144 星戴猫の村
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【見】 【秘】 キョンシー ユウユウ > ネコ師 コウメイ
魂が精神、魄が肉体という風に単純に切り分けられるものではないのだケド～
魂は天に還り、魄は地に還るので、ざっくりとはこんな感じネ♡
なので、天の星と地の星の引き合う力で、ここに導かれたってところカモ♡
（もう一つの意味としては、これから煌めく十五の星に魅かれて私という星はここに導かれたというのもあるヨ）
【見】 【秘】 ネコ師 コウメイ > キョンシー ユウユウ
ああ、「還る」と言われると
より理解に近づくな。
私には私の魂魄への解釈が在ったのだけれど、
君のそれはより感覚的で真っ直ぐに思える。
（ふむ、人と星とは或る意味で同じものであるか……）
【見】 【秘】 キョンシー ユウユウ > ネコ師 コウメイ
コウメイさんの魂魄の解釈ってどんなものなのカナ？
人を魅きつけるのがホントお上手♡
ちなみに魂が霊魂的なものを指し、
魄が心を…即ち肉体も込みで人を人足らしめる器を指すともいえるケド、ちょっと話が込み入っちゃうからネ♡
（そう、明日の今ごろは天の星々を見上げる人々と、地上の星々を見上げる墓下の我々という二重構造になるんだヨ）
【P】 星を戴くネコ クリス
岸辺に沿いて、雲間が切れる
双子の太陽が湖の向こうに沈み
長き影が落ちる
カルコサの地に
黒き星の上る奇妙な夜
天空をめぐる奇妙な月たち
それよりもさらに奇妙なるは
失われしカルコサの地
ヒアデスたちの歌う歌は
キングの蔽衣がはためくなかで
誰に聞かれることなく消えてゆく
薄暗きカルコサの地で
我が声は枯れ果て、
歌われることなく消える我が魂の歌
涙は流されることなく乾く
かのカルコサの地で
【見】 ネコ師 コウメイ
黒、か。
果たして星の雨は降るのだろうかな。
きっと其れはうつくしい。
積もれば尚、結構なことだ。
おやすみ、猫。
私ももう少し酒に溺れたら休むとしようか。
【見】 【秘】 ネコ師 コウメイ > キョンシー ユウユウ
光栄だね。
丁度その込み入った辺りが私の感性には近しい解釈となる。
「人を人足らしめる器」、その通り。
脳というものの機能にまで話を進めたいところであるが、そこまで手を広げてしまえば長い話になるのでね。
またの機会にゆずろうか。
そうだね、例えば寝物語などに。
（二重構造、成る程螺旋にも通ずる。示唆的だね）
ふむ。刻限まで四六時を切ったか。
今宵は失礼するよ。楽しい話に感謝する。
またね。
流木 トネリコ が見物にきました。
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