74 【完全RP村】明日星町フードフェスタ
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翌朝、 守門 シメオン の死が告げられた──……。
夜が明け、村人達は互いの安否を確認する。
どこからか上がる悲鳴。
村人の一人が、凄惨な赤い跡を震える指で示した。
噂は真実だったのだろうか。隣人の顔すら歪んで見える。
猜疑心に苛まれた村人たちは、怪しい人物を排除する事にしたのだった――…。
現在所在が確認できるのは お店切り盛り ガンバリ君、 焼き芋屋 安納ハルカ、 雨合羽 リコチェット、 お食事処店主 トレーネ、 コスプレイヤー ジュリエッタ、 器屋 魚本 蓮、 売人 赤城、 軽音部 東風 一吾、 観光客 シャロン・F、 ライター リカ の 10 名。
焼き芋屋 安納ハルカ
――焼き芋屋台――
お、こんちはーおっちゃん。
[客に対する態度ではない。
昨日ぶりの強面のおっさん、もといおっちゃん>>1:61（自分でそう言ってたし戦友として親しみがアップした結果である）にひらひら手を振って。]
紫芋はジジイ……じーさんの趣味でな。
どうしてもメニューに加えたかったらしくて。
[隠しもせずじーさん特製カンペを取り出す。]
うちにある紫芋は、アヤムラサキ、パープルスイートロード、ふくむらさき、だな！
ホクホク感ならパープルなんちゃら、甘さとしっとり感ならふくむらさきらしい。
アヤムラサキはあんま甘くないらしくて、他のお菓子に使った方が……ってならなんで焼き芋にしたし。
[さて、おっちゃんはどれにするだろう？
栗きんとんは美味いと同意しつつ、ミルクソフトと紫芋の組み合わせは色合わせも良さそうだと思う。*]
観光客 シャロン・F
― ２日目 ―
やっぱり遅かったか…
［朝も8時半を周ろうかという頃。
今日はリュックに荷物を詰め、ウルトラライトダウンを羽織って朝の漁港に向かった。
まだ朝の寒さは残っていたが、残念ながら朝の市場は既に終わっていたようだ。
昨日早く帰ったのはこのためもあったのだが、おなかも膨れたせいか、想像以上によく眠ってしまったのだ。
ただ、しかしである。
昨日も漁港の駐車場にあった大型テントから、人の気配と湯気の気配がする。
これはどうやら、食べ物が売っている…
近づいていくと、テントの端に値札の紙が並べて貼ってあり、予感は確信へと変わった。］
観光客 シャロン・F
おはようございます。
［店員らしきおばちゃんに声を掛けつつ、テントの中を見回す。
どうやらみな一様に湯気の上がる大き目の椀に入った汁物を手に持っているようだ。
おばちゃんが今はこれだよ、と大きな鍋をお玉で指した。
なるほど、値札の紙はたくさんあったが、朝は丼ものはやっていないらしい。］
じゃあ、それ下さい。
［声をかけて、お金を払い、熱々のそれが椀に注がれるのを見つめる。
具だくさんな魚のあら汁が、ほかほかの湯気を纏って提供された。］
これは…匂いも湯気も、たまらないね。
［両方とも、少し冷えた身にじんわり沁みる。
ご自由にと書かれたトレーから小口切りされた長ネギをそれなりにたっぷり乗せ、そして七味を少し振って、席に着く。
魚も野菜も味噌もよし。今日の朝ごはんは、栄養たっぷりだ。
早速割り箸を割ってネギと煮えた大根を一緒に口に運べば、口からも白い湯気が出そうな温かさだった。］
観光客 シャロン・F
［さて、情報収集も欠かさない。
まあ、こういう所に行って、日本語が話せる風をそれなりに見せながら手持無沙汰にしていると、誰かが話しかけてくれることが多いのだが…
と悪い思惑を持っていたそこにちょうど愛想の良さそうなおじさんが話かけて来てくれた。
今日は魚を食べようと思う旨伝えると、喜んで商店街付近の幾つかの店を挙げてくる。
すると周りのおじさんたちもフードフェスタの話かい、と乗ってくる。
あそこはいきなり観光客が行くのも大変かも、あそこはフェスタに出店してるから逆に夜営業この期間やらないんじゃなかったか、等々、盛り上がる彼らはどうやら港関係で働く地元の人々のようだ。
リュックの中から紙と鉛筆を取り出して、彼らに渡すと、いくつかの店名と電話番号などを書いてくれた。
ちょうどあら汁も食べ終わる。］
皆さんは、この辺のお店に魚を卸してるんですか？
お店に行ったら、ここで皆さんが獲ったり卸したりしてる魚を食べられるんでしょうか…
［最後に聞くと、話に入ってきた皆がそう！と声を合わせた。
嬉しいのと楽しみなので、こっちも笑って親指を立てて答えた。］
観光客 シャロン・F
［さて、夕飯の大体の目星はついた。
今日は昼間はあまり食べずにお腹を休めておくとするか…
一旦小休止。
つまりスーパーな銭湯だ。
今日はちゃんとお風呂セットもリュックに入っている。
体制は万全だ。
期待していないと言っておきながら、『天然』の文字も気になるところである。
けれどもその前に、あのフードフェスタ本拠地の商店街にも一度寄ってみよう。
昨日のうどん体験的な、何か面白いこともやっているかもしれない。
しかし食べ過ぎは禁物だぞ…
そう心に誓って、商店街の方へと昨日辿った小さな川を沿って歩き出した。］**
ライター リカ
～珍味を求めて燻し竹～
［話は少し前のこと。おあつらえ向きの体験企画。珍味というにはパンチは弱い？またいいじゃん、珍しければさ、なんて頭の中で言い訳しつつ。］
これ、動画撮影とかしていいですか？
［律儀に許可を取っておくことが、名が売れてから大事なのです。］
コスプレイヤー ジュリエッタ
………はっ！一体何でここにいて、ここでなにを…！…むしゃむしゃむしゃ（萌え声）
[そう、あれは数年前のことであった―――ここで語られるジュリエッタの人の過去の話はなんら本編とは関係ないので全カットされる。
そうして最近まで戻ったところで]
（尾道ラーメンを食べた後、あちこちを歩いていたんだ。
今日は麺尽くしにしてやろう。なんて考えてな。そして中華の香り漂う場所に行き着いた。ついついその場で食べられる角煮まんに目を奪われ、気づいたらお財布を手に二人前のばかしお題を払っていた。
出来立てのあったかな生地は仄かに甘く、中の角煮はとろけるような食感で豚の旨味とタレの甘味に、気づいた瞬間には一つ口の中に消えてしまったんだ。
そうしてもう一つは味わって食べた後はついついデザートに目を奪われた。
ホーチミンより来訪せしローズアイス。イチゴとチョコとバナナ味の花のアイスは見目も味も楽しめる一品だった）
[ついつい綺麗で写真を撮ってしまったものだ。といっても個別特定されることに注意を払うジュリエッタちゃんは個人用の写真に留めていた。えらい。
そして色んな誘惑に負け続けてきた私は、今なぜか>>1:#1で販売されていた燻製のベーコンとサーモンを購入していたり、意識せずにソーセージやチーズやナッツの燻製を作っていたようだ。―――ぐっ。おそるべりフードフェスタ！！]
ライター リカ
［頬張れば香るのは煙の風味と鉄分の味。両者、ともすればあまりよくない風味となりそうなものなのに、不思議と不快な思いはせず、むしろ見事なハーモニー。］
なるほどこれが燻し銀。
［うまいこと言ったつもりだったけど銀は鉄ではないんだっけ。実際の動画では編集で下テロップで修正入れました。*］
