小説家 深瀬賢

[校内移動した場所は決して多くはない。
落ちているとしたら昇降口から三階までの道のりか、
叶多と出会い情けない悲鳴を上げてしまった三階教室前にあるだろう。

誰かについてきて欲しかったが、宵闇は深夜撮影のため
仮眠をとると言っていたし。>>327
他の誰かがついてきてくれるというなら、
ありがとうと礼を述べて。

いざ再び深夜の廃校巡りへ。*]