59 【ホラーRP村】晩秋の怪
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【独】 精神科医 佐田春陽
/*
どこもいい感じですね、明日には二人死者が確定するんですよ、いやだー！！
林檎ちゃん生きてくれ（小さい子死ぬのはまじでちょっと厳しい）
*/
【独】 精神科医 佐田春陽
/*
ていうか、死斑の話を掘り下げてたら百千鳥さんに痣ができてましたね。
はい、死亡フラグたったら死斑感染してましたってことになるのかな？
いやだよー！！！
*/
【独】 精神科医 佐田春陽
/*
佐田は百千鳥さんに安心するってなってるけど、百千鳥さんは可愛らしい感じの葛藤を抱いてますね。
恋ロールってありなのかな…？分からんが、まあトラブルにならんようにしたいね。
他のところもフラグぽいものは立ってるし、恋愛メインにならなければ良いのかもしれん。よき。皆仲良くしてくれ。
そういうの大好き。でも明日二人死亡確定するんだよ…（死なないで）
*/
【独】 精神科医 佐田春陽
/*
すっかり失念してたけど、元々お泊まり企画なんだし、普通はそうか。そうだわな。
バスの中で寝ればいいや、とか思ってたわ。
そうだよ、ホラーツアーなんだから、泊まる用意くらいしてくるよね…考えてなかった。
*/
精神科医 佐田春陽
>>139
[告げられた言葉にはたと気づく。
そうだ、これはホラーツアーなのだ。
通常、そのようなツアーに参加するならば、最低限の食料と宿泊の用意をするのは普通なのだろう。
自分は衝動に駆られるようにして来てしまったから、それらの準備を殆どせずにツアーに参加した。
それを他の人にも当てはめて考えてしまったのだった。]
まあ、睡眠を取るだけならバスに戻るでもいいですし、この暗い中歩いてもらうのも酷でしょうか？
各々、準備をしているだろうことを失念していました、ごめんなさい。
それでも、避難所ですし、ある程度の物資は今もあると思うので…来たいという方がいれば、私が迎えに行くのもいいかもしれませんね。
[掲示板に書き込むのを見ながら、自分も書き込みをする。]
【赤】 精神科医 佐田春陽
ーーオカルトサイトの掲示板ーー
AKATUKI
『今、同行者の方と共に山にある避難所にいます。
避難所の屋内について、まだ確認はしていないのですが、元々避難施設ですので、必要最低限の毛布などの物資はあると思われます。
大体の場所は先の方が添付してくださっているようなので割愛しますが、山にも濃い霧が立ち込めています。
恐らく、ライトなどを使っても辿り着くことは困難かと思われますので、もしも来たいという方がいるならば連絡してください。
遘√′迎えにいきます。
追伸、夜を明かす準備がある方、睡眠を取るだけならバスで充分という方は無理をして来る必要はないかと思われます。
準備が不十分という方や単独行動をしていて人と合流したいという方に向けての発信だと思っていただければ。』
精神科医 佐田春陽
>>144
[書き込みを終えて、どう考えても百千鳥さんなのであろう暗黒魔大帝というHNと書き込みを眺めて、何となくギャップに思いを馳せていると声をかけられた。
彼女に見せられた書き込みを読み、掲示板を開いたままの自分の端末でも、それを確認する。]
本当だ、助けてとありますね。
でも、この投稿、少しおかしい？
[しばしの間思案する、書き込みには確かにたすけて、とある。
だが、送信日時も投稿者の名前も、文字化けなのか読み取ることができない…気づけば、自分の投稿も一部文字化けしていた。]
通信障害でしょうか、サイトそのものにも不調が出ているみたいですね。
今は繋がっていますが、サイトも繋がらなくなるということがあるかもしれません。
それも踏まえて、私達は一緒に行動した方がいいのでしょうが…私は医療従事者として、その方を助けに行くつもりです。
でも、百千鳥さんまでついてくることはないと思うのです。
連絡が取れなくなることを考えれば、一緒にいた方がいい。
でも、山を降りるのは危険ですし、ここで待っていてもいいです。
私はその方を助けて、一緒に来たい人がいれば、その方達もつれてここへ戻ってきます。
[そう言ってはみたが、百千鳥さんはどう返答しただろうか。**]