器屋 魚本 蓮
ん、ご丁寧にカンペ用意たぁ、
じいさんもこだわってんなぁ。
[成程、やはり「紫芋」は名前ではなく、紫の果肉（というのか？）を持つ芋にも色々な品種があるようだ。>>0]
うーん、そのまま食うなら甘い方が良いから「ふくむらさき」か……。
よし、とりま「ふくむらさき」を1個と、ソフトクリームとのセットで「アヤムラサキ」ももらえるか？
そっちは即席スイートポテトにしてみたい。
[芋は低温でじっくり焼くと甘味が増すと言うが、態々カンペに甘味がないなんて書かれているくらいだ、焼き芋状態でそれを好んで買う人は稀だろう。
「他のお菓子に」なんて聞いてしまっては、混ぜたくもなるというものだ。]
バターはあるか？
ないならソフトクリームのついでに茶屋で調達してくるか。
ホイルで包んで焼いたのを分けようや。
[口はすっかりスイートポテトの気分だ。*]
器屋 魚本 蓮は、 お店切り盛り ガンバリ君 を投票先に選びました。
【独】 器屋 魚本 蓮
/*
あまりにスイートポテトの口だったのでつい作ってしまった。
賞味期限切れた生クリーム100ml全部ぶちこんで背徳の味……カロリーのぼうりょく……うまい……。
【削除】 コスプレイヤー ジュリエッタ
[こうして私は（意識）が舞い戻ってきた。
つまり、何か食うか！そう、既に店は見つけていた。
麺といえば焼きそばを、あるいは食べそびれたうどんでもいいな。と思っていた中でそれはあった。中華スペースにて、海鮮あげソバという存在を。
この街は小さいながらも漁港>>1:13があり、無理なく新鮮な魚介を取り寄せられるということなのだ。
地産地消大いに結構だ。私もその流れに乗ろうじゃないか！となるのは最早この世に生を受けたものの必然とすらいえただろう。]
コスプレイヤー ジュリエッタ
[こうして私は（意識が）舞い戻ってきた。
つまり、何か食うか！そう、既に店は見つけていた。
麺といえば焼きそばを、あるいは食べそびれたうどんでもいいな。と思っていた中でそれはあった。中華スペースにて、海鮮あげソバという存在を。
この街は小さいながらも漁港>>1:13があり、無理なく新鮮な魚介を取り寄せられるということなのだ。
地産地消大いに結構だ。私もその流れに乗ろうじゃないか！となるのは最早この世に生を受けたものの必然とすらいえただろう。]
コスプレイヤー ジュリエッタ
[美しくあげられた中華麺の黄金色―――否！柴犬色！
海鮮塩だれのあんかけあげそば。香ばしさもさることながら、エビ、イカ、ホタテ、きくらげ、チンゲン菜、ニンジンと彩られたあげそばは、これからの未来を彷彿とさせ口の中で歓喜の涎が出てしまう。
おともにいるのは青島（チンタオ）ビール。燻製たちも控えていることを考えれば間を繋いでくれるのはこいつしかいない。]
いただきます。
[しおだれあんは熱い。あげそばだって熱い。このままかぶりついてしまうと残りの一日は火傷した舌で過ごす羽目になってしまう。そんなことになれば終わりまで寝て過ごすしかない。
そんなことを察したガンバリ君により取り分け用の小皿をいただいて、少し冷ましていただく。パリパリと音をたてた咀嚼音を響く]
いやぁ、このあげっぷり凄いなぁ。おっちゃん感心しちゃうよ（おっちゃん声）
[あんがかかっているにも関わらずこの芯までしっかり揚がっているゆえの食感の良さは素晴らしい。そして海鮮の旨味たっぷりをあえて多くの味付けなどいらんとばかりのシンプルな塩味が互いを高め合っている。そこにホタテの旨味、エビの甘さにイカの食感が鎮座するのだからたまらない。]
コスプレイヤー ジュリエッタ
[あげそばだからあぶらっこいはずなのにさっぱりとした味わい。おっと、このマイルドな口当たりの青島ビールも忘れてはいけない。時に癖が強いタイプもあるが今回のはそうではなかった。
口の中が寂しくなればまた塩あげそばを口に頬張る。海鮮と野菜に麺。海鮮と麺。そして三つ全て交互に、同時に味わい、きくらげのコリコリとした食感を味わう。
んむ、今日は麺で大正解。私は勝利した。
だが悲しいかな、戦いというのは生きていく限り続いていく。]
平穏な日常を送るために私は戦い続ける！（萌え声）
[次回、魔法少女ジュリエッタ。屋台>>1:45の熱戦。乞うご期待**]
学園長（村建て）
/*
【業務連絡】
皆さんの進行具合と照らし合わせ、
星狩りの国のエピローグが３日勘あることも加味して、
時系列的に「村の２日目」をまだ「土曜日」とし、
エピローグ入ってからを「日曜日（三日目）」とします。
とはいえお察しかと思いますが
時系列なんてゆるゆるでやってますので
お気軽にソロルしたり交流したり遡ったりしてくださいネ！
お店切り盛り ガンバリ君
ヨウコソ！
明日星町フードフェスタへヨウコソ！
[ロボットは人間の気配を定型文を発し、
>>1:50 問いかけを読み取ってピカピカと光る。]
配達ニツイテデスネ
詳シクハ コチラ ヲ 御覧クダサイ！
[ピピっ、と胸元にイラストまじりの画面が表示される。
どうやらスマホからフードフェスタの公式サイトへアクセスし、
出展者用の専用ページから注文が取れるようになっている。
ここで注文すると、配達員が届けてくれるようだ。
要するにエリア限定ウーバー○ーツです]**
焼き芋屋 安納ハルカ
>>9
元々じーさんがこの屋台やるはずだったんだ……。
結局オレがやる羽目になってんだけどさ。
[わざと神妙な声にしてみたが。]
張り切りすぎて体力作りとかいってN○Kの筋肉体操やり始めてさ……腰やっちまったんだよね。
[年齢を考えてくれ、頼むから。
一転けらけらと笑って注文を受けとった。
品種としては期待の新星のふくむらさきはすぐ食べやすいように半分開いた紙袋に入れ、アヤムラサキは紙袋の上を閉じておく。
ソフトクリームはすぐそこのお茶屋の店先に機械があるから、ばーさんに声かけてあげてくれ、と教えて。]
悪ぃ、バターは置いてないや。
茶屋のばーさんに頼んでみてくれるか？
[店になくても裏の家の冷蔵庫にはあるだろう、とか。
売り物じゃないという突っ込みはおいておいて。]
焼き芋屋 安納ハルカ
即席スイートポテト、いいじゃんいいじゃん。
[思わず手をグッジョブの形にした。]
おっちゃん、ほんと甘いもの好きなんだな。
[分けてもらえそうなら遠慮なく頷いて、お茶屋に向かう背を見送る事だろう。**]
焼き芋屋 安納ハルカ
[その少し前、ロボット>>13と向き合って。]
へー、パシリ機能まで……。
[なんで明日星町にこんな高性能ロボットがたくさんいるのだろうか、偉い人たちの裏側は実はもうロボットとかないよな？
不穏なファンタジー妄想を逞しくしながら。]
これは食べるものに困らないな……身体が足りない。
[出展一覧表のメニューが目とお腹に効く。
とりあえず昼メシはコイツに頼んでみようか。
うーんと考え込んでから、トラックに引っ掛けてあった私服用のキャップをロボットの頭に被せた。
よしよし、これでうちのって分かりやすいな。**
（※借りてるだけです。）]
焼き芋屋 安納ハルカは、 お店切り盛り ガンバリ君 を投票先に選びました。
