[パンダ魔術師は腕まくりして頑張った。
力ならそれなりにあるつもりだし。]
オラァ!!
[踏むときのかけ声でまたチビが泣いた。]
いやー、これスッキリするな。
おっさんは手だけで捏ねてんのか、やるじゃん。
[後には清々しい顔(?)をした魔術師がいたとか。
おっさんのうどんの方はどうだろうか。
恐ろしい仮面が遠慮なく覗き込んだりしつつ、出来上がった生地と交換してもらう段階までいけば一呼吸。]
うどん、どうやって食うかなー。
かけうどんに海老天……ごぼう天もいいんだよな。
甘辛い肉も合うし……。
[切り方? もちろん太くて不揃いしか無理。
それでも楽しい悩みに、もうお腹が鳴っていた。**]