夕闇へと至らぬ中を行く進まぬ景色に変わらぬ色合い。まるで誰かの望みの様黄土の色のみ支配する。冥途に向かう気さえする旅と言うのは始まった途端に終わりに近づくようなものだ黄昏が昼と夜の中間ならば。始まりも終わりも見えない色だった>>219世良見つけた姿は馴染みのおのこクラスでも特別絡むそやつに近付けば「わっ」と大声一つ食らわしてやろう