[残りの砂が落ちる。 今もこの心を占める焦りは止まない。>>0:285 みんなには到底見える筈のない選択。 自分が篩に掛けられるその時まで、信じている。 裏切られるまでは、まだ信じている。 この魂がこの学園で己の色を得て、 彼等に寄り添っていたということを。 軽すぎる心臓が跳ねて、駆け出す。 ソフランの拍を打つ。一つ、三つ、八つ────]