軽音部 東風 一吾は、 お店切り盛り ガンバリ君 を投票先に選びました。
軽音部 東風 一吾
えっ、おまけ？むしろいいんすか？お金払うのに…。
[こっちのどうしようもない「野菜」を買うという思いつきで、
ただただ大根を選んだだけだったのに。
追加分のお金を…と財布を出そうとすれば、
それは止められてしまったのだろうか。
どちらにせよ、好物まで覚えてもらえているという嬉しさに
彼女につられて、同じように口元を円やかに緩ませてしまう。]
あざます！
こんど家族で行こうって、誘ってみるっす。
その時にまた！
[ここで持ち帰り以外のものを、
今食べたっていいのだけど。
ここで食べるのなら「家族」である方がいい。と。
密かに思いをいだいたまま、その時はその場を後にした。]
軽音部 東風 一吾
[俺といえば…。
まあ、言わなくったってわかるだろうけど。
卵焼きや生卵とも違う、味がしみるまで固茹でにされた
ここでしか味わえない食感は。ただ茹でてるものとも違って。
味だって、コンビニとのそれも違う。
久しく口にしてなかったのに、覚えしかないその深い出汁の味。
２０年も生きていないのに、
ノスタルジックな蓄音機から流れる夜のジャズを聞くような。
きっと、本当に年を重ねるたびに、もっと味が染みるのだろう。
たぶん、俺の前で酒を交わす父と母のように。]**
売人 赤城は、 お店切り盛り ガンバリ君 を投票先に選びました。
売人 赤城
― 2d ―
（…あったけえわ。やっべ、泣ける。社会人なり立てで初めて朝飯に食った駅そばの感覚だわ。あんときより今のがうめーけど。）
[朝の早い時間から到着したのち無言でそばを啜る。早い時間、仕切られたスペース。社会人なり立てで初めて駅そばを食べた時の感動を思い起こしつつも、蕎麦屋として店を構えている味がするのだ。]
売人 赤城
（ほぼ揚げたてじゃねーか、やったぜ。）
[蕎麦の横には天ぷら。こちらはおふくろちゃんなる店で買ったもの。港が近いようで海産物も豊富だが、蕎麦に定番のものを主に選択した。
てんつゆももらったが、こちらにはそばつゆもある。2つの楽しめるからこその天ぷら蕎麦になる組み合わせにしている。]
（確か港が近いんだったな、そらうまいわ。一本穴子の肉質、たまんねえわ。）
[きめが細かく黄金色の衣は一切邪魔にならず美味しさだけを包んでいて、中野穴子さんは質感がたまらず、勿体なさで卑しくもゆっくりゆっくり噛みしめてしまう。]
売人 赤城
（全然食い足りねえし。
さてお次はこれか、外国の煮物だっていうから買ってしまったが…。）
[次に袋から出してきたのは天ぷらと同じ場所で見つけた煮物であるが、トマトで野菜―ナスやズッキーニなどが煮込まれている。]
（ああ、こんな感じか。トマト系いけるなぁ。
んー、ならこれはよくないか？）
売人 赤城
（あかん。）
[具の入っていないロールパンを真ん中で分け、少しくぼみを作ってからスプーンで煮物を入れる。煮汁が垂れないよう注意しながら挟むように持ち、三分の一くらいいっぺんにほおばる。
ロールパンに練られたバターの風味がどこか和風を感じるトマトソースとマッチングして頬袋をノックしてくるかのよう。ズッキーニのやつは普段サラダに入っても気にも留めないのに今はポジティブの権化のように主張してきた。コクは何だろう、生クリームだろうか、まろやかなそんな感触であった。]
（―きのせいか。）
[誰かから視線を受けた感じがしたが、きっと気のせいだろうと思うことにした。これが店では売ってなさそうだからかもしれない。]**
雨合羽 リコチェット
― >>1:#1 燻製食べ放題 ―
むむ…！
ちょっとずつ食べるのにいいものがあったのだ！
[そういえば、燻製の企画があったのだった。
思い出せば意気揚々と燻製コーナへと足を進める。
お茶とあうもの…なんてペアリングはわからないが]
まずはチーズ！
それからハムもほしいのだ！
[香ばしいチップの香りが染み付いたそれらを頬張る]
雨合羽 リコチェット
ん～～～！
なかなかオトナの味なのだ。
そして旨味が増したような…燻製、恐るべしなのだ…
[あれはどうだ？こっちは？
と食材を様々組み合わせている様子を見ながら、
自分も試してみようとゆでたまごを手に取った]
くんたま、意外にも初挑戦なのだ。
[1(30x1)分燻製器に入れて、もくもく…]
雨合羽 リコチェット
「それじゃ全然燻されないよ！」
[係の人に注意されて出しかけた竹筒をもう一度入れる。
おすすめの頃合いを聞いて、その時間の間お茶を飲んでまつ…]
できたのだ？！
早速いただくのだ！
あむ！
[でてきたゆでたまごからは先程と違う香りが漂っている]
雨合羽 リコチェット
ふぉー？！
こ、これは…飲み物がはかどるやつなのだ…！
栄養もあって美味しいとは…くんたま、やりおるのだ…！
[思わぬ味の競演に目をぱちくり。
しかしゆでたまご、しっかり熱が通っているのでちょっと喉が渇くのが玉に瑕。栄養満点のたまごだからコクはあるけれどもお茶は飲みきってしまったし…]
ごちそうさま。
次はなんかデザートっぽいものを探してみるのだ。
雨合羽 リコチェット
― 南国から来たアイス>>6 ―
な、なんなのだこれは？！
くぁわいいくて美味しそうなのだ…！！
[そこに現れたのは愛らしいアイスの花。
ババヘラアイスにも似ているが、日本にはないカラフルさ。
ローズアイスと名乗るアイスがアジアン屋台で出されていた。
口腔を潤わせ、なおかつ甘味充にもなれる。そして新しい！
これぞフェスと出会いに感謝しながら]
ええと…いちごと…マンゴーと…チョコチップ！
Ｌサイズで！！
[器用な店員さんの手さばきで、アイスの大輪が咲いた。
感動しながらスマホで写真を取る]
雨合羽 リコチェット
とと、溶ける前に…！
…あま～！うま～！！
[見つめ続けてうっかり垂らしそうだ。
慌てて側面から攻めていくと、アイスもしっかり美味しい。見た目が非常に良かったので、味の方はアイス分がとれればよしとしていたが、やはり南国の氷菓は気合が入っているものなのかもしれない]
うんうん、たしかにこれはバエル…
いろんな組み合わせ試してみたくなるのだ…
[周囲をチラチラみながら、抹茶も良かったなとかチョコミントの薔薇を咲かせるのも面白そうとか考えながら味わうのだった**]
器屋 魚本 蓮
―― 焼き芋屋 ――
[神妙な言い方だったのでついお悔やみを言う心の準備をしてしまった。>>14
その心情を見透かしたようにネタばらしで笑う彼女（？）に張っていた気を緩ませて嘆息する。
（一人称が「オレ」だった。「彼」かもしれない。）]
お大事に、とじいさんに伝えてくれ。
年寄りは動かなくなったら一気にボケるからな、
家族も気をつけてやれよ。
[店番が祖父の方だったらやはり知り合いだったかもしれない。
ソフトクリームを売っている茶屋は商店街の老舗で店主は亡母の幼馴染、自分もよく知っている。
その茶屋と知り合いだというのだから祖父や両親が自分と知り合いであってもおかしくないだろう。
だが態々それを探ろうとは思わない。
「●●さんの孫」としてではなく、「うどん戦友」として自分たちは知り合った、それで十分だ。]
ん、こりゃ間違いねぇ味だな、
あンま～～～～～甘さがヤバい。