精神科医 佐田春陽
>>157
[私は良い人ではない。実のところは、いつでも保身を考えているような人間だ。
家族の失踪を受けて、悲しみ、一時真相を調べてみたものの、何も分からずに村が閉鎖されたと聞けば、そのまま今に至るまで平穏な日常に生きようとしていたのだ。
恐らく、強迫観念に悩まされ、日常生活に支障が出るまで悪夢を見なければ、無理をしてまで村に戻ろうとはしなかったに違いない。
そんな私からしてみれば、知りもしない人間の隠された真実を知ろうとしたり、怯えながらも助けに行ったほうが、とそう言える百千鳥さんの方がよほど勇敢で優しい人間だった。
本音を言うならば、行きたくない気持ちもかなりあった。
でも、彼女が助けに行った方がいいと言ったから。>>144
きっと行きたい気持ちがあるのだと思った、でも勇気が出ないんだと。
それなら私が行こうと思った、彼女が待っていてくれるなら、聞こえる声にも胸に渦巻く不安にも惑わされない気がしたから。
でも、ついてくるという彼女を見て、差し出された彼女の手を見て。
私を一人にして待っていたくないという声を聞いて。
私は彼女の手を握った。]
はい、行きましょう。人助けに。
[彼女はやはり、勇敢で優しい人間だ。百千鳥さんがいるなら、私はきっと頑張れる。*]
精神科医 佐田春陽
ー避難所から村へー
[百千鳥さんと手を繋ぎ、来た道を引き返す。
辺りには霧が立ち込めており、ライトで照らしても、数歩先しか見えないような状態だ。
荒れた山道を歩き、獣避けの鈴を鳴らしながら、十数分。
霧はどんどんと濃くなってくる。
それでも恐怖はなかった、さらに歩けば開けた道へと出る。
もうすぐ村だ、行きに比べて、帰りは大分早いように感じられた。]
もうすぐ村です。
目的の場所まではもう少し歩きますが、そんなに遠くはないので。
疲れていませんか？
ああ、そうだ。私の実家もすぐ近くなんです。
流石に今から行くことはできませんが、明日の朝に行くのもいいかもしれません。約束ですからね。
[そんなことを話しながら、傍らを歩く百千鳥さんの様子を伺った。*]
精神科医 佐田春陽
ー村・民家の方面へー
>>185
[声をかけた後、百千鳥さんの反応は、しかし、ほんの少し挙動不審に感じるものだった。
大丈夫と言ってはいるものの、やはり疲れているのかもしれない。
いや、廃村のなか、地震のこともあり、色々と危険はつきまとう。
それに対しての不安が、肉体の疲労ではなく、心労に繋がっているのかもしれなかった。]
大丈夫、とは言えませんが。
人を助けに来た手前、ここで及び腰になるわけにもいきませんからね。
やるべきことを終えたら、ゆっくり休みましょうか。
[私は彼女を少しでも安心させようと、握る手に少しだけ、力を込めた。
未だ、彼女と自分の手は繋がれており、暖かい。
目的地の民家へは、あと少し歩けば。
いや、もうすぐ見えてくる頃だろう。
先の見えない霧の中、道路を歩きながらそう考えた。*]
精神科医 佐田春陽
ー民家付近の道路にてー
[目的地に辿り着いても、私はそうと認識できなかった。
それというのも、やはり、視界を邪魔する濃い霧のせいだ。
病院は過ぎた、体感的に役所の近くであるはずだから、恐らく、この付近が目的地であるはずなのだ。]
百千鳥さん、恐らく、この付近が目的地だと思います。
ただ、ライトをつけてもこの霧では、手分けをして人を探すことはできません。
ですので、呼びかけでの捜索になりますが、患者さんがはっきりと助けを求められないほどに切迫していた場合、私は手を離して治療に当たらなければなりません。
今から呼びかけをします、もし私が手を離して治療に向かったとしても姿を見失わないように、離れないように注意してください。
もっとも、さほど離れていないはずなので、患者さんへの治療が終わって百千鳥さんが側にいなければ、こちらから呼びかけますから、あまり不安にならないでくださいね。
[身勝手とも取れる言い分かもしれないが、患者がもし一刻を争う事態なら、そちらに駆けつけなければいけないというのも、また事実なのだ。
決して遠くへは行かないと、はぐれても声をかけると言い含んで、私は周囲への呼びかけを開始する。]
助けに来ました、誰かいらっしゃいますか？
