33 終末文庫プロデュース「トワイライト・リライト」
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放課後の猫 三國萌々子
>>219世良
んー？世良か〜。
あれなんだろーね？でも面白そーじゃん。
ラウンジ行けばなんかわかるのかな。
行ってみる？
ここ、キレーだけど、特に何もないし。
［人が来てしまっては、ひとりの冒険ではなくなる。
だったらいっそ、気になる言葉に踊らされて、人で溢れる場所を目指すのも悪くない。
行き当たりばったりの冒険を続けようと、同行を持ちかけた。］
演劇部 織田真宙
黄昏へ向かうホーム、あるいは列車の中 Case2:堀江豊久
「俺先輩役～？やったー」
「だろだろー！？」
[なんて話してる二人を見てて。呑気なクラスメイトに…。]
[誰も気付かなかったかもしれない、自分の瞳はきらっといたずらに光った。堀江にそっと、いつの間にか近付く。
そして変化する。自分は…彼の後輩である。
それと同時に、片隅で見た素敵な見た目のお菓子の感想を、役柄と…自分の感情に乗せて述べてゆく。]
…わぁ、堀江先輩！
今日も沢山お菓子作ってきたんですね！美味しそうなお菓子ばかりで…。堀江先輩、やっぱりお菓子作りとってもお上手ですね！
[至近距離で、いつの間にか自分の瞳はキラキラと輝く。
お店から買ってきたと…世界一のパティシエが作ったと…そう言われてもきっと信じてしまう、そんな素敵なお菓子の数々と…それを作り出した、調理部にいる優しい先輩をじっと見つめる…。]
堀江先輩…私も、あなたのお菓子を一口、頂いていいですか？
[さりげなく腕を取り、あなたの瞳を見つめる。
さながら恋する乙女のような…期待の輝きを、あなたへ。]
演劇部 織田真宙
黄昏へ向かうホーム、あるいは列車の中 Case3:棗星人と堀江豊久
[直後、舞台の幕は下がる。]
…リクエスト、後輩だったから…後輩ってこんな感じだよね…？
[中学時代、所属していた演劇部では、人手不足で女ながらも王子役を担っていた。
その結果、ファンと呼べる女の子の後輩が、自分を慕ってくれた。
ちょっとスキンシップの激しかった後輩は、即興劇をする際にモデルとして真っ先に脳裏に過った。]
どうかな？棗…面白かった？
[リクエストをしてくれるあなたに平静な顔を見せながら内心は恐る恐る。]
…ごめん、堀江…調子に乗っちゃっちゃね…。
[自分もちょっとテンションが高かったのかもしれない…やりすぎた実感をじわじわと感じ、外面はなんでもないと装いながら、背中は冷や汗が流れた。]
【見】 マージナル 尾関春歌
えへ、真宙ちゃんならきっと後輩役やってくれるんじゃないかなってついじっと……
[にこにこ/かわいい後輩ちゃんだったね〜なんて、誰に言うでもなく。]
猫村雪之丞
…………んお……？
［なんだかいつの間にか眠っていたらしい。
ラウンジでクラスメイトと遊んでいたような、自分の眠る部屋にはしゃいであちこち見て回っていたような。
身を丸めていたベッドから身を起こせば何やら見慣れないもの。
中身を、見た。］
…………なんだー？
これ……？
［自分にだけ届いているのだろうか？
様子を伺いに部屋から出てみようか。］
【見】 調理部 堀江豊久
>>227 織田
［当然そんなあなたの様子に気付くことはなく、すっと差す影に無防備に目を向けると、そこにはもう輝き始めた双眸があった。
その星に瞬間できたことなんて、声も出さずに瞬いて、その後はごくんと吞み込まれるだけ。
取られた腕におおう、と怯むも >>227 棒立ちのまま下りた幕と‘同級生’のあなたの姿に、ようやっと深く息をつき身を屈めた。］
全部持ってけ～～～。降参、降参！
俺も正直ラッキーとか思って、調子乗りました！
［お手上げのポーズを取った後、紙袋をあなたへ差し出し立ち上がる］
いやま、全部はともかくとして、よかったら織田も食べてよ。
>>234 尾関も見てないで、織田といっしょに食べい。助けろー
演劇部 織田真宙
黄昏へ向かうホーム、あるいは列車の中 Case4:煮流果梨
>>194果梨
[いつもあなたとは、適度な距離で、求める距離で。
お話できていたけど。
