碧い夢をみた。なんてことはない、おだやかな水の中の夢だ。深いめぐみの奥で、じっと息を潜めることも恐れることなく、空へ跳ねることも 俺はせず。泡が広がり、とけていくのを見ている。(うすく、うすく、うすく、 呼吸は存外しやすくて、 ただこの身が重たいだけ。 おびやかさないで)気まぐれに口を開くと、ん? あれ?ひどくあまったるいグミの味。思考がこぽり、 帳が下りる。.o゚