>>1082
…なあ、許してくれとは言わないけど。
──何が要る?どうして欲しい?
その『隙間』、俺が作ったんだろ…
俺に…何か、できる?
[かつて躊躇った言葉>>2:-302を吐き出した。
大切な片割れの痛みを、気づいていながら見過ごす以上に、取り返しのつかないことなどあるものか]
…それか、そうじゃなかったら…
[デイルームの窓の反射に垣間見た、ナオアキにまとわりつく影を思い出す。
それもまた、『隙間』に関係しているようだった。
正体も、どの程度の害があるのかもわからない。
けれどそれがナオアキの『隙間』に伴うものであるならば]