>>1079
俺、ああいうの、あれが初めてじゃない、よな…。
忘れてて、ごめん。
…言い訳みたいだけど本当に忘れてたんだよ。
[軽口のつもりで口にした大学時代の努力のことが、不意に記憶を蘇らせた。>>3:+82
当時…大学受験から大学時代にかけて、ナオアキも含めた家族全員と、ひどく疎遠になったことがある。
祖父の長患いとそれによる家の雰囲気の重さ、受験の重圧が重なり合って、何かが閾値を超えた。遠くの大学に合格したのをいいことに家を出て、家族にろくに連絡もせず過ごしていた。
そしてそれは、ナオアキ相手でも例外でなく。…既読は必ずつけていたが、まともに返信することはごく少なかったように思う]