168 余寒の村【星狩142村再戦企画】
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【謀】 参謀 スカリオーネ
喋っていても要領を得ない事しか言えなさそうなので議事読んで決めるよ。
質問や話したい事があれば聞く、と置いておく。
ではね。
【独】 【謀】 参謀 スカリオーネ
ステラ>>111>>186●スカリ○ダニー(霊)
ドゥルセ>>153 ●スカリ
リュシ>>159●イルム○ダニー
スカリ>>167●チェス○イルム
パラベ>>191●スカリ○フェシ
ヴィム>>192●ドゥルセorスカリ（順不同）
ダニー>>193●チェス○スカリ
レナ>>196●ダニーorヴィムorイルム（順不同）
フィア>>197●パラベ
ナガツキ>>205●リュシ○ダニー
チェス>>216●スカリ
イルム>>219●ダニー○ナガツキ
ジス>>220●ダニー（スカリorパラベならパラベ）
レティ>>222●パラベ○ナガツキ(霊)
人狼仮定位置の票
投：2 パラベ（故人）、イルム 1 ナガツキ、ダニー
被：ナガツキ
【独】 【謀】 参謀 スカリオーネ
よくよく考えると「相方票ゼロやん！せっかくだし餡子ぶち込んどこ！」となるナガツキ解釈違い過ぎるのでしくじったな……
【独】 【謀】 参謀 スカリオーネ
狂騙りを狼騙りに誤認させたそうだったから、ダニー白が出ると思う。
ただ、1番ダニー行きたいと言ってるイルムヒルト狼に見えない。
ベグしておいてダニー行きたいです！も人狼としてはちょっと
【謀】 参謀 スカリオーネ
ありがとう。
盤面と未来視だけで言えば▼チェスティーノだったのだけれど、今日は其れを一切取り去る。
>>3:188上段の“指示そのもの”は個人的にはまずいのだが、同時に▼黒貰い狩決定への気乗りしなさが滲んでおり、この襲撃する狼の「ちぐはぐさアピール」にしては地味すぎる。
誰が言ったか、チェスティーノは本当にこの盤面に絡んでいない。
此処からは私の内訳予想を多分に含むが>>3:214で現実的な占い先になりそうな2名の比較であれば、フィアが誤爆する可能性まで見越して其れを摘みに行くのはドゥルセの方が濃いと考える。
以上2点の否定要素に「リュシエンヌが決めた」が存在するが、純粋に「どっちが状況黒押し付けられていそうか？(＝非狼)」ならチェスティーノが勝るな。
リュシエンヌ起点のライン要素関連も読みつつ休む。
【独】 【謀】 参謀 スカリオーネ
チェスティーノってどう足掻いても占い不適位置だから。
フィアと、それから人狼がどう考えたかは分からないけれど。
【独】 【謀】 参謀 スカリオーネ
八つの時スラム街で拾われただけの何処にでも居るガキが大きくなったものだと思い返す。
虚勢と絶望と諦観を重ねるあまり着膨れした背に今も伸し掛るたった一つの十字架が、私を此処まで連れてきた。
【独】 【謀】 参謀 スカリオーネ
年上を敬えと習った。
年下を大事に扱えと教わった。
だが実際、オヤジから生まれて初めて与えられたのは
苗字すら持たない同い歳のガキだった。
一体どれだけの大人が、この猛獣じみた子供を
裏路地の石畳へ捩じ伏せる事を夢見て来たのだろう。
鋭い眼光は既に堅気の其れではなく。
オヤジによればスラムの片隅で騒動が起こり、
痩せた膝から想像も出来ない程の素早さで飛び掛り
チンピラ連中を捩じ伏せて最後に唯一立っていたのが
この腕っ節の凄まじい少年だったらしい。
【独】 【謀】 参謀 スカリオーネ
端的に云えば、二人には向かう処敵無しだった。
暴力の化身と呼ぶべき者の背後に参謀役が在り、
