33 終末文庫プロデュース「トワイライト・リライト」
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探偵部 秋月壮真
●ハクさん
RP【名探偵はかく語りき】
あなたは真実が虚ろなものだと知っている。
故に、あなたの手中に真実が存在するのだ。
—
あなたは＜探偵部＞の部長だ。
部員はあなた一人、当然非公認の活動であるが、日々真実を追い求めて校内外を走り回っている。廃校が近いこともあり、学校も温かく見守ってくれているだろう。
そして、あなたには自負がある。
事件は必ず解決されなければならない――そのためであれば、あなたは。
—
チップは【秋月壮馬】を使用してください。
あなたの役職は【聖痕者】です。
#指令書
探偵部 秋月壮真
★4．人狼ゲームにおける、現時点でのご自分の武器と今後の展望（目指すところ）について教えてください。
ざくざく発言で考察に詰まらない
★5．人狼ゲームのことをどういうゲームだと思っているか教えてください。
群像劇！
★6．得意なＲＰ傾向・苦手なＲＰ傾向について教えてください。
得意なのはめっちゃ喋るやつ
不得意は今の所は特に……？
強いて言うならセクシーなおねぇさんとかはやったことない気がする
★7．好きな色と、その理由を教えてください。
碧。RP村で印象が強くて、鉱石としてもサファイアが好きなので
探偵部 秋月壮真
★8．タイムマシン
タイムパラドックスは平行世界が産まれるだけ論で考えるとして
すごい俗だけど、ちょっと未来に行って宝くじの高額当選番号を覚えて帰って元の時代に帰って宝くじでも買うかなぁ
★A.役職に関して、どうしても避けたいものがあれば教えてくださいい
特にありません
探偵部 秋月壮真
事件は解決されなければならない/誰かに語った狂言なんざ、結局は真実をこの手で踊らせるだけの伏線だ
片田舎程度に事件が起きるか？宇宙人に未来人に異世界人。二重人格者なんていないのが当たり前。のどかに陰鬱な平和が当たり前の閉鎖空間の中で、娯楽に飢えて飴をくれくれ言って口を開ける
舌打ちと一緒に産まれたのは、享楽と嘲笑でしか主義が震えない自分だった
ストーリーなんてない。理由なんてものも無い。個人で完結した特性は誰に紐解かれる事も無く
“理解出来ない”“唐突過ぎて後付けに思えました”“過去の説明が足りないと思います”
お前達は車に跳ねられても伏線が無かったと文句を垂れるのか？
もしも何処かに、理想の探偵を用意して。そいつに暴かれる“推理劇”に興奮するような、変態嘘つきがいたならば
俺は/己に、全部の劇場を押しつけた。黒幕も探偵も。そう巡り合えるのがどれだけの奇跡かも知りもしないだろう。一話二話で消費されるミステリーすらも、人生の全話ですらありもしないのが普通なんだよ
嘲笑主義のモリアーティも、謎を解いて興奮する享楽主義の変態ホームズもいなかった
ならば、“己”が探偵になってやるまでの事だろう？
探偵部 秋月壮真
だから楽しく語ってやろう。老婆の大切を手に取って見つけてやろう。秘密を持つ者おれば偏執が如く暴いてやろう。語りし推測が真実かどうかはどうでも良い。虚ろが膨らみし菓子にかぶりつく者おれば、そやつにとってはそれ以上ない甘みだ
楽しく納得出来る真実を拒否する人間なんておらんだろう？
その根底にあるのは諦観と知っている
オレはどこまで行っても、オレの探偵に出会えない
“己”は好奇心旺盛で、劇調めいた口調をして。どんな荒唐無稽でも真実の様に信じて暴いて語ってやろう。
未来人も信じてもいなくても面白おかしく話してやって
共演相手は喜んで場に立たせて踊りを明かす
猫菓子の行方は探偵として面白く明かしてやろう
恋愛劇めいた挑発は当然あった方が愉悦が出来る
劇場めいた暴露劇の中に、友情を覚えるのは己である探偵だけだ/役割を過ごす中に共感を覚えたとしても。それは黒幕の持つべきものではない
在りもしないような真実を付いて、それが真をついていたって、偽であろうが何でも良い