[声は意外にも、よく響いたようだ。**]
精神科医 佐田春陽
>>198
[手を離して救助に向かうまでもなく、目の前に老婦人が走り出てくる。
何やら切迫していた様子で、私たちを見て安堵した様子ではあるけれど、顔色もあまりよくないようだった。]
大丈夫ですか？
顔色が優れないようですが、お怪我や、気分の悪さなどはありませんか。
[続く言葉には、少し瞬いて。>>119]
助けを求める声を聞いた？
では、あなたが助けを求めていたわけではないのですか？
[いや、書き込みは二つあった。
助けを求めている声が聞こえる、というものと。
助けを求める書き込みそのものと。]
…助けを求める書き込みがあったんです。
[私は迷った、百千鳥さんを目の前の女性に託して、救助に向かうか否かを。]
精神科医 佐田春陽
[そして、覚悟を決めた。]
お疲れのようですし、休んだ方がいいでしょう。
この霧ですし、私も単独行動はあまりしたくありませんので、少しだけ百千鳥さん…私の隣にいる方と待ってもらうことになるかもしれませんが。
私は付近の捜索をします、掲示板への書き込みは確かにありましたし、声を出して助けを呼ぶことができない状況なのかもしれません。
患者さんを発見し、手当てができるようならば手当てをして、可能なら一緒に戻ってきます。
[そう言って、百千鳥さんと女性を残し、民家の方へと歩き出すだろう。**]
【独】 精神科医 佐田春陽
/*
うーん、新恵ちゃんも双子だったりするのかな？
みう、ってついてるのが多分新恵ちゃんじゃないことの証なんだよな。
*/
精神科医 佐田春陽
>>214
[引き留められ、足を止める。
勘違いという類いの話なら先を急ごうかと考えたが、老婦人の話に耳を傾けると、どうもそういうわけでもないようだ。
“生者の手ではない、あの手は助けを求めてる、行かないで”
目の前の老婦人は医者だという。
真っ当に医療に従事し、人の生に関わる人間ならば、助けを求める人間には手を差し伸べるだろう。事実、目の前の女性もそうしたという。
でも、差し伸べた手を掴んだのは、死者の手。
他の人間ならば、死者が助けを求めることについて、怪談話だと一蹴することもできたのかもしれない。
でも目の前にいるのは医者。そして私は精神科医。
彼女は身体の傷を癒し、私は心の傷を癒す。
担う役割は違えども、私達は二人とも人を生の道へと引き戻す仕事をしている。
目の前の女性は私の手を掴み、行かないでと言った。
死者は救えない、けれども今生きている私は救えると、手を掴んでくれたのだと思う。
同じ志を持つ、必死の呼びかけを、行動を疑おうとは思わなかった。]
精神科医 佐田春陽
なるほど、そういう事情がありましたか。
医者の方がそう仰るのなら、私も異論はありません。
[そう言って、女性の方に向き直る。]
自らも肝の冷えるような思いをされたでしょうに、こちらの安全を慮っていただいて、ありがとうございます。
しかし、助けを求める死者の手、ですか。
[何故か脳裏に、ヨミガエリの儀式のことがよぎった。
何故なのだろう、分からないが、そう思ったとき、昔の記憶がわずかに呼び起こされた**]
精神科医 佐田春陽
ー記憶・ヨミガエリの噂ー
[ヨミガエリの儀式がなんのためにあるのか、それは“特別な死者”を慰めるため。
では、その“特別な死者”とはなんなのか。
詳しいところは分からないが、死にきれなかった死者なのだという。
死にきれなかったのなら、生きているのでは、もしくは脳死のような状態なのだろうか、と質問したら、そうではない、と。
死んでいるのだという、でも、死にきれなかったのだと。
死にきれなかった死者は黄泉へ還れず、現世にも戻れず、その境界で漂うのだと。
そして、その状態の死者は現世に…あるいは黄泉へと還るために、その道を探すのだと。
それを防ぐため、境界で漂う死者達を一度現世へと呼び戻し、正しく黄泉へと送り出す、それがヨミガエリの儀式なのだと。
なぜ今、そんなことを思い出したのか。
もしかするとこの霧が“特別な死者”なのかもしれないと、薄ぼんやりと考えたせいなのかもしれない。**]
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