[委員会でセレクトした、新旧取り混ぜたダンスナンバーが風に乗って流れてくる。“恋”の次は”彗星ハネムーン“。知らず知らずのうちに口ずさんで、アキコの顔を思い浮かべる。いつの間にか自分が微笑んでいることにも気づかないまま、背後の扉が開くのを待っていた。]*