30 【RP村】スターハント・英雄譚
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魔法剣士 リベリオ
……エアハートを守りたかった
アイツが死ぬくらいなら俺が……って
思ったんだ
ああ、俺はきっと大馬鹿野郎だな
でもきっとこの先も同じことを
俺は続けるんだと思う
もし、俺が間違った道に進んでると
ビアンカが思う時が来れば
殴ってでも止めてくれ
止まるかわからねぇけど……
お前の言葉なら聞こえると思うから
［ こんなこと言わなくとも
ビアンカならそうしてくれるだろうと
思うのだけれど、言っておきたんだ。 ]
魔法剣士 リベリオ
信じて、信じ抜いて
裏切られる怖さってわかるか？
俺の両親は裏切られた。信じてた奴らに
だから俺はもう誰も信じないと思った
でもそれは違うって気がついたんだ
裏切りなんて言葉がでるのは
そいつのことを信じきっていなかったんだ
自分の理想を押し付けていたに過ぎない
こいつはこんな奴だから
それを信じると
良いこと言っているようだが
それはただの押し付けだ
魔法剣士 リベリオ
信じるってのは全部をってことだ
その人ごと全てを信じるというのは
どんな行動をしたとしても
そいつなりの考えがあると
信じ続ける
そういうことだと俺は思った
魔法剣士 リベリオ
でもな
万が一って怖くなるのは
常にあるもんだぜ？
手助け出来たらって思うのは
お前が優しすぎるのかもな
ったくお人好しばかりかよ
助けたいって思うのは良いことだが
それにはまず自分が強くなきゃならない
俺からすればビアンカはまだ
心配される側ってとこだな
せいぜい強くなることだ
［ 最後は挑発するように笑ってみせる。
真面目な話なんて
俺には似合わないからな。
茶々入れてる方が楽しいんだよ。 ]
魔法剣士 リベリオ
［ なあ、エアハート
お前の親父さんが消えた時
悲しかったか
あんなに必死に
アイツの身につけていたものを
掴んでた。
その強さは悲しみの強さだったのか？
他者に見せようとせず
自分の胸に仕舞い込んで……。
今度は自分が同じことを俺にさせるのか？
そんなことはさせない。
せめて俺のいる間だけでも
笑っていて欲しかった。 ］
魔法剣士 リベリオ
［ 俺もそうなのかもしれない。
自らの意思と思っていても
知らずに絡め取られている。
元は彼の剣であった
スターハント・ソード
これを壊さず残しているのだって
彼が死を望んだ時
望み通りに出来るための手段だ。
俺はお前を殺せない。
けれど、一緒に死ぬことなら出来る。
それが世界の秩序としての俺であっても
満足している。 ］
魔法剣士 リベリオ
俺さ、魔王を倒せたら
一人で旅に出ようと考えていたんだ
誰にも告げずに姿を消して
そう考えてたけどやめた
お前と一緒に城で働くのも
楽しいだろうけど
やりたいこと、俺のやるべきことを
探そうと思ってる
まあ、まずは金がないから
お城でアルバイトでもしてみようかなと
べ、別にお前のためじゃねぇからな
魔法剣士 リベリオ
平和ってどんなものかを
少し実感してみたいんだわ
そしていつかはお前を誘うつもり
仲間の皆に会いにいくのも良いだろ？
世界を見て、世界を知って
それでお前と仲間と
笑い合えていたらいいなって思う
魔法剣士 リベリオ
俺がお前を幸せにしてやる
お前には他にも幸せにしてくれる
仲間がいるだろうが
俺もその一人だから
だから、覚悟しておくんだな
幸せになる覚悟を
魔法剣士 リベリオ
［ この先の未来がどうなろうとも。
お前の言う家族がいるのなら
俺も仲間と認めたアイツらに
酒でも奢ってもらおうか。
何なら飲み代かけて
勝負したっていいぜ？
エアハートといると楽しい
仲間と一緒にいると楽しい
一人では笑い合えないから
闇は独りの時にやってくる。 ]
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