115 【G16】中庭のペトリコール
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古賀臨
▲完灰▼完灰 残り完灰2
①全員片白にする
②伏せ補完
順当に詰めたければ今日まで①を実行していい。
完灰に狩居ると思っていて、10か8で開けて完灰狩TUEEEEしたくば②。
古賀臨
補完させながら3回灰襲撃させるか、2回灰襲撃+1回GJで視点詰まり切る計算だったがよくよく考えるとどこかで騙りも黒位置決めてくる気がするな。
牛丸真時の狩候補に手を付けたくないなら別に止めはしないのだが、詰められるものを詰めないのは言わずもがな私の性格上真っ先には出てこない。効率はあまり良くはない。
詰めるか切るかの採用は秋月くんに一任する。
選びたい進行を最終的に選べばいい。
秋月くん不在なら指定権渡したいのは草刈さん。
古賀臨
完灰噛みきた！これで詰まる！と思っていたら一枚数え漏れておりました。私は最強。
なお▼占い候補 する場合はそこGJ主張の狩を炙るまでセット。
これで立成真だと狩→占で噛まれて助かるなんてことはない。
この着眼点は臨チャンが産みました。
古賀臨
狼位置を判明させれば霊機能も要らず、LW以外は全員白だと言うのに、既に一度勝負を読み切った狩人に再度地獄を強いると宣うか。
よろしい、▼立成◆牛丸だ。
古賀臨
灰がこれを言うと突っ込みにくかったけど……
そんなに言うなら▼立成で霊+無限灰襲撃編にして差し上げるから、6人時に牛丸-灰の2w位置検討で良いと思う。
古賀臨
表現が不親切だったね。
そこに詰め手順があるのに立成くんが自分吊りを言い出すなら私は牛丸さん真と心中するけど？と思ってしまった。
頼まれていた衣代和さんでも見て来るとしよう。
古賀臨
①
想定内…桐木にだいぶ足掻かせておいて不自然
想定外…朝一の相方の反応としては無感情過ぎる
②
想定外…遅かれ早かれ>>3:96の様な結論を招く為、言う必要がない。
第一、立成が>>2:17を言わなければ衣代和からこの推理が出てくる事もなかったと予想出来る為、仲間同士のパスなら桐木黒が想定内で作戦の内になる。
その場合③が「思い付きでやっているのでは？」となり、やはり相方仮定不自然となる。
④総じて牟田部の判定出し後にやるメリットがない。
昨日囲われる動機が特にない。
死にゆく仲間を死体蹴りして得られる物が特にない。
想定内…ラインを切る布石を初日から用意したと思いながら読めばそう読める。が、わざわざ桐木が白く沈もうとしているタイミングで怒涛の回収をしているのが不可解。
想定外…急カーブで相方狼のクセを暴露するな
∴≠立成,≠桐木
古賀臨
ところで3日間ぐらい衣「依」和で辞書登録していたし、
立成くんには思ったより理解されていなかったし、
若干手を抜いた今日のお弁当を食べてから調子が良くない。
進行、指定、占い先共に霊に委任。
もうすぐ来られるだろうしね。
古賀臨
衣代和さん狼だと、意識してラインを切りに行っているのに動きと話題選択がアドリブ的で、なおかつ不要な要素まで四つぐらい上げにいってしまっている事になるのだよね。
2dまでは桐木くんが赤窓に居た訳で、それで何故こうなるのかが予想出来ない。
少し休む。
冷房でもお腹下すし、胃が弱いからりよわです。
古賀臨は、 立成桜輔 を投票先に選びました。
古賀臨
仮決定確認。
騙り牛丸がここから霊能+自身の白+噛み合わせしか襲撃しなかったとして、6人時には立成くんの白は全滅するか黒を撃たれている。