考えに行き詰まった際には相棒の勘が頼りになった。
元来懐っこく気の利く質だったらしい彼奴は
直ぐに組織に馴染んで誰からも愛された。
その面倒見の良さと佇まいの啻ならなさを買い、
いずれアンダーボスの席を譲っても構わなかった。
歳も背丈も変わらなかったが、
その頃既に群狼の氏を授けられていた私は
彼奴にとってどうしようもなく護る対象だったらしい。
血の雨の烟り続ける裏路地でお互いの心を守りあった。
互いの心をふたりの三番目に大事なものとした。
兄弟である前に親友であると思えればそれで良かった。
【独】 【謀】 参謀 スカリオーネ
スリと物乞いで食い繋ぐだけの、誰でもない存在。
偶然掬い上げられ、衣食住を保証された居場所で
周囲の子供達全てを蹴落とすべきものとして睨んだ。
そして実際にそうした。成り上がる為に。
其処にお前が来て、初めて心から人間になれた。
体裁だけ取り繕った存在から変われた。
ゆっくり大人になっていく最中だったんだよ。
死ぬ時は一緒だと思ってた。
【独】 【謀】 参謀 スカリオーネ
何もかも上手く行き過ぎた二人を引き裂いたのは、
偶然滞在していたモーテルでの火災が切っ掛けだった。
身を呈して若頭を護った相棒は重体に、
自分も半身に大火傷を負った。
それでも始まりに過ぎなかった。
二人の功績を自作自演だと疑う幹部の一人が
瀕死の相棒は敵対勢力の出であると指摘した。
彼が十五で飛び出す前に住んでいた土地は実際に、
他の組織が牛耳っていた地域の真っ只中だった。
近頃は縄張りの隅で小競り合いが多発していたから
家族の中に敵を引き入れた奴が居るとすぐに悟った。
明らかに放火だったモーテルの件の犯人が
一向に見つからないのもその証拠だ。
【独】 【謀】 参謀 スカリオーネ
事件から数日後に届いた敵対勢力からの通達は
重体の相棒の身柄を引き渡せと言う内容だった。
きっと、相棒の神憑り的な直感の中の幾つかは
元々持っていた情報から導き出したものなんだ。
それでも子供の頃の過失が今になって
問い質されるなんて余りにも馬鹿げた話だ。
だが、このままでは確実に抗争になるだろう。
ただでさえ組織が分裂している状況下では
どちらが勝利を収めるかなど一目瞭然だった。
数多の血が流れる。それだけではない。
面倒を見ていたスラムの孤児達もタダでは済まない。
結論は直ぐにでも打ち出さなければならなかった。
【独】 【謀】 参謀 スカリオーネ
暗い病室の隅。
安定した呼吸。
健やかな寝顔。
もう後戻りは出来ず、他に手段はない。
そう何度も自分に言い聞かせた。
自ら手を下したのは、
他の誰にも渡したくなかったからなのかも知れない。
そうやって、生まれて初めて貰った宝物を諦めた。
十年来の相棒の命を自分で手折った。
注射器を突き刺した点滴バッグが泡立っていた。
絶望を味わう事で、真に大人になったんだろう。
【独】 【謀】 参謀 スカリオーネ
それから二十年の月日が流れ、組織は健在である。
現ボスは来季にも引退する運びになっており、
そうなれば自動的にアンダーボスが昇格する。
ふと視線を戻す。
机の上の写真立ての中で、
在りし日の二人が親父に肩を抱かれて微笑んでいる。
あれから殺しの指令を幾度となく出したが、
この手は古い男の血に依然として濡れた儘。
きっとこれから“やるべき事”を全て済ませても、
背負った十字架の重さが変わる事はないのだろう。
それでこそ、私を私だと証明している。
あの後始末こそが私を私たらしめるから。
忘れもしない、あの日の借りを返しに行こうか。
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