59 【ホラーRP村】晩秋の怪
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大学生 生駒秀二
>>303>>304>>309
[何も言わなくとも。
言葉にしなくとも。
痛々しいまでの、剥き出しの彼の想いはもう有り余る程伝わっている。
彼は、人たらしの怨霊のように冷めた男ではない。
生前の彼は、熱い想いを時に力強く、時におどけて伝えてくれた。
魂だけになってしまってもその本質は変わらないように感じる。
孤独を埋めるために相手を求める愚かさは、男も知っていた。
そんな人の弱さを男は否定もしないが、彼は一歩進んだようで。
色々な想いと感情が交差し、とりとめなく語られた結論が『死なせない』に帰依するのには、目尻を緩めて笑った。
優しい彼そのもの、という答えだったから]
大学生 生駒秀二
[目をきつく閉じ、握った拳を膝上に。恥ずかしさに溶けてしまいそう。だけど彼の追及は止まらない。言うしかないの？]
あなただと思ったから！
僕の中にあなたが満ちたと思ったから、僕はーー
[それは彼の姿をした、彼ではないもの。しかし男はそれを、彼として受け入れた。
顔から火が出る。でも、言わなくては。決死の想いで。張り裂けそうな胸の内を男は吐露する]
大学生 生駒秀二
忘れるわけない！
僕は、本当はあなたに頭を撫でてほしい、抱き締めて欲しいーー
[内包した闇が彼ではないと気付いた男は、それを愛し尽くす事で自我を保った。そして、終わりを見据えていた。役目が終わり殺される未来を。
だが、奇跡のように本物の彼が現れて。おまけに、まるで男が好きだと言わんばかりの言葉を畳み掛けている。
嫉妬？まさか]
大学生 生駒秀二
[ここまで、彼の熱い訴えを受け止めた男であったがーー肝心な部分に大きな齟齬を残していた。
彼は男を助けにきた。それは、男の生存を願うみんなの想いを背負っているからであり、傍にいるとの言葉も生を見守る、責任を全うするという意味に捉えた。
男は自身が人に好かれるということに壊滅的に疎い。
そんなはずはないと、頑なに信じているから。
だが、今男の頬に触れ、男を見据えている彼はーー]
大学生 生駒秀二
ふ、えっ……
[零れ落ちる涙。溢れる感情。止まらない、止められない]
ーー好き、ショウさん……
あなたに憧れて、あなたみたいになりたくて。
あなたが眩しくて、あなたが……
愛しくて。
死んでたって、あなたがいいよ。
僕がいいと言ってくれるなら。
あなたが僕の傍を望んでくれるなら。
ーー僕を、ちゃんと抱いて。抱き締めて。
……あなたに抱かれたいんだ。
【独】 迷い子 桜井 新恵（わかえ）
/*
ふわぁ……ホント、皆さまそれぞれのエンディングが素敵で、語彙が足りない……！
って、思ってたら、九条さんの挨拶が、すごい。
とても丁寧で言葉が綺麗。わかちゃん宛てのもとても嬉しかったし、他の人宛ての言葉も、読んでて、うんうんと同意と温かい気持ちを感じるものでした*/
【独】 大学生 生駒秀二
/*
自分もご挨拶しておきます。
皆様、お相手頂きまして本当にありがとうございました。とても楽しかったです。
特に参加を許してくださった村建様には感謝しかありません。
て、月並みな言葉しか出ないのは胸がいっぱいだからです！
神部PL様のおかげで何回感極まって泣いたかわかりません…！
失いかけていた創作意欲がまた沸いてきました。もう、もう…！
みんな、大好きです。ありがとう
【独】 雉笛 湊
/* こちらでもご挨拶を置いとくことにして。
お疲れさまでした。初参加でしたが飛び込んで良かったと私自身は思える素晴らしい村でした。
入れてくださった村建て様、お相手いただいた皆様には感謝を。
星狩国在席率トップ争いを繰り広げてるので、またどこか、通常村何かでお会いするかもしれませんが、その時はまたよろしくお願いします。
起床時間的に朝また会える人はそこでまた。
本当にありがとうございました。
【独】 迷い子 桜井 新恵（わかえ）
/*
私からも、ご挨拶
皆さま、ご一緒してくださり、本当にありがとうございました。
とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
色々ご迷惑おかけしてすみません。色々教えていただけてありがたかったです。
本当に楽しかったです。
皆さまの紡いだ物語が、本当、綺麗で、大好きです。
精一杯の感謝を込めて。
ありがとうございました。
*/
神部 宵
[>>319すとんと椅子に腰掛けた彼を見上げて。膝をついて手を伸ばし、両掌でその視線すら逃さぬようにやんわりと頬を包んだ
>>320彼が目を閉じても、顔を伏せても。彼の言葉を静かに聞いて]
ふ〜ん。そっか、俺だと思ったんだ
じゃあしょうがないけど
[>>320冷え切った掌に彼の温度が滲む
明かりが一つ灯るような心地だった
俺は情、殊更恋情と言うものには自信がない。好意の垣根が曖昧だったし、幾度何人もの女の子に好きだと言われてもいつかは離れて行くし俺のせいじゃなかったけどおかしくなるし。そういった別れを恐れていたからこそ愛情との違いも分からなかった。何にせよ終わる時に全ては錯覚だったのだと諦めてきてばかりだったから]
神部 宵
[情というものが欠けていた
またはそう思っているだけかもしれないが
自身の感情に気付く時にはいつも一人
今この瞬間もこの想いをはっきりとは理解していないのかもしれないけれど。>>321語調が強まる彼の言葉に熱情を感じ、またひとつ心の中で何かが溶ける心地になった]
…うん…頭を撫でて…？
[言葉を紡ぐ彼の気持ちに応えるように俺は言葉の通りの仕草を伝える。手で触れると細い猫っ毛なのだと知った。くしゃくしゃとかき混ぜてから腰を上げて再び君の背に腕を回す
>>322彼もやっぱり人(ではないけど)との繋がりを恐れているのだろう。抱きしめた腕の中、彼の心の猜疑心が伝わって]
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