そこまでの襲撃で拾える違和感は皆が思っているほど無いと思ったので何とも言えない。
牛丸チャレ路線は、
霊能結果黒は見られると仮定して
現在灰7スタート→6人時朝に3灰以下で詰み。
具体的には3回狩人を避けて白を引き、完灰から狩が出てくる頃には6人時100%勝っている。これを一番高い目標にしたらいい。
古賀臨
落ち着いたし概ねそのまま進みそうだから暫くは見ているが、何か他に聞きたい事は？
別に何でも構わない。
無ければそれはそれで。
今日こそは本当に喉を余らせそうだな、というぐらい話したい事を話し終えてしまった。
【独】 古賀臨
勝気で、天真爛漫で、自由気まま。
その何もかもをきみに重ねた上で
今際の言葉は未だ呪いの如く。
【独】 古賀臨
古美術店、
活気ある商店街の片隅に在る。
かつては老夫婦が営み、二人の孫が時折手伝っていたその店は
今では旧いアンティークが静かに眠るだけの場所となった。
【独】 古賀臨
七つ年の離れた姉が居た。
両親が働き盛りだった頃、文化人の祖父母に
面倒を見て貰っていた彼女からすれば、
古美術店の中が身近で美しい世界だったのだろう。
姉はこの世の価値ある物を拾い上げるのが得意だった。
古本屋の掘り出し物探し、路傍の花を捉えたスナップ写真、
雲に唄えば旧時代の洗練ぶりを目の当たりにするようでもあった。
七年という距離は思いの外遠く、
電子機器と分厚くなった教材に囲まれて育った僕にとっては
別世界の住人に見えた。
だからこそ愛していた。
【独】 古賀臨
艶黒の直毛も、瞼の形も。
類似している事で自信を与えてくれる。
それでいて、留まらぬ憧れのまま。
湯上りには決まってその髪に櫛を通し、
何より価値のある美術品の様な肌と顔立ちを
うつくしい、と度々口にした。
揃って店頭に立てば、売り物の柱時計に悪戯して
背丈を黒檀の上に刻んだ事もあった。
それが日常。
幼い頃から当たり前だと思っていた世界。
【独】 古賀臨
十歳の頃。
街中の警報がけたたましく鳴り響いた真夜中、
窓から飛び込んで来た其れは僕達を襲った。
人狼騒動。数ある言い伝えの中の、氷山の一角。
僕の部屋のドアを蹴破る勢いで、姉は怪物の眼前へ躍り出た。
生暖かいものが四方八方に飛び散って、頬を濡らした。
姉が顔を覆って蹲るのと同時、
割れた窓硝子の向こうから無数の公用車のサイレンが聴こえた。
叫び声を上げる間もなく。
脚元で呻く姉を抱き竦めたまま、
僕達は保護され、恐ろしい夜は明けていった。
【独】 古賀臨
姉は身体中に生涯癒えない傷を負い、視力を失った。
それ以上に酷いコンプレックスを抱えるようになって、
「うつくしい」と声を掛ける事は出来る筈もなかった。
艶やかな黒髪に櫛を通す意味合いも変わってしまった。
人々はあの事件を「天災」だと云う。
僕自身、何をすれば対抗出来るのかも解らない。
偶然選ばれたのが僕達だったと言うだけで、
いっそあの時二人で死んでしまえば良かったとさえ思う。
光を失った姉にかつての面影はなく、
祖父母も両親も代わる代わる姉を助けたものの。
この頃、心労が祟って祖母が亡くなった。
竜華堂から近しい人が一人去った。
【独】 古賀臨
姉とも家族とも深く触れ合う事がなくなり、
僕は高校受験に向け部屋に籠っていた。
世間はあの惨劇を薄らと忘れつつあり、
僕もまた、姉の傷付けられた顔の事が朧気になっていた。
仄暗い廊下で偶然鉢合わせた際、
思わず喉から甲高い呼気が洩れた。
珍しく部屋から出歩いていた姉も、その音に気付いた様だった。
事件から四年経っても、あの怪物の行方は音沙汰なく。
