はいはい、いらっしゃいー?
[聞こえた声からすれば女の子だろうが
見た目からは性別も判別つかない様相のお客さんは
どうやら初日の器屋さんからお裾分けを受けての来訪だそうで。
>>18ごちそうさまと伝えてくれる声と、
差し出された紙袋を受け取りながらも破顔し]
あらまぁ、ありがとうね。
嬉しいねぇ、美味しいんだよここのお芋さん。
って、ちょっとお待ち
うちのってことはお前さんハルカちゃんかい?
まー、あんなちっちゃかったのに立派になって。
安納さんがうちでいっつも自慢してくはずだよねぇ。
[最初聞き流しかけたものの、うちのという言葉に
仮装の下が誰かわかると更に笑顔を明るくさせて
店で飲むたび饒舌に孫自慢する焼き芋屋さんの様子を話した後]