにぎりで登録してる以上、焼かないで渡すってなぁできないよ。
……でもまぁ、そうだねぇ
お気に召すかどうかはわからないけど、ちょっと待っておいで。
お食事処店主 トレーネ
[他店との競合も考えると登録していない売り方をする訳にはいかないが
常連さんが頼りに思って来てくれているのを無碍なく断るのも気が悪い。
通常なら焼き網の上に直接お握りを置くところをホイルを敷いて
こまめにひっくり返してっくり返し、焦げないように焼き温める。
ホイルを敷いたのは焦げつき防止と米の崩れ防止の両方狙い。
多少崩れたところでどうせ食べるときは卵を纏うのだ気にするまい、
焦げ目が付く直前におでん用の皿に取り上げ、
その真ん中に閉じたトングの先でくぼみを作った後醤油を刷いて]
あたしに用意できるのはこんなもんだけど、
これで良いかねぇ？
[そう言って差し出した皿は、常連さんには満足のいく出来だったようだ。
まだよっぱらいがテーブル席を占拠する時間でもないので
そのまま買った品を広げてプチ贅沢な卵かけ豚汁定食を食べ始めるその人に
まだこの時間だからできることだよ？と釘を刺しつつ苦笑を向けて]
お食事処店主 トレーネ
あそこの農園の卵なら味が濃いから
醤油はそれくらいの方が美味しく食べれると思うけど
どうしても味が物足りないってなら
これを掛けてみな。
[そう言って、ことりとおでん用の一味唐辛子を机の上に置いておき]
───…トぶよ？
[付け加えた一言は実感のこもりまくったものだった**]
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