[半分剥かれた紙袋から顔を出したふくむらさきを齧って頷く。]
器屋 魚本 蓮
―― 茶屋 ――
[焼き芋を速攻で食してから、袋入りのアヤムラサキを持って茶屋へと急ぐ。
潰すには芋が熱いままであることが重要だ。]
よ、おばちゃん久しぶり。
[少女にとっては「ばーさん」でも、自分にとっては母親と同世代、「おばちゃん」と呼び慣れている。
店で出す茶が入った湯飲みは昔から器屋を贔屓にして貰っていて、それは代替わりをした今も変わらない。]
そこの焼き芋屋で「菓子に最適」っつー芋買ったんで、
おばちゃんとこのソフトクリーム混ぜてスイートポテトにしたいなと思って。
[相変わらず顔に似合わず甘党だね、と老婆は笑う。
昔馴染みの頼みだ、バターも快く分けて貰えた。]
器屋 魚本 蓮
測らせてな。
ん、300gってこたぁバターは30gで。
あんがとな～。
[ついでにボウルも借りてバターの上に焼き芋を千切り入れる。
フォークで潰しながらソフトクリームも混ぜた。
砂糖を入れるか迷ったが、ミルクソフトは十分甘いので大丈夫だろう。
ちなみに砂糖を入れるならバターと同量、牛乳は芋の水分量によって調節する。生クリームならばリッチな味わいになる。]
器屋 魚本 蓮
―― 再び焼き芋屋 ――
ただいま。
ホイルくれ。3つに分けて、と……。
[ホイルで包んで焼き芋を焼いている石に並べる。
既にさつま芋に火は通っているのでそんなに長く焼かずとも良い。
10分、15分くらいだろうか。
出来上がったもののひとつは焼き芋屋の看板魔術師に、ひとつを貰う。
匂いからしてもう勝利の予感しかしない。]
っくぁ～～～～～これこれ、これだよ。
はあ美味ぇ……
甘味は確かにもうちょい欲しい感じだけど、
さっきのふくむらさきがすっげぇ甘かったから、
これはこれで。
[店先で焼き芋アレンジスイートポテトを堪能してから移動することにする。
最後のひとつは勿論茶屋のおばちゃんに礼として持っていくのだ。**]
観光客 シャロン・F
― 商店街 ―
［フードフェスタは２日目の今日もかなりの盛り上がりだ。
まだ昼までには少し時間があるのにもかかわらず、大分人出がある。
そして気が付けばその人出もまた一つの方向に向かって動いていた。
思わず流れに乗って着いて行くと、何やら流れは元来た駅の近くの方へと向かっている。
泊まっていたホテルは逆方面の出口側にあったため、この辺りは朝は通らなかったのだが…］
これは…
我ながら英断だったな。
［人の集うその先では、様々な燻製が少しずつ小さな発泡スチロールの取り皿に乗せられて、無料配布されていた。
燻製はかなりの量がありそうだが、それでも温泉に入ってのんびり夕方に来ているようでは確実に配布終了していただろう。
早速並べられた燻製に近づいていく。
既に燻製され終わったものが並んでいるのだが、それでもここまで近くに来ると、香り高い煙の香りが辺りを微かに覆っている。
どうやらさらに、「燻製手作り体験」が出来る様なのだが…］
観光客 シャロン・F
自重、
日本に来た当初に憶えた言葉だろう。
［自らを諭すように独り言つ。
幾ら美味しいものでも、タイミングと言うものがあるのだ。
同じものを一気に大量に食べたあの日、一人旅なのに大量に生ものを買い漁ってしまったあの日のことを思い出すのだ。
自分の腹具合を知るのだ。
昼間は自重するんだ…！
思わずくっ、という呻き声が口から洩れる。
さっとうずらの卵が２つ乗った皿を取ると、あとは振り返らずにその場を立ち去った。
俯いて歩きながら、つまようじでうずらの卵を刺すと、口に運ぶ。
白身がよく燻されていて、口の中に香りが広がっていった。］*
観光客 シャロン・F
ふむ…
驚かされるね。
［スーパーな銭湯に入った感想だ。
ここの銭湯は平屋建てで、そこまで大きな建物ではない。
今まで見た中で言えば、真にスーパーなスーパー銭湯と、町の銭湯のちょうど中間くらいの規模の銭湯だ。
それでもテーブルの並んだ食事処や畳の休憩処はしっかりあり、半日は十分寛げそうである。
さらに、ここの「天然」がちゃんと「天然」だったのだ。
じゃばじゃばと源泉かけ流し…とまでは行かないが、湯は中々にしっかりとした温泉感がある。
海の近くだからといってしょっぱそう一辺倒なお湯でもなく、何とはなしの滑らかさがある。
内湯の後、露天風呂の湯に身体を付けながら、その感覚に思わず感嘆の言葉を洩らした。］
観光客 シャロン・F
［さらにスーパーなスーパー銭湯でない事が逆に功を奏してか、漫画などが置いてあるわけでもないこの銭湯は、本当にほどほどな込み具合であった。
それなりの住宅街の中にあるため景色は望むべくもないが、それでも露天風呂の岩に寄りかかって上を見上げれば、今日も天気は良く、青い空が広がっていた。
ぼんやりと空を見上げた後、ふうと満足の息を吐いて目を閉じた。
さあ、次はサウナに入ろうか。
ちゃんとテレビがあるのもチェック済みだ。
テレビは見ていて意味が分からなくなってしまう時もあるが、ある程度ゆっくりと喋る刑事ドラマやニュースなら全然わからないということはない。
今の時間、どちらかがやっているのを期待しよう。］
観光客 シャロン・F
で、ここでもフェスタ。
嬉しいね。
［風呂を存分に堪能した後、休憩所に行こうとしたときに、廊下に立て看板を発見する。
『明日星町フードフェスタ開催記念！３日間限定！アイス無料！』
立て看板の近くには、無料のウォーターサーバーと、冷凍ショーケースが置いてある。
早速冷凍ショーケースを覗くと、中には銀紙に包まれた四角いアイスバーが沢山入っていた。
これは必要なカロリー摂取だ。
ケースの蓋を開け、白い冷気が漏れ出す中、アイスを一本取り出す。
早速銀紙を剥がして、ショーケースの横のごみ箱に捨てると、出てきたバニラのアイスを口に咥えた。そして、すぐに齧った。
朝のあら汁とは全く真逆。
温まった身体から、白い霜になりそうな冷たい吐息が軽く漏れ出す。
何より甘くて、美味しかった。］*
観光客 シャロン・Fは、 お店切り盛り ガンバリ君 を投票先に選びました。
観光客 シャロン・F
― ２日目夜 ―
さて…
ここが良さそう、だね。
［スーパーな銭湯の畳の休憩室でのんびり眠ってしまった後、銭湯を退館する頃には既に辺りは夕暮れの気配だった。
計算通り、である。
いや、本当はもっと早くに銭湯を出て街歩きなども考えていたのだが、ぐっすり眠ってしまった…
ともかく朝漁港で入手したメモを片手に再び向かったのは商店街の方向である。
そして、商店街の大通り付近にあるメモに書かれた５軒程度を周って、込み具合や外に出ている看板などから値段を確認しつつ、ここだな、という一軒に目を付ける。
早速、扉を横に引いて、カウンターも入れれば20人くらいは入れそうか、という小奇麗な居酒屋に入って行った。］
観光客 シャロン・F
一人です。
あ、テーブルいいんですか。すみません。
［お店の人は一瞬外国人の登場にびっくりした様子を見せたが、こちらが日本語の話せる様子を見せれば笑って席を案内してくれた。
店の隅の二人掛けのテーブル席に陣取る。
既に店内にいた客が食べている刺身に目を奪われつつ、まずはアルコールを選ぼうとメニューを見る。