そういえば、あなたの好きなグミをもらうのは、初めてだ。きっと、あなたも誰にグミを上げるのか…その時の気分で、選んでいたのかもしれない。
だって、私はあなたの好きなグミを…ほしいとは一言も言わなかったから…。
今日という特別な日に、特別なグミを与配ってくれるあなたへ。]
…甘いのはあんまり慣れてないけど…皆の反応見て、逆にどんな味か気になったよ。
[ちょっと驚いてしまうグミ…想い出の日だからこそ…好奇心を差し伸べた。]
【見】 調理部 堀江豊久
碧い夢をみた。
なんてことはない、おだやかな水の中の夢だ。
深いめぐみの奥で、じっと息を潜めることも
恐れることなく、空へ跳ねることも 俺はせず。
泡が広がり、とけていくのを見ている。
（うすく、うすく、うすく、
呼吸は存外しやすくて、
ただこの身が重たいだけ。
おびやかさないで）
気まぐれに口を開くと、ん？ あれ？
ひどくあまったるいグミの味。
思考がこぽり、 帳が下りる。.oﾟ
【P】 副担任 荻野目真一
[眩い橙の光が、瞼越しに瞳孔を刺激する。
どことなく"ズレた"印象を受けるそれに、重い瞼を持ち上げれば、雰囲気の変わった車内に出迎えられた]
……いつの間に、寝て…
[スーツに皺が、点呼の時間は、などと呆けたことを言っている暇もなく。慌てて状況把握に努めれば、成る程、何も分からない。
渡された情報は、小さなカードが一つだけ]
……あまり、嫌な感覚はしないけれど。
まずは何より、生徒の無事を確認しなければ。
[読み込んで、首を捻って呟いた]
【見】 マージナル 尾関春歌
>>236 堀江くん
ふふ、演者真宙ちゃんを甘くみるでないぞ！
、……なんてねっ ありがとう。
[勧められるまま彼の差し出す紙袋から◆seagreen色の包みを手に。中身は甘いのか/酸っぱいのか/香ばしいのか/濃厚なのか どうかな？と思いを馳せて]
演劇部 織田真宙
黄昏へ向かうホーム、あるいは列車の中 Case4:末光大空
>>199末光
[振り向いた彼と、ばっちり目が合い…歩み寄られた先のラムネに、ふと、ラムネを最後に食べたのっていつだったけ？なんて唐突に思いつつ…一粒もらった。]
ううん、お腹は空いてないよ…ありがとう。
[掌に転がったラムネを口に入れて。最後に食べたラムネが何味なんかも忘れてて。
でも多分幼い頃に食べたあの味と同じ味なのだろうと思いながら…。
明るい表情のあなたへ言う。]
…うん、元気になった。
末光のラムネ、美味しいね！
[教室では見せない無邪気な笑顔になった。本当に今日は、トクベツな日だ。
あなたにラムネをもらうだけで、こんなにも嬉しいのだから。]
【見】 調理部 堀江豊久
［眩しさに薄く目を開き、身をよじる。
カーテンを上げたままだったらしく、遮ることなくオレンジが部屋を浸し影を深めていた。
いつの間に寝てたんだろう。
手繰り寄せてみてもまだ頭は眠ったままなのか、記憶はぼんやりとしている。
確か暫くラウンジで遊んでいて、震えたスマホに少し早めに部屋に戻ったっけ。
とりあえずラウンジに戻ってみるか、と大きく伸びをすると、覚えのない一枚のカードを見つける。
手に取ってじっと表を見た後、ぺらり。裏返し］
……んー、厨房……。食堂行ってみるか？
［カードはそっとしまい込んで。ゆるり、部屋を後にした。］
演劇部 織田真宙
黄昏へ向かうホーム、あるいは列車の中 Case5:秋月壮真
>>205秋月
…あはは、そっか…君のいるところ、非日常…。
君の傍にいれば非日常なんだね…。
[ほんの一滴、慟哭を滲ませた声色。]
探偵劇場の登場人物か…君と一緒なら、助手でも被害者でも犯人でも目撃者でも…どんな役でも楽しいだろうね。
主役の座を浴びるのも最高だけど…どんな役でも、私は役に徹して、演じるから…。
舞台という存在に立てることが、私の喜びだから、ね。
君の立つスポットライトは、強い輝きでありますよう。
……ええ、喜んで。
[あなたと過ごすこの舞台はきっと刺激的で…危険めいた赤が目の端に一瞬映るも、それこそが最高の非日常。
あなたの笑みに、スカートの裾を摘まんで大袈裟なお辞儀を返した。]
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