[ようやっと瞳が映す光景は部屋に戻り……一枚のカードに気付いた。手に取り、読む。読んで。頭の中に、クラスメイトの皆の、先生方の顔が浮かび、声が響き。]……うん、よし。大丈夫。[洗面がある場所に行き、顔を洗って、スマイルスマイル!ほら、いつもの私、ね?鏡の中の自分が笑いかけた。そして、いつの間にか空腹に気付いたから食堂へ行き、それを満たせばラウンジに向かうだろう。]