風呂上りでビール、も悪くないが、店を軽く見回してよく見れば、カウンターの近くに何本かの日本酒の入った小さなショーケースのような冷蔵庫がある。
ここはやはり、酒、に行くべきか…］
ああ、エクセレント。
あの酒と再会できるとはね。
［そこでふと、ショーケースの中に、やはり旅先で飲んで美味しかった思い出のある酒が目に入り思わず声を洩らした。
酒には種類がありすぎて、到底全ての名前など覚えられない。
だけれども、旅先で飲んだ記憶に残る美味い酒に別の場所で出会えるのはまた嬉しいものだ。］
観光客 シャロン・F
切れ味抜群の飲みやすさはとっても忘れられないよ。
すみません、あのショーケースの中の、あのお酒を下さい。
［手元に勝駒が運ばれてくれば、もう準備は万端も万端だ。
さあ、魚だ。
あの漁港の人々が薦める店で、手元に美味い酒がある。
きっとなんだって美味しいのだ。
コハダの酢〆は頼もうか。
赤いかのゲソ炙りってのも悪くない。
近海産鰺の刺身は間違いないし、海鮮サラダの海鮮具合は知りたいところだ。
キスの天ぷらと鯛の松笠揚げも挟みたいところ…
メニューを見ながら酒を一口。
自分がにやにやしているのはわかっていたが、止めようもなかった。］**
お食事処店主 トレーネ
─ お食事処 ─
[リンゴ飴を手渡してくれた子供が走り去った先、
お使いができた子をよしよしと頭をなでて褒める若い夫婦が
こちらの視線に気づき手を振ってくるのに笑顔を返して手を振り返す。
小さな手から渡されたリンゴ飴は口に運ぶと
リンゴの甘酸っぱさを包む飴の甘さ、歯応えが口に楽しい。
飲酒が出来ない代わりに持参した無糖の炭酸水と合わせると
爽快感も重なって、飽きることなく食べ切れたので
残った棒をゴミ箱に捨てながら
あの家族はいつもイベントを楽しんだ後持ち帰りで買っていくから
また次に顔を見せにきたら用意しないと、と土手煮の鍋に視線を向けた]
お食事処店主 トレーネ
[うちのメインであるおでんと土手煮はいろいろと対照的だ。
定番だけでもそこそこあるのに加え、常連からの希望も聞いて増やした結果
全部の具材の味を損なわぬよう調味料の類は控えめに
根昆布と鰹の厚削り節で取った出汁の味が際立つおでんと違い
土手煮は赤味噌の風味を活かす為にダシは控えめ、
味噌の味が濃い為塩分も控えめだが砂糖はどっさりで高カロリー。
色合いにしてもおでんはしっかり取った出汁に
うっすら醤油の色が入っているだけの黄金色の中
色とりどりの具材がくつくつ煮えている様子が見えるが
土手煮は中にどんな具が入っているかもわからない程に真っ黒、
鍋で煮込まれている具材に至っては牛もつ、蒟蒻だけというシンプルさ。
この見た目のせいで初めて見たお客には敬遠されがちだが、
この味噌だれを塗った焼きおにぎりから入って虜になるお客は少なくない。
おでんと土手煮両方に入っている玉子も
片や固ゆでにした上出汁でしっかり煮込んだもの、
かたやとろとろの半熟に茹でてすぐに殻を剥いたアツアツ状態を
取り分けた味噌だれに漬け込み冷まして味を浸み込ませたものと何から何まで対極だ]
お食事処店主 トレーネ
[リンゴ飴を差し入れてくれた家族も味噌焼きおにぎりから土手煮に嵌った口で
帰宅時間の間あつあつの味噌つゆに温められほんのり熱の入った半熟卵の
黄身がとろけた味噌にご飯をあわせて食べるのがたまらないと
お嫁さんから熱く語られたのはつい先日のことである。
差し入れをもらった分もちょっとおまけしてあげたいねぇと思いながら
>>1:#1今日のイベントで作ったらしい燻製のお刺身片手に来たお客さんから
熱燗と焼きおにぎりを頼まれたので応じたりしていたところで
自分を呼ぶ声にそちらへと顔を向けたのだが]
そりゃあ覚えてるよ、良く来てくれてたんだもの。
なんてね、ぱっと見は思い出せてなかったけど、
お父さんとお母さんの良いとこ取りのその顔見たらわかったよ。
お食事処店主 トレーネ
[>>17久しぶりですと返してくれる少年に大きくなったねぇとしみじみ微笑む。
おまけをつけたのはすぐに思い出せなかったことのお詫びも含めてなので
追加のお金をと財布に手を伸ばすのを目線で制した後]
良いんだよ、こっちが勝手に入れたもんなんだから。
気になるなら、次はみんなで食べに来てくれたらいいさ。
その方がこっちの実入りにもなるからねぇ。
[そう言って笑えば、>>１８同じような笑顔が返ってきたので
また今度ね、と言いながら帰る背に手を振って見送って。
やっぱり大きくなったねぇ、と子供の成長の早さに目を細めつつ
予想もしていなかった再会がこうしてあったわけだし
予想もつかないようなお客さんも来るかもねぇ、なんて笑みを浮かべた**]
焼き芋屋 安納ハルカ
――焼き芋屋台――
[どうやらおっちゃんは見事引っかかったらしい。
嘆息する様子>>31にはちょっと悪かったかなと思わなくもなかったので、続く台詞はちゃんと真面目そうに聞くことにする。]
オーケー。気をつけるわ。
寝てる時に今度はN◯Kの教育番組見せとこう。
[そういう話でもない。]
そうだ、おっちゃんの器屋のことも聞いてみよ。
商店街のことなら大体じーさんは知ってそうだし。
定年まですぐそこの不動産屋で働いてたんだ。
[じーさん自体は商店街で店を営んでいた側ではないが、地元密着型の不動産屋勤務だったから、昼メシは勿論飲み会もほぼ商店街で、だったらしい。
『器屋』が店を構えていないなら微妙なところかもしれないが……このおっちゃんとも飲み屋で出会って駄弁っていたりする可能性は十分にあった。
なんせうちのじーさんはなかなかお喋り好きなのだ。
お大事に、はありがたく伝えておくと言付かって。]
焼き芋屋 安納ハルカ
[ここまで来てもこちらの名前を名乗らなかったのは、正体を隠しているからでも、魔術師としての体裁でも勿論なく、単に忘れていた。
まぁおっちゃんも聞かなかったのだから良いだろう。
なんてったって、オレたちは『うどん戦友』なのだ！]
なっ、最近の紫芋やるよなぁ。
それは期待の新星らしいぜ。
あとうちの焼き方もいいってことで。
[おっちゃんの反応に気を良くして頷く。
うちの焼き芋に美味そうにされるのは悪くない。
茶屋におっちゃんが向かった後は、どんなものが出来上がってくるのか内心ソワソワワクワクしながら、魔術師流の接客をして過ごし…
（昨日泣いたチビどもが今日はニコニコやって来た。成長はいいが、ローブを引っ張るのはやめろ！ オレはアニメの悪役じゃねぇ！ゴッコ遊びなんてするか！）]
焼き芋屋 安納ハルカ
おー…やっと帰ってきたか……。
[おっちゃん>>34が戻ってきた時には、行った時よりも妙にヘロヘロになってローブも皺になった魔術師が出迎えたことだろう。
チビどもはちょうど入れ代わりになったのだが、おっちゃんが巻き込まれなくて良かったような、いっそ巻き込みたかったような。
ともあれスイートポテトを楽しむにはチビはいない方が良いので、ベストタイミングではあった。]
この中にバターとソフトクリーム？ へええ！
[焼き芋を避けて場所作り。
特等席にホイルで包んだそれを並べる。
焼けるのを待つ間に、昨日聞きそびれていた、昨日シェアしてもらった>>1:56土手煮の店について教えてもらったりできただろうか。
