・海の窓辺
教団の開祖が作った小さな池を長い年月をかけて拡張したもの。教団の聖地であり教会総本部よりも厳重に管理されている。
「かのひと」の元に繋がっており死者はここから海へと還る…とされているがその具体的な意味について公に語られることは無い。
窓辺内の液体の組成も非公開とされているが少なくとも致死量の水酸化ナトリウムを含んでいることは知られている。色は鮮やかな青。
・戒律
他の星の宗教と基本的に変わらないが、鉄を忌避すると言う特徴を持つ。このため敬虔な信徒は身の回りから鉄製品を排しまた慢性的に鉄分不足になりやすい。
この星の植物は鉄分を始め多くの必須栄養素を含有しておらずそれらを輸入品の肉や海産物で補っているが、戒律ではこれらは身体に本来の海の組成と異なる「不純物」を取り込む行為とされ、出来るだけ避けることが推奨される。
しかし摂取しなければ死ぬ場合もあるため実質的に黙認されている。