軽音部 東風 一吾

――　フードファイトフェスタ会場　――

[というわけで参戦！のために会場にたどり着く。
色々な面々がいるが、>>10 ぱっと見男が多いだろうか。

会場隣では、
まぐろを解体した後の残り部位、
頭の窯焼きや、あら汁のようなものも安く販売されている。

かじかむ手にそれも恋しくなるものの、
まずはメインに乗り込んで、用意されたテーブルについた。

『あのおっさんやるな…』と、隣で友人がつぶやく。

ふとしてみれば、
>>7 自らにハンデを課して戦う一人の漢がいた。

なるほど、かくして取る。か。
確かに確実な勝利を狙うなら、脂身のことを考えて
分配して食べるべき……なのだが。]