……四年経っても、姉の顔の傷はまるで癒えないままだ。
【独】 古賀臨
ドアを三度ノックする音。
息を飲んで数秒、どうぞと発声する。
入ってくる姉からは視線を外したまま、
机の上の問題集に向き合っている振りをした。
息を殺し、わざとシャープペンシルの芯をくり出して。
たった一言が言い出せず、台詞は掻き消される。
全盲の生活にすっかり慣れ切ってしまったのか、
壁や家具を手探りもせず、姉は此方に近寄って来る。
その生白く、擦り切れた、指紋のない指先が。
脈を辿る様に、正確に首筋へと触れた。
【独】 古賀臨
「ねえ」
湯上りの、微かに湿った躯に染み込んでいく体温。
深く、より一層深く。
こうして強く抱き竦められたのも何時ぶりか。
「私、もう辛抱しない事にしたの」
異常な位に心臓が高鳴っている。
耳元に張り付くような声色に何かが混ざる度、
破れそうな位に胸が軋む。
「だからもう、」
全て見透かされているような心の内と、
頭の隅が激しく点滅しながら白んでゆき。
生熟れた実が弾けた。
【独】 古賀臨
……叫びも、嘆きも。
今更何一つ意味を成さないと、解っている。
如何程の屈辱が、如何程の絶望が、あの人の心を蝕んだだろう。
その睛を点じたのは私だったかも知れない。
それでも彼女は今際の際、
私の時間と魂の一部を連れ去ることを選んだ。
【独】 古賀臨
あれから。
高校受験を迎えると共に、視力が緩やかに落ちていった。
姉の自尊心や世間体を気にして言えなかった言葉の数々が
永遠に失われた事が、深い深い傷痕になった。
丁度一年が経った頃、
父親は記入済みの離婚届一枚残して蒸発した。
立て続けに祖父も心臓病で逝ってしまった。
名前だけが遺された竜華堂の引き戸を開け、
埃っぽい古びた香りの中に身を委ねて気が付く。
あの柱時計はいつの間にか止まっていた。
【独】 古賀臨
きみの世界が知りたくて
あなたの面影を追い掛け、
積み重なった古文書に手を伸ばそうとも。
百二十年物のバイオリンに触れてみても。
古い木の香りを胸いっぱいに吸い込んでも。
星を詠めど、雲に唄えど、あなたを失った理由に行き着かない。
【独】 古賀臨
惰性の儘に生き続け
再び人狼が現れたと耳にした時、
私は生き永らえてはならないと感じた。
そうでなければ。
姉は一体、何の為に死なねばならなかったのか。
其の意味が潰えてしまうから。
憐れみは最早必要でない。
あなたが遺した呪いを抱いて。
涙を流せぬあなたの代わりに。
あまたの死を悼み、
折り重なる真実を見詰め、
そうして。
古賀臨
牛丸さんが真なら初手で強敵を捕まえてくれた恩恵に預かっているだけの立場で恐縮なのだが、何だかね。
もう少しだけ、絆されていたかった。
と言うのはあるのだよ。
通り雨をバスの待合所でやり過ごす様に、ね。
古賀臨
草刈さんの話し方はどう足掻いても聞き取るのに時間がかかる(装飾と形成にかける時間という意味で)筈なのに、内容の取捨選択が衝動的に見えると言うか。
毎度毎度着眼点も異なるので「たった今考えてきました！」が伝わって作為が微塵も感じられないというか。
初日からこうも疑えない人を他に知らないので、その……新美南吉を読む様な心地で見ている部分がある。
……伝わる？
古賀臨
手袋を買いに行ったのか猟銃が煙を上げたのかで分かれるけれど、本なんてものは解釈論の母体の様なものだ。
絵本だったらイメージが掴みやすかったかも知れないがね。
全く以て無害なものとして読んでいる。
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