真実を冒涜して中身を抜いて、その中身を満たしてやろう
真実をいつでも握っているのは黒幕だ。掌の上から零れた真実でしか甘味を覚えられない探偵共。けれど、探偵がいなくちゃあ娯楽が成り立たない。探偵が語ってこそ、真実は真実になるのだから
ノックスは腐れ落ちろ。虚ろは甘味で満たせ。開かれた手の裏にあるものはテレビに映されない
探偵部 秋月壮真
だから己は/オレは
黒幕を/探偵を
いつか終わらせるんだろう
あぁそれこそが。なんて喜劇で。消費されるに足る真実だ？
その時こそ名探偵はかくも笑って騙るだろう
「真実はたった一つ
こうして事件は解決された」
この世で最高の名探偵だって。そうやって黒幕と一緒に終わる筈だったのだから
探偵劇を終わらせるその時にこそ。嘲笑しかなかった人生を。心の底から笑えるのだろう
探偵部 秋月壮真
>>-1578
★好きなタイプは？
謎が多そうな奴
★好きな色は？
真っ黒。最近は黄昏時の色が探偵劇に映えると気づきを得た
★好きな季節は？
春。頭変なのが増えるから
★好きな授業は？
国語と倫理
★放課後何してる？
謎探し（謎づくり）
世良達と放課後ラーメンとか、彩葉とか三國猫とか煮流とかからかいとか
★休日何してる？
謎探し（謎づくり&伏線撒き）
それも兼ねてたまに世良達とも遊んでる
★この村で一番好きな考察出してきたヤツ誰？
津崎の音〜〜ッッッ。言いたい事大体全部先に言い寄るせいでただでさえ安楽椅子でやることないのにもっとやることがなくなっていた
探偵部 秋月壮真
「はっ。事の決済をつける前には良い色合いだよな。っと」
危うく漏れ出そうになる”只の演者”を、未だ終わってはいない劇場の為にしっかりと愉悦を残す
見えざる神の手が置いたゲームが終わりを迎えても。神そのものの謎は未だに置かれて終着点が見えて来る
探偵部 秋月壮真
「この時間は誰ぞが為にあったのか。真に望んだは誰だったのか。犯人ならざるこの身では、拾い集める事しか敵わんが
……或いは、演者全員が共犯だった、等と言うオチも粋なものか。探偵劇場としてはご破算も良い所だが」
いつまでも続く美しいお話を。何度でも読み返せる過去でも未来でも無い現在を。
だが、どうせ端から”台無し”が決まっているお話だ
謎の全てを解く探偵と、決して解かれない謎を用意する黒幕が一人でいれば。そこには『結末がどうしようもない』と言う結のみでくくられる
それでも。話の解釈なんてそれぞれだ。最後に死んだ探偵が、いつか誰かの望みで帰って来たように
この時間もまた、誰かが望めば、形と色合いを変えて帰って来る事もあるだろう
そこに、終わった筈の探偵がいてもまぁ。良いのだろう
話の結末が『どうしようもない』で〆られるストーリーしか無いのなら
どうしようもなく下らない、幸福な結末で括られる事もまた一興だ
”探偵”は語らない。真実にどこまで近づいていたとしても、それは未だ語られるべきではない。その物語の黒幕では無いからこそ
もしも対決をいずれするとすればそれは、きっと只の一人の人間がそこにいるだけだ
探偵部 秋月壮真
探偵部 秋月壮真
──黄昏列車の終着点が見えてきた
ここからは、
やり直しは効かない。誰かになるまでの時間の次に。自分は誰だと答える事が、誰しも出来るのかすら分かりはしない
誰かであって。誰かになって。そして、自分は誰だと答えるのか
結末がどうしようもない答えになる話だってあるだろう
只。楽しかったと振り返れる時間の中に。栞を挟む位は許されるだろう
何度も何度も読み返せる様に
振り返りたい時間を、直ぐにでも思い返して。
探偵部 秋月壮真
「そうして思い出される話であったのなら
己がいた誰かの話でも。
……まぁ。読み応えのある真実がそこにあったんだろうさ」
その言葉が。まだ誰か分からない探偵の言葉であったのか
終わる間際の黒幕の言葉であったのかは
その瞬間の言葉を聴いた、誰かがきっと分かるのだろう
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