あれめっちゃ美味かったからまた食べたい。]
おおっ、いい匂い！！
[待ちきれない。
ついつい指でつつきたくなるのを我慢。
そしてようやく出来たのをありがたくひとつもらう。]
焼き芋屋 安納ハルカ
[ホイルを開けた瞬間、思わず笑顔になる匂い。
甘いお芋とミルクとバター、もう最強の組み合わせだ。
仮面をつけていてよかった。ニコニコしてしまう。
フォークや箸でもあればいいのだろうが、屋台にはなかったし、ここは遠慮なくかぶりつかせてもらう。
あちっと一度失敗してもなんのその。はふはふ。
だって少しでも熱いうちに一口味わいたい。]
うっわ、うま……！！！
[焼き芋が進化した。ミラクルだ。魔法だ。
甘さは確かに控えめだが、アヤムラサキのホクホク感が残っていて、ベストな組み合わせなのだと分かる。
ちゃんと芋の味もするのがなんか嬉しい。]
これおっちゃんのが魔術師説あるな。
[うまいうまいと上機嫌で食べ進める。
美味しくて、更に甘いものは、人を幸せにするのだ。
強面や不良だって笑顔になるというものだ。多分。]
焼き芋屋 安納ハルカ
[でも悲しいかな、美味しいものは有限である。
だからこそ良いのかもしれないが。]
ごちそーさまでした！
[大満足。
これは作り方を覚えておこう。]
ばーさんとこ持ってくだろ？
よろしく言っといてくれー。
[おっちゃんへとかける声は、さっきヘロヘロしていたのが嘘のように元気一杯に戻っていた。**]
【独】 焼き芋屋 安納ハルカ
/*
魚本のおっちゃんはたくさん絡んでくれてありがとな！
めっちゃ楽しかったぜ！
親と子の年齢差なんだろうけど、戦友っての拾ってくれて、ワイワイできて嬉しいなぁと思うのでした。
【独】 焼き芋屋 安納ハルカ
/*
あとやりたいことは…玲音さんとこの店に顔出したいかな。
おでんと土手煮を食べたい。挨拶もしたい。
これから行けば魔法少女にも出会えそうな期待も…
ジュリエッタさんをとっても見かけたい…
あわよくば自分も写真撮りたい…いっそ悪役として倒されたい…（ここはフードフェスタ
【独】 焼き芋屋 安納ハルカ
/*
皆さんの美味しくご飯を食べる描写が素晴らしすぎて、読んでいてとても楽しい。ほっこりする。
それぞれのキャラの良さもちゃんと加わっていて。
自分はそんなに書けてないなぁと思うものの…溶け込めてると良いなぁ。
雨合羽 リコチェット
― たこ焼き屋「旨味の喚び声」 ―
ふー…お腹は５分目というところなのだ。
すなわち？
[甘味は別腹、ちょこちょこ味見が功を奏してまだまだ行けるというかんじだ。むしろ空腹を呼び覚まさせる。ふうわりと香ってきたのは…]
ソース…マヨ…かつおぶし！
この香り。５分のお腹をそっと埋めるのにちょうどいい！
よし、行くのだ。
[ずんずんと祭りといえばのたこ焼き屋台に足を進める]
雨合羽 リコチェットは、 お店切り盛り ガンバリ君 を投票先に選びました。
雨合羽 リコチェット
なぬ？！
[ひょいとカウンターを覗き込めば、普段とは違うメニューがズラリ。これもフェスのなせる技…なのだろうか]
おろしじょうゆに明太子チーズ…えび入り、天かす…
ん？甘味たこ焼きなんてあるのだ？！
それはもはやタコ入ってないのでは…
[驚きながらメニューを物色]
雨合羽 リコチェット
んーんー…
そこまで冒険はしてないけど、明太チーズにするのだ！
[辛いものはそこまで得意ではないが、
チーズと粉ものと合わせればおいしいぷちぷちとピリ辛に変化する。粗削りの鰹節がおどる船を落とさないように持ちながらベンチに着席し]
いただきます！
はふ…はむ… うん！！！
とろとろで美味しい！
[チーズも風味程度でなくちゃんと伸びるように入っていて偉い。明太のプチプチとのマリアージュを楽しみながら、しっかりとタコを噛みしめる。
ハーフアンドハーフがあったら変わり種も楽しんだかもしれないが…と名残惜しい気持ちもありながら、あちあちを頂いていく]
やっぱり外側カリッ派だな～リコは。
カリッじゃないとチーズが楽しめない気がするのだ。
ふわふわは明石焼きとかで…
あち！ちょっとやけどしたのだ…
[んべ、と軽く舌を出して冷ませば、その後は冷えても美味しいたこ焼きを堪能したのった**]
ライター リカ
〜 たこ焼き屋「旨味の喚び声」 〜
[燻し銀を堪能してすっかり撮れ高も……と思って忘れていたのがこのお店。動画化できるものはあればあるほどよい。]
実は動画外で王道たこ焼きいただいたんですけど――
温度とか――絶妙な――でもハンターとしては――
[などと長手の棒にカメラを備えて話しつつ、眺めるは「冒険メニュー」。
アンコやチョコ程度ではお散歩であろう、とはいえ激辛タバスコなどはバケーション足り得ない。絶妙なチョイスが店と客、互いに求められるシビアな時間だ]
【独】 ライター リカ
[口へ運ぶ。衣はやはり熱すぎないが、そもそもの味付け自体異なっているようだった。噛んだ瞬間にぷち、とも、くにゅ、とも言える食感がした。]
んん！なんですか！これ？
[にやり、と店員が笑う。]
【独】 ライター リカ
[ともあれ、一定の破裂とともに甘いじょっぱい……それでいてほんのり奥にお酢のような風味がいるような……液体が流れ込んでくる。おそらく、この汁だけで飲めば喉がカラカラになってしまうが、だからこその特製の生地なのだろう、理解した。]
なんかこう、食べたことがあるようなないような……なんですかこれ？
[にやり？と店員が笑う。]
【独】 ライター リカ
[咀嚼を続ければその液を包んでいた物体がそれとなくツルツルしているらしいことはぼんやりと把握できた。ほんのりと香る磯の味が、海性生物であろうことを予想させたが、魚卵であれば一通り食べたことがあるし、何よりこんな液を含む生物が果たして存在するだろうか。]
えーわかんない、これなんですか？
[にやり、と店員が笑う。]
ライター リカ
[口へ運ぶ。衣はやはり熱すぎないが、そもそもの味付け自体異なっているようだった。噛んだ瞬間にぷち、とも、くにゅ、とも言える食感がした。]
んん！なんですか！これ？
[にやり、と店員が笑う。]
ライター リカ
[ともあれ、一定の破裂とともに甘いじょっぱい……それでいてほんのり奥にお酢のような風味がいるような……液体が流れ込んでくる。おそらく、この汁だけで飲めば喉がカラカラになってしまうが、だからこその特製の生地なのだろう、理解した。]
なんかこう、食べたことがあるようなないような……なんですかこれ？
[にやり、と店員が笑う。]
ライター リカ
[咀嚼を続ければその液を包んでいた物体がそれとなくツルツルしているらしいことはぼんやりと把握できた。ほんのりと香る磯の味が、海性生物であろうことを予想させたが、魚卵であれば一通り食べたことがあるし、何よりこんな液を含む生物が果たして存在するだろうか。]
えーわかんない、これなんですか？
[にやり、と店員が笑う。]
ライター リカ
いや、わからへんのかい！
なんやこのみせ！！
[現実のライブ感を伝えすぎないのもライターの仕事。もちろん、相手のボケにツッコミを入れるのも、我々の仕事。]
【削除】 売人 赤城
[燻せるサービスか何かがあるというのでやってきた。
