いけちゃいやすぜ。
そんなの聞いて退くようじゃ魔法少女の名が廃るってもんだぜ。店主さん。(下っ端男口調)
[どんな名前の廃りかたかは詳しく説明しないのが魔法少女というもの。乗せられてやろうじゃないの。
店主>>13に薦められた通り。お酒も注文しながら、その間に少し冷えたおにぎり…ここは味噌のほうだな!を手に取って一口。
湯気がふわっと出てきて、はふはふと途中空気を幾度か口に補充しながらも食べていく。
外はカリっとして楽しませてくれる食感の中に潜められる米本来の旨味、その上を暴力的なまでの甘辛さに、これは非常によろしくないやつだと知る。
真っ黒な鍋から赤味噌だとは思えていたし相当濃いのだと思っていたが、実際は甘辛いというのだ。どれだけの甘さが足されているのかと考えると犯罪的な豪快さだろう。だがそんな濃い味が後を引かないように〆られる生姜の風味が一品の味として完成されている]
…複雑じゃないシンプルな旨さだ。こういうのでいいんだよ(渋イイ声)
[奇をてらった調理方法ではないものの旨さに、唸るようにいいながらもそもそと食べていくのであった**]