リスは開眼した。必ず、かの滴水成氷を除かなければならぬと決意した。リスには人心がわからぬ。リスは、星狩りの森の哺乳類である。木の実を集め、貯蓄に悦を見出だしながら暮して来た。けれども萌えに対しては、初体験であった。おにいはズルいって!!