コインランドリーで選択が終わるのを椅子に座って待機している人のような風体で煙に巻かれる食材を眺めていることしばらく。
あんたもうええんちゃう的な声をかけられあっそっすか的な返しをして手元に来たのは燻した中身。肉肉チーズ肉チーズ肉肉チーズ肉チーズ。]
（こいつぁアルコールかバンズレタスが欲しい…半分と干物だけ食っとくか。）
[そのままでも十分行けるのだが、アテ属性の高さかサンド属性の高さがほしくなったので食べきらずに家か後で残しておいてもよさそうと半分で止めた。]
売人 赤城
[燻せるサービスか何かがあるというのでやってきた。
コインランドリーで洗濯が終わるのを椅子に座って待機している人のような風体で煙に巻かれる食材を眺めていることしばらく。
あんたもうええんちゃう的な声をかけられあっそっすか的な返しをして手元に来たのは燻した中身。肉肉チーズ肉チーズ肉肉チーズ肉チーズ。]
（こいつぁアルコールかバンズレタスが欲しい…半分と干物だけ食っとくか。）
[そのままでも十分行けるのだが、アテ属性の高さかサンド属性の高さがほしくなったので食べきらずに家か後で残しておいてもよさそうと半分で止めた。]
コスプレイヤー ジュリエッタ
そんやかんやと声がする！
「演劇、全員主役させないとだめなんですか！？」という幼稚園からの声が！
「平等にしないと駄目なので、サイズの違う芋は間引いているんですよ」という課外授業をうけた農家から！
そんな闇は一旦横に置いて！お待たせしました！今日もマジカルダイナミックに参上！
勝負に負けてもーーー裁判で勝つ！
魔法少女ジュリエッタ、参☆上！
[ってなかんじのテンションとともに萌え声で進もう。]
コスプレイヤー ジュリエッタ
[…思えば迷ってばかりの人生（二日）だった。
だが今日は迷わない。様々な誘惑を振り切って、足取りはしっかりと向かい突き進む。]
一人分空いてるかい？（おっさん声）
[鼻腔を擽る出汁と味噌の香りを味わいながら、数多有る仮設テントの出店の一つ>>0:7を訪ね着席、注文を考えるようにじっと、くつくつと煮えている鍋>>44を覗き見る。
かたや味噌の香りがしているが具材不明の真っ黒鍋。かたや透き通るような汁の泉にごろごろと宝庫のように具材がつまるおでん。
土手煮は初体験だが、おでんのほうはおそらく様々な具材、そこからでる旨味などを合わせる形となるため薄味というよりは意図的に控え目な味付けにしているのだろうか。
などと伺いながら注文は少し悩んだ後。]
焼きおにぎり二つ！
でもそれが焼きあがる前に、おでんを…大根と牛すじと卵、後、昆布と餅巾着に…つくねもあるんだ…じゃあそれもお願いしまーす（萌え声）
[その時店主さんはいたか、ガンバリ君だったか。注文をするのであった**]
売人 赤城
[イートイン周りでばかり食べている気がするので場所移動。たどり着いたのは漁港。涼しいには寒い寄りの潮風が吹いている。座ったところにわずかながらに散っている砂利がケツを刺激する。
その中で堤防に座り込んで取り出した―というより持ち歩いていたのは中身みっちりのクレープ。ふたつを両の手で持ち歩いていた。]
（暴力的な甘みのトルネードや！一月に一回で十分だけど必ず一月に一回食べたいやつや！）
[一つ目は大人買いかのようにかなりぎりぎりまでトッピングを詰めたクレープ。カスタード、ジャム、チョコレート、プリン…自らの貧相になった体とは正反対の入り具合をしている。]
売人 赤城
そういやフルーツなんて普段食わねえもんなぁ。ああみかんいいみかんみかんみかん。みかんだよ。うん、いちご。いちごであることは苺に桃。ぱーなっぽぉー。
[一つ目間食後口の中リセットがてら無糖アイスティーとチーズを挟んだあと、もう一つに手を付ける。これもしこたまフルーツを搭載していてカラフルな色彩が覗いている。食べてるうちに頭の中もカラフルになっている。
変なテンションだがたぶん誰も見てないから大丈夫であるとどこかで思いつつ。]
焼き芋屋 安納ハルカ
――スモーク体験――
[※以下はスモークだけれど煙草経験はない。
（冒頭注意書）
店番ならお任せくだせぇって感じなガンバリから宣伝を受け、スイートポテトから数時間、もう空いてきた小腹を抱えて商店街をぶらぶら。
イベントステージのほうから焦げたような…ともまた違う、日常生活ではあまり感じたことのない独特の香りが漂ってくる。
慣れないせいで何回かくしゃみが出た。]
なるほど、好みは分かれそうな匂いだなぁ。
こんなんで美味くなんのかな？
[燻す、というのにこれまで縁がなかった。
体験にやって来たものの味には半信半疑である。
具材とか、時間の目安とか、先日のギネス記録に挑むまでの紆余曲折とかを（半分もう忘れた、すまん）聞いてから、貸し出された竹筒薫製器の向かいに座る。
選んだ具材はナッツとチーズと茹で卵。
あんま長い時間は耐えられないタイプ。
ベーコンは土産にもなるかと買っておいた。]
売人 赤城
[テンションが落ち着いたら、頭の中がからっぽになっている。
漁港が流れる水を見ながら、食べ歩いた余韻を味わっている。]
（まだ食べたりねぇ…）**
焼き芋屋 安納ハルカ
……。
[1分経過。]
……いやいや、まださすがに。
[3分経過。]
……普通にチーズとしてうまい。
[10分経過。
空の燻製器を挟んで、多分お隣。
自分と似たような体勢――こっちはコインランドリーというより夜の公園のベンチって感じかもしれないが――燻製待ちをしているやつがいた。>>63
なんかぱっと見やつれてそうな雰囲気だ。
色々とお疲れなのかもしれない、完全なる想像。
ここでたくさん美味いもん食え食えと、さすがに直接は言わないが、心の中で余計なお世話コメント。
商店街の血は微妙に流れているのかもしれない。]
焼き芋屋 安納ハルカ
[そして気付いたらウトウトしていた。
そろそろいいよと教えてもらい、まずはチーズから。]
ん、んん！？
[一欠片を一気に口に放り込んで固まった。
1分の段階と驚くほど違う。なんだこれ。]
これは……クセになるかも。
チーズはチーズなんだけどな……ええ？
[なんとも表現が難しい。
くんくんと匂いを嗅いでみたりして。]
酒が飲みたくなる！……ってやつなのか。
いや飲んだことねーけど。
[代わりにジンジャーエールをごくごく。
受付の人が合うとおススメしてくれたのだ。
うん、たしかに、なんかいい。分かる気がする。]
焼き芋屋 安納ハルカ
茹で卵は……とっておくか。
なんかと一緒に食べてみてーな。
[商店街の様々なメニューを思い浮かべる。
チーズとナッツを摘みながら、しばしゆったりした時間を過ごし、ローブまで少し燻された香りがし始めたところで立ち上がった。
更に追加で燻製サーモンも買うことにする。
じーさんのお酒のお供にちょうど良いだろう。]
辛いもの、甘いもの、辛いものときて。
うーん次が悩ましいな。
ん、バエるアイス？ なんだそれ。
南国からねぇ……。
[燻製の入った袋をガサガサ。
スマホでフードフェスタ情報を今更のように検索してみつつ、なんだかんだ満喫している。]
【独】 焼き芋屋 安納ハルカ
/*
ホーチミン ローズアイス で検索したら予想以上でビックリしました。すごいちゃんとお花だ！ これは映える！美味しそう！
