>>357
[言ってから気付いた。
まだ年若いズッ友に、結婚だ子作りだと、どれだけ未来の事をルナは言ってしまっているのかなと。
けど、ルナにとっての5年10年と、ポップにとっての5年10年は全く違うものだから。]
いい、ですか?
よかった、ですか?
[けれど、聡いズッ友はきちんと解ってくれた。
さすがほうき星。さすがUFO。さすが魔女のほうき持ち。
ルナは1聞いたら1しか理解できないけれど、ポップは1聞いたら10解ってしまうヒトだから。]
はい。
ルナはポップとずっと一緒にいたい、ので。
[それが最適解だったんです、と頷いた。
ポップの血を受け継いだ、ポップが育てた、ポップの思い出を持つ子供を、ルナが見守り続ける。
その子供も。さらにその子供も。ずっとずっと]