59 【ホラーRP村】晩秋の怪
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神部 宵
[>>294闇が振り切れたのは死へ踏み出す彼の声を聞いたから。今度は救ってと背を押してくれる言葉があったから。そしてなにより、自分自身が彼の孤独に寄り添おうと選んだ道なのだ>>3:172>>3:173>>3:178
彼を死なせまいと願った未練は俺の独善でしかないけれど、それでも構わないと今は思える
だって彼はあまりに弱く優しく真っ直ぐで、人の心の機敏に敏感だからこそ傷付きやすい。傷付くことを恐れて人との距離を置く、純粋だからこそ俺のように自らを偽り本懐を隠す程狡い事の出来ない素直な魂なのだから
だから。俺はそれでも不器用に輝く
彼の生を見届けるのだと決めたんだ
この先何度俺が闇に囚われてしまってもその想いを以って彼の命に害は成さないと強く願った。今の所影の気配は感じなかった
「返らず」の儀式の末路、人ならざるものである俺が彼の近くに存在する以上彼の命を削る事に変わりはないのかもしれない>>236]
【独】 浮遊霊 百千鳥(モモチドリ)
/*
はう、春陽さんご無理はせず…！
お時間も了解です。
色々申し訳ない…と思うことが沢山ありますが、最後は感謝の気持ちを改めて。ありがとうございました…！
表の方、仕上げてきますね。
【独】 九条 叶多
/*
宵闇さんが「怨霊」って出してからずっと煩かった……。
ほんとにうるさかった……。
もう成仏してね……。
と、私もそろそろ、眠る人もいそうだしご挨拶を落とそう、かな？
*/
【独】 幽霊 佐田春陽
/*
百千鳥さんのメモで九条さんめっちゃ強調されてる。
そして佐田PLはせっかくチップ変えられるのに変え忘れが酷い（場面に合わせて使い分け、したいなぁ）
【独】 九条 叶多
/*
生き恥を晒してる……もうしんでた……死に恥……。
真面目な文章を放り投げて書かせる……。
記者は流石掲載がはやいなぁ……。
*/
雉笛 湊
―生存者脱出後数日―
[世間を一時的に賑やかすであろう、10年越しの星捨村事件。雉笛の訃報も警察などから所属していた会社へ伝わり、伝播しざわつかせることになる。
彼女の後輩たち…オカルト好きのグループが特に話題にあげて、しばらくは話題の中心に名前が残る。
しかしそれも一過性のもの。次第に皆日常に戻っていき、そういう人がいた、くらいに落ち着きが戻るのも想像に難くない
身寄りはいなかったし、親友などと言った間柄の深い者がいた訳でも無い。むしろツアー参加者に小説家、YouTuber、はては人気の出始めだった歌手。話題はそちらの方に集中することになるのも容易に想像がつこう。]
雉笛 湊
―脱出後●●日、星捨村―
[世間をにぎやかした事件からどれくらいの時が経ったか。
星捨村は完全に封鎖され、今や誰も立ち入ることは無いだろう。
誰もいなくなったはずの村の中。一軒の民家だけは明かりをともし続けた。
いるのは女性。壁を背に腰を下ろした姿で虚空を見つめ続けている。
佐田春夜と話をした、戻ってくることは決して無い彼女を待ち続けた（>>23）
幾度の昼と夜を跨いだのか、雉笛にももうわかっていない。
生前の経験が強い意志と精神を持ってその場に彼女を押し留める。
発する機会を失った言葉はもう出ない、立ち上がる力ももう失っただろう。意識が残っているのかも定かではない。
それでも、残った最後の精神が、待ち続けるのだった]
雉笛 湊
[どれくらい経っただろう。不意にその時はやってくる
…ガチャ…バタン
反応を示す余力すらも残っていない。しかしその音にはきっと気付きはしただろう。]
「遅くなっちゃいました。ごめんなさい…かえりましょう雉笛さん」
[聞き覚えのある澄んだ声と、差し出される手。
残り滓のような最後の力が右手を動かし、その手に触れる]
待ってた…ずっと…ありがとう…ごめんね
[そう伝えた。その言葉に相手はﾆｺﾘと笑っただろう。
スッと雉笛湊の体は光となってその場から消えた。]
『これくらいは、きっと許してくれるでしょ？』
『ねぇ？九条…叶多？』
雉笛 湊
[最後に来たのは彼女の待ち望んだ子では無かったけれど
きっと彼女は理解らず逝った。
嘘を吐くのは良くない事だけれど。
彼女は最後"優しい嘘"で"救われた"
雉笛 湊の物語は『
浮遊霊 百千鳥(モモチドリ)
[色々、話せたろうか。
百千鳥は晴れやかな表情で、
帰ってきた白い光をニコニコとしながら迎えて。]
おかえりなさい！春夜さん！
…えへへ。よろしくお願いします。
[春夜さんともまだまだ話したいことはあった、けれど。
聞きたいこともあったけれど。
ただ揺らいだ春夜さんを見て。]
…お疲れ様でした。
[そう声をかけて。何となくだけれど、春陽さんに似た雰囲気を持つ春夜さんもきっと、誰かの為にと何かをしてきたのだろうと思って。]
浮遊霊 百千鳥(モモチドリ)
[そうしている時間には限りがあり、その時が来たのが分かった。
春陽さんの手をぎゅっと握り、わたしも黄泉の道を歩いていった。
もう、振り返ることはなかった。**]
【独】 大学生 生駒秀二
/*
『体内にあれが』『もう少しでいけた』
何故人はこのようなギリギリの闘いを
しかし何も嘘は書いていない…！
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