【独】 焼き芋屋 安納ハルカ
/*
おっちゃんとおっちゃんが飲み友だった！やったぜ。
（混乱させていく
ふたりの飲み会シーン、楽しそうです。うんうん。
おっちゃんありがとうありがとう。
お食事処店主 トレーネ
─ お食事処 ─
へー、燻製体験。
昨日のうどん作りみたいなもんかい？
よく出来てるじゃないか、
10分かそこらでこんなに燻せるもんなんだねぇ。
[自分で作った燻製たくあんを持参してきたお客から
話と共に頂いたお裾分けに感嘆の声をあげる。
ベーコンやサーモンの販売もしていると聞けば、
ちょっとガンバリ君にお留守番を頼んで買いに行こうか悩むも
>>65新たな男性客の声に思考は一旦置いて]
はい、空いてるよー。
いらっしゃい、なんに───ぉおぅ？
[顔をそちらに向けて迎えようとした笑顔は
聞こえた声とあまりに乖離しているその姿にちょっと停止した]
お食事処店主 トレーネは、 お店切り盛り ガンバリ君 を投票先に選びました。
お食事処店主 トレーネ
っと、ごめんね。
何にします、お客さん？
[とはいえこちらも長年客商売に従事している身。
すぐに停まった体を動かして注文を伺い]
あいよ、焼きおにぎり二つにおでんね。
おにぎりは何がお好みかい？
醤油と味噌と用意できるから、
一つづつってのも出来るよ。
[醤油は味の濃さと切れの良さを選んでの生醤油、
味噌は土手煮の味噌だれで甘辛い味噌と生姜の風味が香ばしく
どちらもおすすめだと言ったが彼女？は何を選んだか。
網の上に置いた二つのおにぎりからちりちりと音がし始めたのに合わせ
鍋から注文の品を一つづつ皿に取り上げる]
お食事処店主 トレーネ
[大根と牛すじ玉子は一番人気を争うほどの定番だが、
柔らかな結び昆布に黄金色の揚げをぷっくりと膨らませる餅巾着。
れんこんのすり身を加えたことでしっとりさを保つ鶏ひき肉に
鶏軟骨と刻んだれんこんで歯応えの楽しいつくねも
自慢の品々なので頼まれて嬉しく思いつつ皿を渡すと、
おむすびの上に頼まれたたれを塗って、両面に焼き目を作り]
はい、おまちどう様。
熱いから気を付けて食べてちょうだいね。
[そう言って焼きおにぎりの皿も差し出した後]
お食事処店主 トレーネ
……ところでお客さん、
お急ぎじゃなかったらでいいんだけど
後で写真を撮らせてもらえないかい？
うちの人と孫が好きなんだよ、
ジュリエッタちゃん。
あぁ、好きなのはあたしもなんだけどね？
[年甲斐もなく恥ずかしいけど、と照れながら
撮影のお願いを申し出るのだった*]
器屋 魚本 蓮
[2日目はそのまま茶屋の手伝いをした。
湯のみの点検や高い位置にある茶葉を取ったり洗い物を請け負ったり。
途中たこ焼きを食いに出たが結局戻る。
子どもの頃から飲みなれた茶の味は格別だ。]
お、茶柱。
[さて、明日の「最終日」、何か美味いものにありつけますように。**]
軽音部 東風 一吾
[さて、二日目の帰り際。
おでんという土産だけ買って帰るのは勿体ない。
多分両親の「飲み」が入るから、
夜ご飯もつまみや軽食か、そういったものが多いに違いない。]
なんかガッツリ食えそうなのがいいなぁ
[商店通りの相変わらずの様々な匂いに、
燻製の香りなども混ざって、一日目より目移りしてしまう。
ただ、燻製――つまみのようなものは今回はお預けだ。
（言ったらどうせくんたまに手を出すに違いないし）
若人の胃袋は無限大だが、バイト代は無限ではない。
こうなりゃいつもの店に行くかと、足取りは大通りを抜ける。
いつも自分が向かうときには、
放課後の学生ばかりが目立つけれど。
昼時の観光時期。その客層は違っていて。]
軽音部 東風 一吾
[頼んでしばらく時間つぶしにメニューを眺めて。]
…中華ってほぼ野菜だったなこれ。
[空芯菜炒め、青椒肉絲、回鍋肉、麻婆茄子。
トマトと卵炒め…正直全部大好きだ。
でも、自主的に手が伸びるのは、それ以外なわけで。
注文して程なくした時間に同時にやってくる。
作りたての湯気を出しているものに手が伸びかけるが…
半分に割って、煌めきが湯気とともにひと雫、蓋雫。
小皿の酢醤油に全部溶け切ってしまう前に、
滴るその肉汁ごと、アツアツのそれを頬張る。
『サクッ…』という焼き目の食感と、
もちもちとした生地に絡む肉の味。]
軽音部 東風 一吾
[通りの方にも、「地元野菜たっぷりヘルシー餃子」とか、
「羽根までデカい大餃子」なんか出してるところもあったけど。]
ッ…、やっぱこれだよなあ～～～！！
[たまらずもう半分をすぐに頬張ってしまう。
餃子って、馴染みのある店で食う良さってあるよな。
両親に思い出の店があるように、
俺にだって舌に積み重ねてきた記憶があるのだ。
口直しに飲むのは、酸梅湯ジュース。
簡単にいえば中華のプラムを燻製にしたもので、
漢方とかにも元の実が使われてるらしい。
最初は俺もなんだこれと思いながら注文したけど。
この甘酸っぱさと、少し独特な風味が中華とマッチしてて、
それ以来病みつきになっていたのだ。
（通りで、燻製フェアをしていたのを見たときからちょっと飲みたかった）]
軽音部 東風 一吾
[今度は餃子をまた半分食べてから。
その風味が口に残っている間に、チャーハンをかっこむ。
これはもう、ドシンプルだ。
卵の食べ過ぎっていわれたって、これがないと始まらない。
ラードを溶かした中華鍋の中に卵を溶かしてふわふわに炒め、
他に主張するのは、ネギとチャーシューだけ。
ヒトはこの黄金に結局叶わない。
艶こそが、パラパラに炒めてある象徴なのだから。]
うまっ…、腹減ってたから、尚うまいな…。
[これはもう行儀なんて関係ない。
レンゲでガッ、ガッ、と好きなだけかっこんで、好きなだけ噛みしめる]
軽音部 東風 一吾
[レンゲを置いた瞬間に箸に持ち替え、
少し遠くにおいてあったエビチリも忘れない。
ネギをとろけさせた甘辛いチリソースは、
先程の餃子やチャーハンの塩っけを吹き飛ばして、
舌に新鮮さをもたらして。
その後、ギュッ、と弾力のあるエビの味が広がっていく。
エビチャーハンといつも悩む所なのだけれど、
今日は贅沢の日だ。この旨さに惜しむ必要はない。
その酸味をさらに上書きするのが、酸梅湯ジュースで…。
塩味、甘み、酸味のトリコロール。色鮮かに染まっていく。]
お店切り盛り ガンバリ君は、 お店切り盛り ガンバリ君 を投票先に選びました。
焼き芋屋 安納ハルカ
[アジアン屋台に噂の花のアイスはあった。
なるほど、特に若い女子が並んでいる。さもありなん。
ここで尻込みするタイプではないため、魔術師説スタイルで視線を浴びながら並び、詠唱するように注文も済ませた。]
チョコミントとバナナと……、
[最後のひとつが迷う。
いやここは味の好みよりは……うん。]
じゃ、いちごで。
[なかなか良い色合わせの花が咲いたのではないか。
これぞ女子力ってやつに違いない。カワイイ。
ふんふんと分かりにくいが上機嫌で店から離れると、スマホを取り出し、自分が映り込まないように注意深くアイスの花の写真をパシャリ。
何に使うかって？ 内緒だよ。**]
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